2025年10月10日、東京地下鉄(東京メトロ)株式会社は、前社長の山村明義取締役(社長在任期間:2017年6月から2025年6月まで)が、社員に対する不適切な言動を理由に同日付で取締役を辞任したと発表しました。
持ち株からのネガティブな開示で一番気になったのは東京地下鉄(9023)からの「取締役の異動(辞任)に関するお知らせ」
山村明義取締役は前社長で、小坂社長の現体制でもグループ戦略会議議長・人財育成サポーター
このポジションの人が辞任に追い込まれた「不適切な言動」の内容は気になりますね pic.twitter.com/6arMHUuNIM— 優待投資家Toshi (@toshi104_check) October 10, 2025
いったい、どのような不適切発言だったのでしょうか?
山村明義(東京メトロ)の不適切発言内容は何と言った?
東京メトロの前社長・山村明義氏の不適切言動に関する具体的な発言内容(例: 具体的な言葉や文脈)は、公表されていません。
ただし、社員の人格や能力を否定するような発言があったということです。
パワハラのだったと、明言はされていませんが、社内のモラル規範に照らして問題視されたとのこと。
経緯
- 通報の発生: 2025年8月、会社の内部通報窓口に「山村氏による社員への不適切な言動」に関する通報が寄せられました。
- 調査の実施: 東京メトロは外部の弁護士を起用し、聞き取り調査を実施。山村氏は調査に対し、不適切な言動の事実を認めました。
- 決定プロセス: 同社の指名・報酬委員会が辞任を妥当と判断し、取締役会で辞任届を受理。山村氏自身も調査過程で責任を重く受け止め、辞任の意向を示していました。
- 詳細の非公開: 不適切言動の具体的内容(例: パワーハラスメントの有無など)は、プライバシー保護の観点から公表されていません。
山村氏は東京メトロを2024年10月の東証プライム市場上場に導いた功労者であり、辞任するほどの不適切発言の内容に注目が集まっています。
しかし、気になる詳しい内容は非公表となっています。
山村明義(東京メトロ)のwiki経歴
山村明義氏(やまむら あきよし、1958年3月3日生まれ)は、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の元代表取締役社長として、同社の経営再建や2024年10月の東証プライム市場上場を主導した功労者として知られています。
技術畑出身ながら、経営学の修了や博士号取得を通じて、技術と経営の両面を強化してきました。
東京メトロでの職歴
山村氏は入社後、主に鉄道技術・運用部門で活躍し、徐々に経営層へ昇進。2004年の帝都高速度交通営団民営化(東京メトロ設立)時には人事部課長として社員の意識改革に携わりました。技術者としての基盤を活かしつつ、経営知識の不足を補うために学業を継続しています。
時期
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役職・主な役割
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1980年~
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入社後、鉄道技術・運用部門で勤務。
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2004年頃
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人事部課長(民営化時)。社員意識改革を推進。
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2006年
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筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群修士課程修了(平成18年度)。経営知識を習得。
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2016年3月期
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専務取締役 鉄道本部長(社長特命事項担当)。
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2017年6月
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代表取締役社長就任。以降、経営再建を主導。
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2025年3月
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代表取締役社長退任。取締役に就任(小坂彰洋氏が新社長)。
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2025年10月
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社員への不適切言動を理由に取締役辞任。
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山村明義の大学・高校の学歴
山村明義氏(元東京メトロ代表取締役社長)の高校および大学の学歴は以下の通りです。
時期
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学歴
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1976年
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静岡県立藤枝東高等学校 卒業
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1980年
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東北大学工学部土木工学科 卒業
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補足
- 高校: 静岡県立藤枝東高等学校は、静岡県藤枝市にある公立高校で、進学校として知られています。山村氏は静岡県出身で、同校を卒業後、東北大学に進学。
- 大学: 東北大学工学部土木工学科で学び、鉄道技術者としての基礎を築きました。卒業後、1980年に帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)に入団。
- 追加の学歴: 後年、2006年に筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群修士課程を修了(経営学)。また、千葉工業大学で博士号を取得し、鉄道技術と経営の融合を深めました。