県立岐阜商業高校野球部の横山温大選手(3年)が話題になっています。
【野球】生まれつき左手の指が欠損、県岐阜商の横山選手 決勝の出塁率100%、磨いた独自打法で攻撃支える
岐阜県立岐阜商業高等学校、横山温大さん
岐阜大会では6試合全てで安打を放ち、19打数10安打と大活躍。カッコ良すぎるよ#第104回全国高校野球選手権大会 #甲子園 pic.twitter.com/RCulg9d1k2— まめ🐼海外駐在xMBA→ゆるふわ (@chuzaiina) August 3, 2025
彼は生まれつき左手の指がはにハンディを抱えながら、レギュラーの座をつかみ、2025夏の甲子園に出場します。
3年夏の岐阜県大会ではチームトップの打率.526をマークし、優勝、甲子園出場に貢献しています。
本記事では横山温大選手について詳しくまとめていきます。
横山温大(県岐商)の守備動画
岐阜県立岐阜商業高等学校、横山温大さん
・外野の守備では、右手でグラブをして捕球→素早く持ち替えて右手で投げる
・打撃は、右腕だけでも打てるよう左打ちに転向ハンデを抱えながら、超名門高校でレギュラーとなり大活躍#第104回全国高校野球選手権大会 #甲子園 pic.twitter.com/eANiLxU5h6
— まめ🐼海外駐在xMBA→ゆるふわ (@chuzaiina) August 3, 2025
横山温大選手のポジションは外野手兼一塁手です。
生まれつき左手の指がない先天性のハンディを抱えながらも、それを「武器」と捉え、独自のプレースタイルを確立しています。
外野の守備では、右手にグラブをして捕球し、素早く持ち替えて右手で投げます。
この「握り替え」を練習で磨き、スムーズに送球することが出来ます。
打撃面では左打を選択。右手一本でのコントロール力に加え、バットスイングも左手の押しを意識。下半身の安定感を活かしたスイングで広角に打ち分ける技術も持っています。
横山温大(県岐商)の中学
横山温大選手は各務原市立緑陽中学校の出身です。
中学時代は愛知江南ボーイズに所属しており、ピッチャーと外野手の二刀流でした。
投手の時は右手で投げるため、左手でグローブを着用してプレーしていたそうです。エースナンバー「1」を背負い、チームの主力として活躍していました。
打撃面では1日300~400回の素振りを継続し、握力が弱い左手の感覚を鍛えるため、バットの芯を叩く練習を繰り返していたそうです。
父親と母親
横山温大選手の家族は、父・直樹さん、母・尚美さん、兄・昂大さん、姉・香穂さんの5人家族です。
兄姉も野球経験者で、幼少期から大きな影響を受けたそうです。
父親は毎日の練習に付き合い、バッティングや守備練習をサポート。母親は野菜嫌いの横山選手のために、野菜を細かく刻んだカレーを作り、体づくりの面をサポートしています。
横山温大(県岐商)のwikiプロフィール
名前: 横山温大
生年月日: 2007年
出身地: 岐阜県各務原市
身長: 約175cm
体重: 約70kg
ポジション: 外野手(中学時代は投手兼外野手の二刀流)
投打: 右投左打
所属: 県立岐阜商業高等学校(3年生、2025年時点)
特徴: 先天的に左手の指がないハンディを抱えるが、それを活かした独自のプレースタイルで注目。特注グローブや「握り替え」技術で守備を行い、力強い左打ちで打撃でも活躍。
各務原市立那加第一小学校在学中、那加少年野球クラブで野球を始める(4年生から)。当初は右打ちだったが、左手の特性を活かし左打ちに転向します。
中学時代は愛知江南ボーイズで、エース兼3番打者として活躍。
中学時代は独自のグローブ使い分けや左打ちの技術を磨いた時期です。
中学卒業後は、県立岐阜商業高等学校に進学。
外野手としてレギュラー定着。2025年夏の甲子園に出場しています。