トラック種目で日本初「金」の可能性がある110m障害・村竹ラシッド選手(23歳)。
村竹選手は2025年シーズン、驚異的な成長を遂げており、特に8月16日のアスリートナイトゲームズイン福井で12秒92の日本新記録を樹立し、オリンピック金メダル相当の快挙を達成しました。
2025東京世界陸上で金メダル獲得が期待されています。
本記事では村竹ラシッド選手についてまとめていきます。
村竹ラシッドの両親
村竹選手はハーフで、日本国籍を持っています。
父親はトーゴ共和国出身で、元跳躍競技(走り幅跳び・高跳びなど)の経験者とされています。
母親は日本人です。 父親の影響で足のバネや陸上への適性が高い可能性が指摘されており、村竹選手自身も小学生時代に陸上を始めたきっかけとして父親の存在が関連しているようです。
家族構成については、公式情報が少なく、両親と本人の3人家族である可能性が高いとされています。
兄弟姉妹の存在は確認できず、プライベートな詳細はほとんど公表されていません。
国籍については、20歳までトーゴ国籍との二重国籍の可能性がありましたが、現在は日本国籍のみで日本代表として活躍しています。
村竹ラシッドの出身高校・中学
村竹選手は地元千葉県の公立校を中心に陸上競技に打ち込みました。 小学校時代(松戸市立相模台小学校、5年生時)に担任の先生の勧めで陸上を始め、中学からハードル種目に専念。高校時代には全国大会で優勝するなど頭角を現しました。
学校名
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所在地
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詳細・活躍
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中学 松戸市立第一中学校
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千葉県松戸市
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中学1年生からハードルに専念。3年生時に全国中学校総合体育大会(全中)で男子110mハードル優勝。宇宙飛行士・山崎直子さんの母校としても有名。
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高校 千葉県立松戸国際高等学校
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千葉県松戸市
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高校3年生時に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で男子110mハードル優勝。卒業生にウェイトリフティングの鈴木梨羅選手がいる。
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大学 順天堂大学
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東京都
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同期に3000m障害の三浦龍司選手。大学時代から日本選手権に出場し、国際大会デビュー。2024年4月にJAL入社。
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ボーボボ・ジョジョポーズが話題に
村竹選手のユニークなパフォーマンスがSNSやメディアで大いに話題となっています。特に、アニメやマンガをモチーフにしたポーズで、競技の緊張感を和らげつつファンを沸かせています。
・ジョジョポーズ(ジョジョ立ち):2024年パリオリンピック男子110mハードル決勝の選手紹介時、左手を顔の前に広げて立つ「ジョジョ立ち」(荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスタイリッシュなポーズ)を披露。 これが世界的な注目を集め、X(旧Twitter)では「アスリートがやるとキマる」「シビれる!」と絶賛の嵐。 レース後、本人は「面白くなるかなと思って」とコメント。 その後、2025年の東京世界陸上では「安売りしたくない」と封印を宣言し、さらなる期待を呼んでいます。
村竹ラシッドのジョジョ立ち #Olympics #Paris2024 #Athletics pic.twitter.com/Sz5oTcbra4
— Jaco (@DoaJacobellis) August 8, 2024
・ボーボボポーズ:2025年9月15日、東京2025世界陸上男子110mハードル予選で、ギャグマンガ『ボボボーボ・ボーボボ』の主人公ポーズを繰り出し、再び話題に。 予選は13秒22で2着通過し、準決勝進出。「昔見ていたアニメなので気分で」と本人が語り、Xでは「ボーボボか呪術の二択だったけど正解!」とファンから喜びの声が。 パリ五輪のジョジョに続き、日本開催らしいエンターテイメント性で会場を盛り上げました。
村竹ラシッドのwikiプロフィール
生年月日: 2002年2月6日(2025年9月15日現在、23歳)
出身地: 千葉県松戸市
国籍: 日本(父親がトーゴ共和国出身、母親が日本人。20歳まで二重国籍の可能性あり、現在は日本国籍を選択)
身長/体重: 約179-180cm / 74-76kg
所属: 日本航空(JAL、2024年4月入社)
種目: 陸上競技 男子110mハードル
自己ベスト: 12秒92(日本記録、2025年8月16日、アスリートナイトゲームズイン福井、追い風0.6m)