OneNoteが同期されない原因と直し方|エラーコード早見表つき

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OneNoteで「同期できませんでした」とエラーが表示され、ノートが更新されなくなることがあります。会議メモや業務ノートが反映されないと、かなり焦りますよね。

 

筆者もクライアント案件のノートブックで突然同期が止まり、原因特定に手間取った経験があります。

 

この記事では、OneNoteの同期エラーが起きる原因と、エラーコード別の対処法を早見表つきでまとめました。基本の確認から最終手段まで順番に解説しているので、上から試していけば解決できるはずです。

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OneNoteが同期されない主な原因

OneNoteの同期トラブルは、大きく分けると4つの原因に集約されます。エラーコードが表示されている場合は、次のセクションの早見表から直接対処法へ進んでもかまいません。

ネットワーク接続の不安定さ

OneNoteはOneDriveまたはSharePoint経由でクラウドと同期しています。Wi-Fiが不安定だったり、社内プロキシやファイアウォールが通信をブロックしていると、同期が止まる原因になります。

 

VPN接続中に同期が失敗するケースも少なくありません。テレワーク環境では特に注意が必要でしょう。

アカウント認証の不整合

パスワードを変更した直後や、多要素認証(MFA)の設定変更後に同期エラーが発生しやすくなります。Windowsに保存された古い資格情報が残っていると、認証が通らず同期がブロックされるためです。

ローカルキャッシュの破損

OneNoteはPC内にキャッシュファイルを保持しており、このファイルが破損すると同期処理自体が正常に動作しなくなります。PCの強制終了やWindows Updateの直後に発生しやすい傾向があります。

OneNote for Windows 10のサポート終了

「OneNote for Windows 10」は2025年10月にサポートが終了し、現在は読み取り専用モードになっています。このバージョンを使い続けていると、新規作成・編集・同期のすべてができません。

 

現在利用すべきアプリは、Microsoft Storeで入手できる「OneNote」(デスクトップ版)です。Microsoft 365の契約がなくても無料で使えるので、まだ移行していない方は早めに切り替えてください。

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まず試すべき基本の対処法3つ

エラーコードが出ていない場合や、どこから手をつけるか迷ったときは、まずこの3ステップを順番に試してみてください。これだけで解決するケースが多いです。

 

🔄
OneNote同期エラー|基本の対処フロー
🌐
STEP 1
Web版で
データ確認
→
⌨️
STEP 2
Shift+F9で
手動同期
→
🔑
STEP 3
サインアウト
→再サインイン
ここまでで約7割の同期エラーが解消

STEP 1:Web版で最新データを確認する

最初にやるべきことは、OneNote Web版にサインインして、ブラウザ上にノートが正しく表示されるか確認することです。

 

  • Web版で最新データが見える場合 → PC側のアプリやキャッシュに問題があります。STEP 2以降へ進んでください。
  • Web版でもデータが古い場合 → サーバー側の問題や、元の編集デバイスが同期できていない可能性があります。別のPCやスマホから確認してみましょう。

STEP 2:手動同期を実行する(Shift+F9)

OneNoteデスクトップアプリで Shift+F9 を押すと、手動で同期が実行されます。自動同期のタイミングを待たずに即座に同期処理が走るので、まずはこれを試してみてください。

 

もしくは、[ファイル]→[情報]→[同期状態の表示]から、エラーが出ているノートブックを特定し「今すぐ同期」をクリックする方法もあります。ここでエラーコードが表示される場合は、次のセクションの早見表を参照してください。

STEP 3:サインアウト→再サインインする

認証情報のリフレッシュで解決するパターンは非常に多いです。以下の手順で試してみましょう。

 

  1. OneNoteで [ファイル]→[アカウント] を開く
  2. [サインアウト] をクリック
  3. OneNoteを完全に終了する(タスクバーの通知領域も確認)
  4. OneNoteを再起動し、同じアカウントでサインインし直す

 

パスワードを最近変更した方は、この手順で認証の不整合が解消されるはずです。

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エラーコード別の対処法|早見表と詳細手順

OneNoteの同期エラー画面にはエラーコード(0xで始まる英数字)が表示されることがあります。コードが分かっている場合は、以下の早見表から対処法を確認してください。

