Teams音声が途切れる・ノイズが入る原因と直し方【完全ガイド】

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「さっきまで普通に話せていたのに、突然ノイズが入るようになった。」

 

フリーランスのブロガーとして毎日オンライン会議をこなす私も、この症状に何度か悩まされてきた。特に締め切り前のクライアント通話で起きると、冷や汗をかく。

 

音声が途切れる・ノイズが入るトラブルは、「音が出ない」とは原因がまったく異なる。なのに検索すると「音が聞こえない」系の記事ばかりヒットして、解決策にたどり着けないことが多い。

 

この記事では、Teams会議中の音声劣化に絞って、原因の切り分けから対処法まで順番に解説する。「まずどこを疑えばいいか」という視点で読み進めてほしい。

なお、Teamsでそもそも音が出ない・マイクを認識しない場合は、下記の記事が参考になる。

Teams音が聞こえない原因とマイクを認識しない直し方【2026年版】

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まず確認|音声劣化の「タイプ」を見極める

対処法を試す前に、自分の症状がどのパターンかを把握しておくと、無駄な手順を省ける。

症状 主な原因 確認ポイント
ブツブツと途切れる ネットワーク帯域不足・パケットロス Wi-Fi電波強度・回線速度
「ザー」「ジー」というノイズ マイクの物理的ノイズ・USB電源干渉 有線/無線の切り替え・接続ポート
自分の声がエコーして聞こえる 排他モード・音響エコー処理の誤設定 Teams側のノイズ抑制設定
声がロボット声・機械音になる GPUアクセラレーション・コーデック問題 Teamsアプリ設定・ドライバー
Bluetooth接続時のみ劣化 2.4GHz帯干渉・接続プロファイル Wi-Fi周波数帯・Bluetooth距離

症状が複数重なる場合は、ネットワーク起因を最初に疑うのが鉄則だ。最も発生頻度が高く、他の原因と切り分けやすいからだ。

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原因①|ネットワークの帯域不足とパケットロス

Teams音声が途切れる原因の大半は、回線品質の問題だ。ただし「速度が遅い」だけが問題ではない点に注意してほしい。

 

速度(Mbps)は十分でも、パケットロス(データの欠損)やジッター(遅延のゆらぎ)が大きいと、音声はブツブツと途切れる。これは測定サイトの速度テストだけでは確認できない。

Teams会議中に帯域品質を確認する方法

Teamsには会議中のネットワーク品質を確認できる機能が内蔵されている。

Teams — 通話品質の確認ルート

1
会議中に画面右上の「…(もっと見る)」をクリック
2
「設定」→「通話の統計情報」を選択
3

「パケットロス」と「ジッター」の数値を確認

パケットロス
1%未満 → 正常
3%以上 → 要対処
ジッター
30ms未満 → 正常
50ms以上 → 要対処
数値が基準を超えている → ネットワーク起因の途切れと確定

数値が悪い場合、まず試したいのが有線LAN(LANケーブル)への切り替えだ。Wi-Fiの不安定さが解消されるだけで、ほとんどのケースで途切れが止まる。

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原因②|Wi-Fi周波数帯の干渉(見落とされがちな盲点)

有線LANに切り替えられない環境の人に、ぜひ知っておいてほしい設定がある。

 

Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の周波数帯がある。多くのPCは自動で接続するが、電子レンジや他のBluetooth機器と干渉しやすい2.4GHz帯に知らず知らず接続していることがある。

比較項目 2.4GHz帯 5GHz帯
速度 遅め 速い
干渉しやすさ 🔴 高い(電子レンジ・Bluetoothと競合) 🟢 低い
Teams会議向き △ 不向き ◎ 推奨
見分け方(SSID) 名前に「G」や「2G」が付くことが多い 名前に「A」や「5G」が付くことが多い

タスクバーのWi-Fiアイコンから接続中のSSID名を確認し、5GHz帯の接続先に切り替えるだけで、音声の安定度が大きく改善するケースがある。

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原因③|Teamsのノイズ抑制設定が逆効果になっている

Teamsには「ノイズ抑制」機能が搭載されているが、設定が強すぎると声まで削ってしまうことがある。低い声の人や、早口で話す人に起きやすい症状だ。

ノイズ抑制の設定を変更する手順

🎛️
Teamsノイズ抑制 — 設定変更ルート
1
Teamsを開き、右上の「…」→「設定」をクリック
2
左メニューから「デバイス」を選択
3

「ノイズ抑制」の項目を「高」→「低」または「オフ」に変更

「高」に設定していると、声の一部をノイズと誤判定して削ることがある
次の会議から設定が反映される。症状が改善するか確認する

ノイズ抑制を「低」にしても周囲の環境音が気になる場合は、物理的にマイク付きイヤホンを使うほうが根本的な解決になる。スピーカーとマイクを別々にすることで、エコーやハウリングも防げる。

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原因④|GPUアクセラレーションによる音声コーデックの競合

