チェジュ航空事故の原因とハン機長の顔画像と経歴【wiki】

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179人の犠牲者が出たチェジュ航空事故。

 

 

本記事では現時点で判明しているチェジュ航空事故の概要と原因、事故に遭った7C2216便(ボーイング737-800型機)の機長についてまとめていきます。

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チェジュ航空事故の原因

チェジュ航空7C2216便が務安国際空港で大破した事故の原因はバードストライク(鳥との衝突)だと言われています。

 

事故発生概要

午前8時54分:管制が着陸を許可
午前8時57分:管制から鳥群回避の注意喚起を提供
午前8時59分:操縦士から鳥群衝突による緊急事態を宣言
午前9時:同機が着陸を試みる
午前9時3分:同機がランディングギアを使用せずに着陸し、滑走路末端地点を逸脱して空港外壁に衝突して停止。火災発生

 

当初の到着予定時刻より約30分遅れた午前8時54分に7C2216便は、務安空港の管制塔に着陸許可を求めます。

着陸許可の3分後、午前8時57分に管制塔は同機に「鳥の移動に注意」とアドバイスを伝えます。

 

管制塔から「鳥の移動注意」のアドバイスを受けた2分後の午前8時59分、操縦士は緊急事態を知らせる「メーデー」を3回叫びます。

 

その後、操縦士は「バードストライク、バードストライク、ゴーアラウンド(Go around、復航)」と管制塔に通知。

 

この時、右エンジンからは煙が出ており、すでに炎に包まれていたとされています。

同機は緊急の胴体着陸に入りますが、何らかの理由でランディングギア(着陸装置)は下りず、速度を制御するフラップも展開されませんでした。

 

機体を地面に擦りながら高速で滑走路を滑る同機は、速度を制御できないまま、午前9時3分に方位角施設(ローカライザー)に衝突し、爆発しました。

 

 

事故調査を進める韓国国土交通省は、回収した飛行記録をアメリカで解析すると明らかにしています。

 

 

 

事故に遭った機体は2009年2月3日に製造され、チェジュ航空は2017年2月3日から導入されていました。

出発前点検で異常は見当たらず、過去3年間でも整備による問題での引き返し記録はありませんでした。

 

ハン機長の顔画像と経歴【wiki】

7C2216便を操縦していたのは、ハン機長(46)です。

ハン機長は空軍学士将校出身で、飛行時間6823時間のキャリアがあるベテラン操縦士でした。

2014年にチェジュ航空に入社し、2019年3月に機長に昇格しています。

 

ハン機長の顔画像は明らかになっていませんが、事故直前のハン機長の最後の姿と推定される映像が公開されています。

 

 

操縦席の窓の内側にいる人物が腕を伸ばして頭上のパネルを触るような姿が写っています。

 

ネット上ではハン機長が最後の瞬間まで頭上のパネルを操作して最大限被害を減らそうとしたものと推測されています。

 

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