高市早苗氏は、2025年10月4日に行われた自由民主党(自民党)の総裁選挙で新総裁に選出されました。
⚡速報
決選投票の結果、高市早苗 候補が当選者に決定しました。決戦投票の結果は以下の通りです(届出順)
高市早苗 候補 149票+36票=185票
小泉進次郎 候補 145票+11票=156票※議員票+党員算定票=合計で表示しています#変われ自民党 #総裁選2025 pic.twitter.com/oM0pzDYQcz
— 自民党広報 (@jimin_koho) October 4, 2025
女性初の自民党総裁就任となり、国会での首相指名選挙を経て日本初の女性首相となる可能性が高いです。
本記事では高市早苗氏について詳しくまとめていきます。
この記事で分かること
・高市早苗の旦那と子供の家族
・高市早苗の学歴
・高市早苗の若い頃の画像
・高市早苗の経歴
高市早苗の旦那は山本拓
高市早苗氏の夫は、山本拓氏(やまもと たく、1952年生まれ、元衆議院議員)です。
二人は2004年に結婚し、高市氏が当時落選中だった時期に知り合い、夫婦ともに政治家として活動してきました。
2017年に政治的スタンスの違いから一度離婚しましたが、後に復縁・再婚しています。
山本拓の経歴
- 1990年:初当選
- 福井2区(後に福井1区)から衆議院議員選挙に自民党公認で初出馬し、当選(以後、連続9期当選)。
- 当初は政治家を目指していなかったが、義父の死去に伴い、選挙区を引き継ぐ形で政界入り。
- 主な役職
- 2004年:農林水産副大臣(第1次小泉改造内閣)
- 農林水産分野で政策立案や行政運営に携わる。
- 2008年:衆議院農林水産委員長
- 農業・林業・水産業に関する法案審議を主導。
- 2012年:自民党副幹事長
- 党運営や選挙戦略に関与。
- その他
- 衆議院環境委員長、党政務調査会副会長、党国会対策副委員長なども歴任。
- 特に農業政策や地域振興に注力し、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉では農林水産分野の議論に参加。
- 2004年:農林水産副大臣(第1次小泉改造内閣)
- 政治的スタンス
- 保守派に属し、清和政策研究会(安倍派)に所属していた時期があるが、後に無派閥に。
- 妻である高市早苗氏とは政治的スタンスの違い(特に外交や経済政策でのアプローチ)が報じられ、2017年に一時離婚する要因となったが、後に復縁。
- 引退
- 2021年の第49回衆議院議員選挙を最後に政界を引退。引退理由は健康面や後進への道譲りとされるが、詳細は公表されていない。
- 引退後は政治活動から離れ、2025年に脳梗塞を発症。現在は高市早苗氏が介護を担っている。
子供はいる?
高市早苗氏と山本拓氏の間には実子はいません。
ただし、山本拓氏の前妻との間に3人の子供(長女、長男、次女)がおり、高市氏が2004年の結婚時にこの連れ子3人を家族として迎え入れました。
高市氏の結婚歴は山本拓氏との1回のみで、それ以外の結婚歴は公に報告されていません。
高市氏には実子はいないことになります。
高市早苗の学歴
高市早苗氏は奈良県立畝傍高校卒業を卒業後、神戸大学経営学部に進学しています。
在学中は経営数学を専攻し、軽音楽部に所属して音楽活動にも取り組んでいたことが知られています。
大学卒業後は松下政経塾に入塾(第5期生)。
高市早苗の若い頃の画像と父親・母親
高市早苗氏1961年3月7日生まれの、奈良県奈良市出身です。
実家は奈良県奈良市(近鉄学園前駅最寄り)で、 両親は共働きのサラリーマン家庭です。
父親の高市大休氏(設備機械メーカーの営業職、顧客対応に熱心で勤勉な人物として娘から尊敬を集めていた)、母親の高市和子氏(警察官または公務員関連の職業)です。
高市早苗のwiki経歴まとめ
1961年3月:奈良県で会社員の父と警察官の母の一般家庭で生まれる
1979年3月:奈良県立畝傍高校を卒業
1984年3月:神戸大学経営学部経営学科を卒業
1984年4月:財団法人松下政経塾に入塾
1987年12月:米国連邦議会Congressional Fellow
1989年10月:日本経済短期大学専任教員(国際経営論助手)
1990年〜1991年頃:テレビ朝日「朝まで生テレビ」に政治評論家として出演
1992年7月:第16回参議院議員選挙で奈良選挙区に無所属で立候補し落選
1993年7月:第40回衆議院議員総選挙で旧・奈良全県区に無所属で初当選
1994年4月:新党「自由党」結成に参加
1994年8月:「自由改革連合」に参加
1994年12月:新党「新進党」結成に参加
1996年10月:衆院選で新進党から奈良1区に立候補し2選
1996年11月:新進党を離党し無所属に
1996年12月:自民党に入党
1998年7月:通商産業政務次官 ※小渕内閣・小渕第1次改造内閣
2000年6月:衆院選で自民党から立候補し比例区で3選
2001年1月:衆議院文部科学委員長
2002年10月:経済産業副大臣 ※第1次小泉第1次改造内閣
2003年11月:衆院選で奈良1区に立候補し落選
2004年4月:近畿大学経済学部教授(産業政策論、中小企業論)
2004年9月:自民党の衆院議員である山本拓さんとの結婚を発表
2005年9月:衆院選で奈良2区に立候補し4選
2006年9月:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画、食品安全) ※第1次安倍内閣
2008年8月:経済産業副大臣 ※福田改造内閣・麻生内閣
2009年8月:衆院選に立候補し比例区で5選
2009年9月:裁判官訴追委員
2012年10月:自由民主党広報本部長
2012年12月:衆院選で奈良2区に立候補し6選
2012年12月:自由民主党政務調査会長 兼 日本経済再生本部長
2014年9月:総務大臣※第2次安倍改造内閣
2014年12月:衆院選で奈良2区に立候補し7選
2014年12月:総務大臣※第3次安倍内閣
2015年10月:総務大臣※第3次安倍第1次改造内閣
2016年8月:総務大臣、内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度) ※第3次安倍第2次改造内閣
2017年7月:自民党の衆院議員である山本拓さんとの離婚を公表
2017年10月:衆院選で奈良2区に立候補し8選
2017年11月:自由民主党サイバーセキュリティ対策本部長
2018年10月:衆議院議院運営委員長
2019年9月:総務大臣、内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度) ※第4次安倍第2次改造内閣
2021年:山本拓さんと再婚
2021年9月:自民党総裁選挙に初めて立候補
2021年10月:自民党政務調査会長
2021年11月:衆院選で奈良2区に立候補し9選
2022年8月:経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、経済安全保障) ※第2次岸田改造内閣
2023年9月:経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、経済安全保障) ※第2次岸田第2次改造内閣
2024年9月:自民党総裁選挙に2度目の立候補
2024年10月:衆院選で奈良2区に立候補し10選
2025年9月:自民党総裁選挙に3度目の立候補。1回目の投票では議員票64票・党員算定票119票を獲得し1位に。決選投票でも議員票149票・都道府県票36票を獲得して、小泉進次郎氏を破り、自民党第29代総裁に選出された。自民党で女性が総裁に選出されたのは初めて。