エラーコード 意味 主な対処法
0xE0000024 認証・資格情報エラー 再サインイン+資格情報マネージャーのクリア
0xE000005E セクションの参照エラー 新セクションへページを移動
0xE4010641 ネットワーク切断 接続確認+ファイアウォール設定の見直し
0xE40105F9 ビルド非対応(バージョン古い) Office/OneNoteを最新版に更新
0xE0001004 セクション同期失敗(容量超過等) 大容量ページの分割+ごみ箱の空化

0xE0000024:資格情報マネージャーをクリアする

再サインインだけで解決しない場合は、Windowsに保存されている古い資格情報を削除します。

 

  1. スタートメニューで「資格情報マネージャー」と検索して開く
  2. 「Windows 資格情報」タブを選択
  3. 一覧から「OneDrive」「MicrosoftOffice」に関連するエントリを探す
  4. 該当エントリの「削除」をクリック
  5. OneNoteを再起動し、再度サインインする

 

なお、OneDriveのサインインにも問題が出ている場合は「OneDriveサインインできない原因と5つの直し方【2026】」もあわせて確認してみてください。

0xE000005E:新しいセクションにページを移動する

このエラーは特定のセクションだけが壊れている場合に発生します。ノートブック全体ではなく、問題のセクションだけを切り離す方法が安全です。

 

  1. [ファイル]→[情報]→[同期状態の表示]で、エラーが出ているセクションを特定する
  2. 同じノートブック内に新しいセクションを作成する
  3. エラーのセクションからページを選択し、右クリック →「移動またはコピー」で新セクションへ移す
  4. 新セクションが正常に同期されたら、古いセクションを削除する

 

移動前に必ずWeb版で最新データが保存されていることを確認してから作業してください。

0xE4010641:ネットワークとファイアウォールを確認する

まずはWi-Fiの切断→再接続、またはスマートフォンのテザリングなど別の回線で同期できるか試してみましょう。これで同期が通る場合、社内ネットワークやセキュリティソフトがOneNoteの通信をブロックしている可能性が高いです。

 

企業環境で発生している場合は、IT管理者にOneDrive・SharePointへのアクセスが許可されているか確認を依頼してください。

0xE40105F9:OneNote/Officeを最新版に更新する

「ビルド非対応」のエラーは、OneNoteのバージョンが古すぎてサーバー側から拒否されている状態です。以下の手順で更新してください。

 

  1. OneNoteで [ファイル]→[アカウント] を開く
  2. 「更新オプション」→「今すぐ更新」 をクリック
  3. 更新が完了したらOneNoteを再起動して同期を確認

 

更新オプションが表示されない場合は、Windows Update(設定 → Windows Update)から最新の更新プログラムを適用してみてください。

0xE0001004:大容量ページの分割とごみ箱のクリア

このエラーは、セクションの容量が大きすぎてサーバーとの同期に失敗している場合に発生します。

 

  1. 高画質な画像や大量のPDFファイルが貼り付けられた「重いページ」を探し、別の新しいページに分割する
  2. OneNoteの [履歴]タブ → [ノートブックのゴミ箱] を開く
  3. 過去に削除した大容量ファイルが残っている場合は、右クリックして完全に 「削除」 する

 

ごみ箱の中身も同期の対象となって負担をかけるため、エラーが起きた際は空にすることで解決しやすくなります。

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それでも直らない時の最終手段

基本の対処法とエラーコード別の手順で解決しなかった場合は、以下の方法を試してください。

いずれもデータに影響する可能性があるため、作業前にWeb版でノートが正常に表示されることを必ず確認してから進めましょう。

キャッシュフォルダを削除する

OneNoteのローカルキャッシュを丸ごと削除し、クラウドからデータを再ダウンロードさせる方法です。

キャッシュ削除の手順

STEP 1
OneNoteを完全に終了(タスクマネージャーからも終了)
STEP 2
Win+R →「%localappdata%\Microsoft\OneNote\16.0」を入力
STEP 3
「cache」フォルダを削除(不安なら名前を「cache.old」に変更)
STEP 4
OneNoteを再起動 → クラウドから自動でデータ再取得
✓
キャッシュ再構築後、正常に同期が再開

