山上徹也の生い立ちとwikipedia|母親の現在と判決予想と裁判

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2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件の犯人・山上徹也被告。

 

山上の凶弾に安部元首相が斃れてしまい、日本の歴史に残る大事件となってしまいました。

 

 

 

逮捕から3年以上が経過した2025年10月28日、遂に初公判が開かれます。

 

本記事では山上徹也の生い立ちと裁判についてまとめていきます。

 

 

 

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山上徹也の生い立ち

名前:山上徹也(やまがみ てつや)
住所:奈良県奈良市大宮町3丁目
出生地:三重県
年齢:45歳 2025年10月時点
職業:逮捕時は無職
職歴:2002年~2005年任期付き海上自衛官など
高校:大和郡山市の県立高校
家族構成:母親 妹  兄がいたが自殺

結婚歴:なし

 

山上徹也の生い立ち

山上徹也の母親は奈良県出身で、結婚を機に三重県に移住

三重県で山上徹也と3歳年下の妹が生まれる※兄もいたが、既に亡くなっている

山上の父親が早くに亡くなったことで、母親は子供を連れて地元の奈良市に戻る

母方の祖父が1人で住んでいた奈良市平松の一軒家で生活開始

祖父が亡くなってしまい、隣町に引っ越す。

経済的にも貧しい生活が始まり、1999年に祖父の家を売り払い、2002年には自己破産

1999年に山上徹也は大和郡山市にある県内有数の県立高校を卒業※高校時代は応援団に所属。『団長』と呼ばれていた

山上徹也は2002年~2005年の間に海上自衛隊に在籍

海上自衛隊を辞めた後は測量会社でアルバイト

アルバイトをしながら地建物取引主任者や2級ファイナンシャルプランナーの資格を取得

2020年秋頃~2022年5月まで大阪の人材派遣会社に在籍し、京都府内の工場ではフォークリフトで荷物を運ぶ業務を担当

2022年4月に体調が悪いと退職を申し出て、有給休暇を消化。

2022年5月中旬に仕事を辞め、無職に

 

山上は海上自衛隊時代には広島県呉地区の部隊で3年間勤務。

海自で銃の取り扱いを学び、分解や組み立て作業をしていたとされています。

 

日刊ゲンダイの記事などによると、山上徹也には兄もいました。

兄は事件が起きる5,6年前に亡くなっており、自殺でした。

 

 

爆サイなどのネット掲示板でも山上の詳細な経歴が書き込まれています。

 

 

山上の出身高校は報じられている内容から奈良県立郡山高等学校である可能性が非常に高いです。

 

奈良県大和郡山市にある県立高校は郡山高等学校(偏差値68)と大和中央高等学校の2校しかなく、大和中央高等学校に応援団はない

 

山上は高校卒業後、大学に進学するも中退したとされていますが、こちらはネットの書き込み情報のみなので、真偽不明となっています。

 

山上徹也のwikipedia

山上徹也のwikipediaは海外版はありますが、日本語版はありません。

 

これは山上徹也被告の刑が確定していないのと、日本語版Wikipediaは、「ノンフィクション「逆転」事件」の判例から、犯罪の被疑者名または被告人名もを掲載しない方針をとっているからです。

 

山上徹也の母親と統一教会について

山上が事件を起こした動機は、母親の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)への多額の献金による家庭崩壊への恨みとされています。

 

山上徹也の母親は奈良県出身で、三重県の夫のもとに嫁ぎます。

三重で山上徹也と3歳下の妹を出産します。

 

しかし、夫が早くに亡くなったため、奈良市平松の一軒家に移り住みます。

その後、奈良市内を転々するなか、母親は精神的な支えを求めて統一教会の集会に参加するようになりました。

母親は教会の教えに強く共感し、積極的に活動に関与するようになったとされます。

 

