2022年5月17日放送の『ザ!世界仰天ニュース』では中江滋樹さんが取り上げられます。
中江滋樹さんは「兜町の風雲児」といわれ、巨額の詐欺事件「投資ジャーナル事件」を起こして逮捕されました。
中江滋樹さんの愛人だったといわれているのが、元アイドルで歌手・女優として活動していた倉田まり子さんです。
そこで今回は倉田まり子さんについてまとめていきます。
倉田まり子の若い頃
本名:坪田真理子(つぼた まりこ)
生年月日:1960年11月20日
年齢:61歳
出身地:長崎県諫早市
血液型:B型
職業:キャリアカウンセラー 実業家 元歌手
家族構成:娘
倉田まり子さんは1978年にNHK「レッツゴーヤング」のレギュラーとして芸能界デビュー。
翌1979年に「グラジュエイション」で歌手デビュー。
可愛らしい顔立ちに、抜群のプロポーション、透き通るトパーズボイスでファンを魅了し人気となります。
シングル3曲目「HOW!ワンダフル」が大ブレイクし、日本レコード大賞新人賞などを受賞します。
歌手としてこれからも大活躍していくかに思えましたが、1985年に芸能界を引退していしまいます。
彼女の芸能界引退のきっかけとなったのが、中江滋樹が関与した「投資ジャーナル事件」です。※詳しくは後述
現在は本名・坪田まり子で活動
倉田まり子さんは現在、本名の坪田まり子で活動されています。
倉田まり子さんは芸能界引退後に本名・坪田まり子として国際法律事務所の秘書になります。
その後、大手資格予備校講師+執行役員と順調にキャリアを積んでいきます。
そして、予備校講師の経験を生かして、キャリアカウンセラーに転身し、2003年に独立して企業します。
現在は、プロフェッショナルキャリアカウンセラーと名乗っています。
こちらが現在の倉田まり子(坪田まり子)さんです。
「キャリアカウンセラー」としての権威的な立場になっており、さまざまな場所で手講演・研修活動を行い、多くの大学で非常勤講師も務めるキャリアウーマンになっています。
大学生協が発行している季刊「読書のいずみ」の最新号に、坪田まり子さんのエッセー。現在は東京学芸大学の特命教授など、いろいろ教育とも関わっているようだ。坪田まり子さんがかつてどんな仕事をしていたか、今の大学生は知らないだろうなあ。ここに至るまで、相当な苦労があったのだろうなあ。 pic.twitter.com/ZfB0jA5Hmv
— アラジン (@aladdin7400) April 10, 2021
セカンドキャリアを見事に成功させていますね~
キャリアカウンセラーが天職だったのかもしれません。
現在はマスコミとは距離を置く姿勢を取っており、公式ウェブサイトのプロフィールにも芸能生活時代のことは記載されていないようです。
ただ、ファンサイト主宰者らによる同窓会に参加するなど、当時のファンと交流することもあるみたいです。
倉田まり子の結婚と旦那
倉田まり子さんは芸能界引退後の1996年に1歳年上の医療機器メーカーに勤める一般男性と結婚します。
結婚した翌年には娘さんも生まれます。
しかし、現在は既に離婚しているという情報がありました。
具体的な離婚時期なども不明となっているので、離婚したのが事実かどうかは不明です。
倉田まり子さんの引退後に本名で起業などしているため、表の情報は確認できましたが、
プライベート関連については詳細な情報はありませんでした。
倉田まり子さんの家族は現在は娘さんが1人だけで、2022年現在の年齢は25歳前後になります。
元旦那さんと娘さんの名前や顔画像は不明でした。
投資ジャーナル事件とは?
歌手として大活躍していた倉田まり子さんですが、一枚の写真がきっかけで芸能界を引退することになります。
問題の写真は週刊誌「フライデー」の創刊準備号に掲載された上記の倉田さん(当時23歳)と髭面の男性のツーショット画像です。
掲載された写真は赤坂の料亭の一室で撮られたもので、髭面の男性は「兜町の風雲児」といわれた投資ジャーナルグループ会長・中江滋樹氏(当時30歳)です。
当時、投資ジャーナル社は、自社が発行する証券雑誌で株式売買のテクニックを披露するとともに、雑誌上で推奨銘柄を買うと偽り、利用者から500億円以上の現金を詐取。
倉田さんとの写真が掲載される直前の1984年8月24日に中江氏は警察に摘発されます。
倉田さんは1984年1月に東京・目黒に新居を購入しており、およそ7000万円とされる代金を小切手で支払っていました。
倉田さんが中江氏の愛人で、愛人になった見返りに新居を購入してもらったのではないかと噂になります。
マスコミは裏付け作業もとらずに、倉田さんが中江氏の愛人であり、投資ジャーナル事件で集められた現金の一部が倉田さんの新居購入金に流れたと記事を書きます。
結論から申すと、2人が愛人関係だったことや、中江氏に自宅を購入して貰ったというのは全くのデマ、事実無根でした。
倉田まり子と中江滋樹の関係
倉田まり子さんは週刊誌のデマ記事について、記者会見を開き、愛人関係ではないと説明します。
中江氏との愛人関係を否定し、
新居の購入も中江氏からの贈与ではなく、月50万円の返済計画もきちんと立てていたと釈明。
記者会見後に「芸能プロダクションとの契約料を担保にした融資」であることが証明されて、中江氏と倉田まり子は愛人関係ではなかったことが判明します。
中江滋樹氏は「FRIDAY」に掲載された倉田まり子さんとのツーショット写真について説明しています。
中江滋樹氏は当時の部下から、新たに「パルム」という情報雑誌を創刊するにあたり3000万円を出資して欲しいと頼まれ、「創刊号の表紙とインタビューに倉田まり子さんを使い、そのインタビューに自分を同席させる事」という条件で出資に応じたそうです。
流出したツーショット画像はそのときのもので、中江氏は倉田さんのファンだったみたいです。
倉田さんの疑惑は晴れましたが、「倉田まり子=中江滋樹の愛人」「倉田まり子=投資ジャーナル事件」とと世間のイメージが定着してしまいます。
中江氏の関与した『投資ジャーナル事件』に巻き込まれる形となってしまった倉田さんは、芸能界が嫌になり引退したといわれています。