福里陽亘+河田博巳(矢沢永吉35億円事件犯人)の現在と顔写真や判決【仰天ニュース】

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2022年7月19日放送の【ザ・世界仰天ニュース】では矢沢永吉さんが被害にあった35億円事件が取り上げられます。

 

そこで今回は35億円詐欺事件の真相と犯人についてまとめていきます。

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【矢沢永吉】35億円詐欺事件

矢沢永吉さんが35億円の詐欺横領事件の被害者となったのは1998年のことです。

矢沢さんははオーストラリアのゴールドコーストで音楽学校やスタジオを作ろうと考えます。

そしてこのプロジェクトを信頼できる二人の男性部下に任せます。

一人は英語が話せて現地との交渉事をスムーズにできる現地担当者Kさん。

もう一人は不動産や金融関係の経験が豊富な現地責任者Hさん。

 

矢沢さんはプロジェクトをこの二人に任せ、定期的に報告を受けていました。

 

しかし、矢沢さんへの報告はすべて虚偽で、部下の二人は全く別のビジネスをしていました。

そのビジネスはリゾート開発事業への投資でした。

 

二人は矢沢さん所有のビルや土地を無断で金融機関に担保に入れ、融資を受けていました。

しかし、バブル崩壊の影響もあり、リゾート開発事業の投資は大失敗。

 

融資を返済できず、矢沢永吉さんの土地やビルが差し押さえられ、売却されてしまいます。

 

部下の二人は詐欺・横領などで逮捕されましたが、矢沢さんの土地が戻ってくるわけではありませんでした。

 

矢沢さんは約35億円もの借金を背負うことになってしまいました。

 

 

これはオーストラリア犯罪史上で2位の被害額だったそうです。

 

 

借金の返済

信頼していた部下二人に裏切られた矢沢さんはショックを受けますが、自分で借金完済を決意。

 

「だまされた矢沢が悪い」とマスコミからは激しいバッシングを受けますが反骨精神から自己破産は選択しなかったそうです。

 

いまの若い人達はこの事件について知らない人が多いでしょうが、マスコミはいちミュージシャンに多額の融資をした銀行と被害者である矢沢永吉さんを非難していました。

 

35億という金額からさすがに心折れかけたこともあったようですが、奥様の「YAZAWAならできる」って言葉で奮起できたとのこと。

 

家族に支えてもらいながら、ライブにCMや映画などにも出演して露出も増やしていきます。

 

そしてたった6年で借金を全額返済します。

35億円詐欺事件の犯人の名前は福里陽亘と河田博巳

矢沢さんは、1998年3月にオーストラリア証券監視委員会(ASC)に被害総額35億円の詐欺・横領事件として告訴。

部下のHとKは逮捕されました。

 

逮捕されたのは福里陽亘(はるのぶ)と河田博巳です。

 

福里陽亘は矢沢さんの事務所の元社員であり、長い間、金庫番を務めていました。

さいたま市出身で、矢沢さんより10歳年上。

矢沢さんの長年の友人でありビジネスパートナーでもありました。

 

 

河田博巳は元々ハワイでツアーコンダクターの仕事に就いており、ヘンリー河田と名乗っていました。

英語が堪能だったことから、現地での交渉役を任されていましたが、詐欺事件を引き起こしてしまいました。

 

 

矢沢さんは現地の2人から定期的に送られてくる報告書に不審な点があったため、現地調査に行きます。

すると、2人が数年前には現地法人が購入した土地や建物を無断で担保にして銀行融資を受け、それが返済できずに差し押さえられ、第三者に売却されていることを利知ります。

 

この事実を知った矢沢さんは、1998年3月に2人を告訴します。

 

福里陽亘+河田博巳の現在と顔写真や判決

逮捕された福里陽亘と河田博巳は実刑を受けますが、数年の服役だけで済んだようです。

福里は禁固4年の判決を受けるが、1年で仮釈放。

河田氏は禁固10年。こちらも、3年4か月で仮釈放となったみたいです。

 

 

2003年当時福里陽亘が66歳、河田博巳が53歳という情報がありました。

 

人気ロック歌手矢沢永吉さんがオーストラリアでのビル建設計画をめぐり
約35億円をだまし取られたと訴えた事件で、
ブリスベーンの裁判所は13日、文書偽造、背任などの罪に問われた
さいたま市出身の不動産業、福里陽亘被告(66)に
禁固4年(実際の服役期間は1年)の判決を言い渡した。

同じ事件で詐欺罪などで公判中の元現地法人社員、
河田博巳被告(53)の判決は3月中に行われる見通し。
福里被告は、矢沢さんの事務所の元社員。
矢沢さんは保養地で有名なゴールドコーストに録音スタジオなどの入った
高層ビルの建設を計画。
しかし、両被告が無断で建設予定地を担保に
銀行から融資を受けて返済しなかったことなどが分かり、
矢沢さんの事務所が1998年にオーストラリア証券監視委員会に被害を届けた。
両被告は、公判で起訴事実を全面的に認めていた。

 

 

2022年現在福里陽亘が85歳、河田博巳が72歳ということになります。

 

2003年以降、福里陽亘と河田博巳についての続報はなく、現在の様子や生死についても不明でした。

また、2人の顔写真なども見つけることはできませんでした。

 

 

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