「事実誤認がある」との指摘が殺到して話題になっていた書籍『ゲームの歴史』(講談社)全3巻が、販売中止になったことが明らかになりました。
「ゲームの歴史」絶版確定転売祭り。ハイエナみたいな連中やな pic.twitter.com/8rLqG0UHaP
— クーロン黒沢 (@kurosawa6502) April 7, 2023
同書は2022年11月に講談社から発売。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で知られる岩崎夏海さんと、『「こち亀」社会論』などを手掛けた稲田豊史さんが著者として名を連ねていました。
いったいどのような間違いがあったのでしょうか?
書籍:ゲームの歴史とは?
書籍「ゲームの歴史」はその名の通り、ゲームの歴史を網羅的にまとめた内容でした。
様々なゲームハードやタイトル、近年注目を集めているe-Sports、ゲーム実況、ソーシャルゲームのガチャ文化などがまとめられていました。
しかし、『ゲームの歴史』にはゲームにそれほど詳しくない人でも突っ込みができるほど初歩的な間違いが多く、発売直後からネット上でゲーマーを始め、業界人からも指摘が相次ぐ事態となりました。
同書を改訂するとなれば、すべて白紙に戻して書き直すレベルの修正が必要とする識者もいました。
元記事見ると間違ってないような↓
ゲームの歴史の炎上は
「まんが日本の歴史」のような
小中学生が対象とする本なのに
(ゲームの歴史は間違いだらけだから)
専門家から突っ込みが殺到した https://t.co/l410vMzvuH pic.twitter.com/rRK0xE3pb6— 筐体ヶ原キバ子🕹Vtuber レトロゲーム (@kyoutaigahara) March 28, 2023
書籍「ゲームの歴史」間違い内容一覧まとめ
まず、ゲームの歴史の間違いないようですが、事実誤認というよりも、自説のための恣意的な捻じ曲げと言っても良いくらいの内容と指摘されています。
ある部分では「固有名詞以外はすべて間違い」という箇所もあったそうです。
間違いが多すぎて話にならないというレビューもありました。
書籍『ゲームの歴史』。第三巻第17章の「任天堂の復活」だが、GBAが黙殺されているのがムズムズする。「任天堂は三度の黄金期を築いた」というストーリーを書くために、据置機で首位を失った時期も携帯機市場でGBAが成功していたことは都合が悪いため、著者は意図的に無視したとしか思えない。 pic.twitter.com/Py8guojkcp
— loderun (@loderun) April 2, 2023
ざっくり箇条書きにしても100行で終わらんくらい間違いがある
ソース不明の記述も多く、間違っている文章だらけ。
ろくに調べもせずにまた聞き程度の内容を作者の脳内で色々と補完したとしか思えません。
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