「声がロボットっぽくなる」「音が機械的に歪む」という症状の場合、GPUのハードウェアアクセラレーションが原因のことがある。

 

TeamsはGPUを使って映像処理を行うが、これがオーディオコーデックと競合することがある。解決策は、Teams側でGPUアクセラレーションを無効化することだ。

 

手順:Teams設定 →「全般」→「GPUハードウェアアクセラレーションを無効にする」にチェック → Teamsを再起動

 

再起動後、声の歪みが解消されれば原因確定だ。映像描画が若干重くなる可能性はあるが、音声品質が優先される会議用途では有効なトレードオフだ。

 

Teamsのカメラや映像まわりのトラブルは、下記も参考になる。
Teamsカメラ映らない原因別の直し方を完全ガイド!【2026】

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原因⑤|Bluetooth接続時の2.4GHz帯干渉

BluetoothイヤホンでTeams会議に参加していて音声が途切れる場合、原因の多くはWi-Fiの2.4GHz帯とBluetoothの電波が同じ周波数帯で干渉していることだ。

この干渉は、物理的な距離やルーターとの位置関係で症状の出方が変わるため、特定しにくい。

 

対処法は2つある。

  • Wi-Fiを5GHz帯に切り替える(前述の原因②を参照)
  • 有線接続のイヤホンに切り替える

 

重要な会議では、Bluetoothイヤホンではなく3.5mmジャックの有線イヤホンを使うのが最も確実な手段だ。

 

Bluetoothの接続が安定しない症状全般については、こちらが詳しい。
WindowsでBluetooth接続が切れる・繋がらない原因と直し方【2026】

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原因⑥|VPNを使っているときのルーティング遅延

会社のVPN(仮想プライベートネットワーク)を経由してTeams会議に参加している場合、VPNサーバーを音声データが迂回することで遅延が生じ、途切れにつながることがある。

確認方法は簡単だ。VPNを一時的に切断した状態で会議に参加してみて、症状が改善するかを見るだけでいい。改善した場合は、VPN経由なしでTeamsに接続できるかIT部門に確認することを勧める。

 

多くの企業VPNでは「スプリットトンネリング」(Teamsなど特定のアプリはVPNを経由しない設定)が利用できるが、これは社内の設定に依存するため個人では変更できないことが多い。

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原因⑦|オーディオドライバーの不具合

上記を全部試しても改善しない場合、オーディオドライバーの不具合が疑われる。特に、Windows Updateの直後から症状が出た場合は可能性が高い。

対処法は、デバイスマネージャーからドライバーを一度アンインストールして、再起動で自動再インストールさせることだ。

🔄
デバイスマネージャー — オーディオドライバー再インストール手順
スタートボタン右クリック

デバイスマネージャー
📋 デバイス マネージャー
▶ ディスプレイ アダプター
▼ サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー
🔊 Realtek(R) Audio
ドライバーの更新
← デバイスのアンインストール
🗑️
アンインストール
古いドライバーを削除
🔁
再起動
Windowsが自動インストール
最新ドライバー
音声が正常に動作

Windowsのマイクが全般的に不安定な場合は、こちらも確認してほしい。
Windowsマイクが認識しない・使えない原因と直し方【2026年版】

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対処法をまとめて確認|症状別チェックリスト

✅ チェック項目 対応する症状 難易度
Teams内でパケットロス・ジッターを確認した 途切れ全般 ★☆☆
有線LANに切り替えた 途切れ・ブツブツ ★☆☆
Wi-Fiを5GHz帯のSSIDに切り替えた 途切れ・Bluetooth干渉 ★☆☆
Teamsのノイズ抑制を「低」または「オフ」にした 声が削れる・エコー ★☆☆
GPUハードウェアアクセラレーションを無効にした ロボット声・歪み ★★☆
Bluetoothから有線イヤホンに切り替えた Bluetooth時の途切れ ★☆☆
VPNを一時切断して症状を確認した 遅延・途切れ ★☆☆
オーディオドライバーを再インストールした 全般(特にUpdate後) ★★☆
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まとめ

Teams会議の音声が途切れる・ノイズが入る場合、原因は大きく「ネットワーク」「Teams設定」「デバイス・ドライバー」の3層に分かれる。

 

  • まずTeams内の通話統計情報でネットワーク品質を数値で確認する
  • ネットワークに問題がなければノイズ抑制・GPUアクセラレーションの設定を見直す
  • それでも改善しなければドライバーの再インストールを試す

 

この順番で進めると、原因の特定と解決が効率よくできる。症状が複数重なっている場合でも、ネットワークの切り分けを先に行うことで無駄な作業を省ける。

Teams全体のトラブルについては、こちらの関連記事もあわせて参照してほしい。
Teams音が聞こえない原因とマイクを認識しない直し方【2026年版】
Teamsカメラ映らない原因別の直し方を完全ガイド!【2026】

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