牧島かれん氏の事務所が関与した「ステマ（ステルスマーケティング、ヤラセ投稿）」疑惑が、9月24日に週刊文春で報じられ、大きな波紋を呼んでいます。
小泉進次郎 陣営が
｢ニコニコ動画｣でステマ指示
24パターンのコメント例
高市氏への中傷も…メールの送り主は｢牧島かれん事務所｣
牧島氏は小泉選対の｢総務･広報｣。
(父)故･牧島功 元神奈川県議会議長は
小泉家に長年仕えてきた人物。#文春オンライン #週刊文春https://t.co/DOli35IBan pic.twitter.com/mUYuBamxRF— (@G33E_666_369) September 24, 2025
今回のステマ騒動は、総裁選への影響が注目されています。
本記事では牧島かれん氏と、ステマ騒動について詳しくまとめていきます。
牧島かれんwiki経歴
牧島かれん氏は、自由民主党所属の衆議院議員です。
現在の主な役職として「団体総局長・ネットメディア局長」が挙げられており、自身の公式SNSなどでも「衆議院議員、神奈川17区支部長」の肩書きで発信しています。
また、総裁選での役割として、小泉氏の選対「総務・広報」を担当しています。
以下に、彼女の経歴を簡潔にまとめます。
基本情報
- 出身地: 神奈川県横浜市
- 学歴:
- 横浜雙葉学園（中高一貫校）卒業
- 国際基督教大学（ICU）教養学部国際関係学科卒業
- ジョージ・ワシントン大学大学院政治管理学修士課程修了
- 家族: 父は故・牧島功（元神奈川県議、小泉純一郎元首相の側近）
職歴
- 民間企業:
- 卒業後、IT企業（日本ユニシス）でエンジニアとして勤務。システム開発やITコンサルティングに従事。
- 政治関連:
- 2004年頃から父・牧島功の秘書として政治活動に関与。小泉純一郎元首相の地盤（神奈川県横須賀市）での活動をサポート。
- 2012年: 第46回衆議院議員総選挙で初当選（神奈川17区、比例南関東ブロック）。以降、連続当選（2025年現在、4期目）。
- 2021年10月-2022年8月: デジタル大臣（第1次岸田内閣）。デジタル庁設置やマイナンバー制度推進に貢献。
- 自民党内では、ネットメディア局長やサイバーセキュリティ対策本部事務局長を歴任。
政治的特徴
- 政策分野: デジタル政策、サイバーセキュリティ、女性活躍推進、地方創生。
- 小泉家との関係: 父の縁で小泉純一郎元首相や小泉進次郎農林水産大臣と近く、2025年自民党総裁選では小泉進次郎陣営の「総務・広報」を担当。
- その他: 英語が堪能で、国際的な政治議論にも参加。ITやデジタル分野の専門性を活かし、若手議員として注目される。
最近の動向（2025年9月時点）
- 2025年自民党総裁選で、小泉進次郎氏の選挙対策本部で広報戦略を担当。9月24日の週刊文春報道で、ニコニコ動画での「ステマ」疑惑が浮上し、批判を浴びています。
父親は牧島功
牧島かれん氏の父親は、元神奈川県議会議員の牧島功氏（故人）です。
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元・小田原市議会議員
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神奈川県小田原市で政治活動をしていた人物
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地元では牧島家は政治一家として知られており、かれんさんは父の後を継ぐ形で政界入りしました。
牧島功氏は、小泉純也元防衛長官、純一郎元首相の秘書を経て、横須賀市議を３期、神奈川県議を９期務めました。
政界引退後もラジオ出演などを通じて横須賀の発展に向けた提言を行っていましたが、2025年2月27日 に心不全で亡くなっています。
ニコ動ステマ騒動とは？
牧島かれん氏（自民党衆議院議員、神奈川17区選出、元デジタル大臣、48歳）は、2025年の自民党総裁選で小泉進次郎農林水産大臣（44歳）の選挙対策本部（選対）で「総務・広報」を担当しています。
この総裁選（9月22日告示、10月4日投開票）に関連し、牧島氏の事務所が関与した「ステマ（ステルスマーケティング、ヤラセ投稿）」疑惑が、9月24日に週刊文春で報じられ、大きな波紋を呼んでいます。
以下に、事実関係と経緯をまとめます。
疑惑の詳細
- 内容: 小泉陣営が、動画配信サイト「ニコニコ動画」に投稿された小泉氏の演説動画に対し、陣営関係者にポジティブなコメントを投稿するよう指示。文春が入手したメールによると、牧島氏の事務所から関係者に送信されたもので、24パターンの「例文集」が添付されていました。
- 例文例:
- 「石破さんを説得できたのスゴい」（石破茂氏への言及で小泉氏を称賛）
- 「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」（小泉氏の成長をアピール）
- 他候補（特に高市早苗氏）への中傷を含むものも（例: 高市氏の政策を揶揄する内容）。
- 例文例:
- 目的: 世論を偽装し、小泉氏の支持を高めるための情報操作。ニコニコ動画のコメント機能を利用した「ヤラセ書き込み」として、ステマ行為に該当する疑い。
- 背景: 牧島氏の父（故・牧島功元神奈川県議）は小泉家に長年仕えた人物で、牧島氏自身も小泉氏の側近として知られています。牧島氏は自民党のネットメディア局長も務めており、デジタル戦略の専門家として陣営の広報を担っていました。
陣営の対応
小泉陣営は9月25日、文春報道の事実関係を認め、「ルールを守る方針を共有した」とのコメントを発表。一方で、ステマの意図は否定し、「自然な応援を促しただけ」と説明しています。
