2025年夏の甲子園で注目される投手の一人である吉田大輝選手（金足農業3年、投手）。
兄であるオリックス・吉田輝星（2018年甲子園準優勝投手）の背中を追い、2年生から背番号「1」を背負い、2年連続で甲子園出場を果たしました。
本記事では吉田大輝選手について詳しくまとめていきます。
吉田大輝の身長
お兄ちゃん吉田輝星を応援してた少年
金農エース吉田大輝くん大きくなったなー
初戦は沖縄尚学！
倒してくれ！！#金足農業#甲子園 pic.twitter.com/CGmO50uJYA— ❄️冬城 雪❄️Sinceyou…POTALA (@YukiSinceyou) August 3, 2025
2025年8月時点の吉田大輝選手の身長は179cm、体重は85kgです。
兄の高校時代は176cm、81kgと身長は3cm、体重は4kg上回っています。
兄の輝星は「金農旋風」を巻き起こしたスター。大輝も「新しい金農旋風」を目指し、兄を超える結果を目標に掲げています。
吉田大輝の球速
吉田大輝選手の球速は、常時140キロ前半で、最速146キロです。
・高校2年時（2024年）
2024年夏の秋田大会および甲子園では、常時130キロ台後半から140キロ前半、最速144キロを記録。この時期は、ストレートのキレと回転数は評価されたものの、制球や高めの球の被打率が課題として指摘されていました。
・高校3年時（2025年）
2025年夏の秋田大会では、常時140キロ前半、最速146キロに到達。1年間で球速が若干向上し、特に直球の伸びと回転数の向上が見られた。
変化球は120キロ前後の縦横スライダー、100キロ台のカーブ、120キロ前後のチェンジ、120キロ台のフォーク。
140キロを超えるストレートと豊富な変化球のコンビネーションが持ち味です。
吉田大輝のwiki経歴
吉田大輝選手は2007年4月23日生まれの 秋田県潟上市出身です。
小学3年から「天王ヴィクトリーズ」で野球を始めます。
兄・輝星の影響で野球に興味を持ち、当時小学5年生の時に兄が金足農業で「金農旋風」を巻き起こした2018年夏の甲子園をアルプススタンドで応援。
この経験が野球への情熱を深めるきっかけになります。
中学時代は 潟上市立天王中学校の軟式野球部に所属。
目立った全国大会出場などの記録は公開情報に少ないが、兄と同じく金足農業への進学を目指し、投手としての基礎を築きます。
金足農業高等学校に進学し、1年夏からベンチ入り。
2年生の夏の秋田大会で背番号「1」を獲得。エースとして活躍し、6年ぶりの甲子園出場を決めます。
甲子園1回戦（西日本短大付戦）では9安打5失点を喫し、4-6で敗退。全国レベルの厳しさを痛感し、「情けない結果」と悔しさをバネに成長を誓います。
3年生の夏の秋田大会でエースとして君臨。5試合中4試合に先発し、34回を投げて3失点と抜群の安定感を見せ、甲子園出場を決めました。
スカウト評価は？
吉田大輝選手はプロ志望を公言しています。
スカウトから「完成度が高く、勝てる投手」と評価されていますが、制球力や変化球（特にスライダー）の精度向上が課題とされています。
・球速: 常時140キロ前半、最速146キロ（2025年時点）。高回転の直球が武器。
・変化球: スライダー中心。精度向上がプロ入りへの課題。
・投球スタイル: 勝負強いメンタルとタフネスが特徴。
具体的なスカウトの評価コメント
中日・岡野スカウト: 「完成度が高く、勝てる投手」と高評価。2025年7月20日の秋田大会準決勝（金足農1-0ノースアジア大明桜）での完封勝利を視察し、安定感と勝負強さを称賛。
セ・リーグスカウト（匿名）: 2024年甲子園での西日本短大付戦（7回9安打5失点、154球）を視察し、「見た目やマウンドでの雰囲気は兄・輝星に似ている。背が高く、体もがっちりしている」とコメント。2年生時の評価ながら、身体能力の高さを認める。
DeNAスカウト: 2025年ドラフト候補として、吉田大輝を高校生投手上位クラスに評価。甲子園での投球に注目しているとの声。