重要:キャッシュを削除するとクラウドに同期されていない編集内容は失われます。作業前にWeb版でデータの最新状態を必ず確認してください。

Officeのオンライン修復を実行する

OneNote自体のプログラムファイルが破損している場合は、Officeの修復機能で復旧できることがあります。

 

  1. 設定 → アプリ → インストールされているアプリ を開く
  2. 「Microsoft 365」または「Microsoft Office」を探し、「…」→「変更」をクリック
  3. 「オンライン修復」を選択して実行する(所要時間は15〜30分ほど)
  4. 修復完了後にPCを再起動し、OneNoteの同期を確認する

 

「クイック修復」では直らないケースが多いため、最初から「オンライン修復」を選ぶのがおすすめです。

ノートブックを閉じて開き直す

同期が完全に詰まってしまった場合は、ノートブック自体を一度閉じてからクラウド側から開き直す方法が有効です。

 

  1. Web版(onenote.com)でノートが最新状態であることを確認する
  2. デスクトップアプリで [ファイル]→[情報] を開く
  3. 該当ノートブックの 「設定」→「閉じる」 をクリック
  4. Web版でノートブックを開き、画面上部の 「編集」→「デスクトップ アプリで開く」 (または直接「デスクトップ アプリで開く」)をクリック

 

この操作でローカルのキャッシュがリセットされ、クラウドからクリーンな状態で再ダウンロードが始まります。OneDriveの同期自体にも問題がある場合は「OneDrive同期できない原因と直し方|止まる・エラーを症状別に解決」も参照してください。

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Q&A【よくある疑問まとめ】

Q. OneNoteの同期頻度はどのくらい?手動で同期しないとダメ?
A. OneNoteは通常、数秒〜数分おきに自動で同期が実行されます。手動操作は基本的に不要ですが、大きなファイルを貼り付けた直後や、ネットワークが不安定な環境では自動同期が遅れることがあります。すぐに反映させたい場合は Shift+F9 で手動同期を実行してください。筆者の環境(Microsoft 365 + 光回線)では、通常のテキスト編集なら5秒以内に同期が完了しています。
Q. スマホのOneNoteとPCで同期されないのはなぜ?
A. スマホとPCで同じMicrosoftアカウントにサインインしていることが大前提です。異なるアカウントでログインしていると当然同期されません。アカウントが同じなのに同期されない場合は、スマホ側のOneNoteアプリを開いて手動で下にスワイプ(プルリフレッシュ)してみてください。それでも反映されないときは、スマホ側でOneNoteアプリのキャッシュクリア(設定→アプリ→OneNote→ストレージ→キャッシュを削除)を試すと改善することが多いです。
Q. 同期エラーでノートのデータが消えることはある?
A. 同期エラー自体でクラウド上のデータが消えることは基本的にありません。ただし、同期が未完了のまま「ノートブックを閉じる」操作をすると、ローカルにしかない編集内容が失われるリスクがあります。対処法を試す前に必ずWeb版(onenote.com)で最新のデータが保存されているか確認するクセをつけておくと安心です。万が一データが消えた場合でも、OneDriveのごみ箱やバージョン履歴から復元できる可能性があるので、慌てずに確認しましょう。
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まとめ

OneNoteの同期エラーは、以下の手順で段階的に切り分けると効率よく解決できます。

 

  1. Web版でデータの状態を確認する(アプリ側の問題かサーバー側の問題かを切り分け)
  2. Shift+F9で手動同期 → 再サインインを試す
  3. エラーコードが出ていれば早見表から対処法を特定する
  4. 解決しなければキャッシュ削除またはOffice修復を実行する

 

また、「OneNote for Windows 10」をまだ使っている方は、2025年10月のサポート終了で同期が停止しています。最新の「OneNote」デスクトップアプリへの移行を最優先で対応してください。

 

OneDrive・SharePoint側の同期設定については、以下の関連記事もあわせて確認しておくと安心です。

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