  • 母親の関与: 山上の母親は1990年代後半から統一教会(世界平和統一家庭連合)に深く関与。母親は教会に多額の献金(総額数千万円とも報じられる)を行い、家庭の経済状況が悪化。これが山上の生活に大きな影響を与えました。
  • 家庭崩壊の背景: 母親の献金により、山上家は破産状態に陥り、住居や資産を失う事態に。山上は統一教会への強い憤りを抱き、これが安倍元首相銃撃の動機につながったとされています。彼は安倍氏が統一教会と関係があると認識し(安倍氏は教会のイベントにビデオメッセージを送るなど間接的な関わりがあった)、個人的な恨みを事件の動機としたと供述。
  • 事件との関連: 山上は当初、教団トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を狙ったが、2019年10月の来日時は接近できず、以後はコロナ禍で韓総裁の来日が難しくなったことなどから断念し、安倍氏を標的に定めました。2022年7月8日、奈良市での演説中に山上は安倍氏を自作の銃で銃撃。動機として、統一教会による家庭崩壊への復讐と、安倍氏を教会の影響力拡大の象徴とみなしたことが挙げられています。
  • 事件後:統一教会と政治家の関係が日本で大きな議論を呼び、教会の活動や献金問題が注目されました。

母親の現在

  • 事件後の母親について: 事件後、伯父の家に一時的に身を寄せた後、大阪市内に移り住みましたが、現在は奈良県内で一人暮らしをしています。伯父によると、母親は今も旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の経典を読み、信仰を続けている状態です。教会関係者の支援を受けながら生活しており、経済的には安定しているものの、家族との関係は複雑です。
  • 家族との関係: 被告とは疎遠で、大阪拘置所への面会を繰り返し希望していますが、被告の意向で実現していません。手紙のやり取りも継続的ではなく、被告は母親の献金による家庭崩壊への恨みを抱えており、複雑な感情があるとされています。伯父とは定期的に会う機会があり、支援を受けています。
  • 証人出廷: 2025年10月21日の公判前整理手続きで、母親が弁護側の証人として出廷することが決定。 

2025年10月25日放送のTBS「報道特集」で、山上の母親がTBSの取材に答えました。

 

取材では、統一教会への信仰を今も続けている一方で、息子への影響を「私の至らなさ」と悔やむ様子が描かれていました。

 

  • 主な発言(後悔の言葉):
    • 私が母でなければ…(私が母親じゃなかったら)」: 息子の人生を壊した原因が自分の信仰と献金にあると認め、事件が起きなければよかったという強い後悔を表現。母親は「現在の状況を引き起こすとは思っていなかった」と語り、息子の動機(教会への恨み)を理解しつつ、自身の責任を痛感していると報じられています。
    • その他の言葉: 「安倍さんのご家族に謝罪したい」「息子が大変な事件を起こし、申し訳ない」。ただし、教会そのものを批判する発言はなく、信仰継続の意向を示唆。息子との面会を希望するも、被告の拒否で実現せず、手紙のやり取りも限定的です。
  • 母親の現在の心境: 事件で信仰心が「より強くなった」との側面も。伯父(被告の叔父)によると、母親は今も教会の経典を読み、教会関係者の支援を受けながら奈良県内で一人暮らし。経済的には安定していますが、家族関係の修復は難航中です。

 

母親は今でも統一教会の教えを信仰しています。

判決予想と裁判の焦点

初公判は10月28日に奈良地裁で開かれます。

18回の審理を経て、判決は2026年1月21日午後1時半に言い渡される予定となっています。

 

  • 起訴内容: 殺人罪、銃刀法違反、火薬類取締法違反。
  • 審理形式: 裁判員裁判。公判前整理手続きは9回終了し、争点・証拠が絞り込まれました。
  • 日程の概要:
    時期
    主な内容
    2025年10月28日
    初公判(被告の認否、事件概要陳述)
    2025年11月中旬まで
    7回の公判(証人尋問中心)
    2025年12月〜2026年1月
    残り12回の公判(情状審理、弁論)
    2026年1月21日
    判決言い渡し

     

 

裁判の最大の争点は量刑で、被告の動機(母親の旧統一教会への献金による家庭崩壊への恨み)と安倍氏の教会との関係が深く掘り下げられます。

 

検察側は「宗教論争の場ではない」と主張する一方、弁護側は「宗教的虐待・被害」を強調し、情状酌量を求めています。

 

弁護側は山上被告に殺意があったこと認める方針としているため、有罪(殺人罪)はほぼ確実です。

 

裁判の焦点は量刑で、死刑・無期懲役・有期懲役のいずれかとなります。

 

 

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