ク・ハラの母親の現在と顔画像・名前は?ク・ハラ法の内容と成立の背景

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2025年8月5日放送の【仰天ニュース】では韓国のク・ハラ法について取り上げられます。

 

ク・ハラ法は、元KARAク・ハラさんの家族の骨肉の争いが原因で生まれた法律です。

 

本記事ではク・ハラ法の内容と成立のきっかけとなった母親について詳しくまとめていきます。

 

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ク・ハラの母親

ク・ハラさんが9歳の頃に、母親が家を出ています。

 

母親が家庭を去った理由は、ク・ハラさんと母親の双方の主張が異なっています。

・ク・ハラさんら家族の主張:母親の浮気

・母親の主張:夫の暴力

どちらの主張が正しいのか、一概に決めることはできませんが、母親の主張に矛盾が多いとされています。

 

 

 

母親が去った後、ハラさんは父親や祖母、叔母、実兄のク・ホイン氏らに育てられ、母親は子育てや扶養に関与しませんでした。

ハラさんはその後、KARAのメンバーとして成功を収め、ソウル清潭洞のビル購入など財産を築きました。

 

2019年にハラさんが28歳で亡くなった後、ほとんど音信不通だった実母が突然現れ、韓国法に基づき遺産の半分(50%)を請求しました。

 

この実母の信じられない行動が、ク・ハラさんの家族の骨肉の争いの原因となり、後の「ク・ハラ法」制定のきっかけとなります。

 

ク・ハラの母親の名前と顔画像

ク・ハラさんの母親のプライバシーは守られており、顔画像はフルネームは不明となっています。

 

母親については、モザイク加工された写真が出回っており、名前も苗字しか判明していません。

 

苗字は「ソン」

 

年齢についても、1960年代生まれということしか分かっていません。

ク・ハラと母親の関係性

母親が家を出てから、ク・ハラさんは母親と約20年間も連絡を取っていませんでした。

 

しかし、ク・ハラさんは母親と2017年に再会しています。

 

ク・ハラさんはうつ病の治療の一環として、医師から母親との再会を勧められたことから、再会に至っています。

 

再会した二人ですが、母娘の関係に戻ることはなかったそうです。

 

実際に会ったのは3回程度で、連絡したのも5回程度だったそうです。

 

 

ク・ハラの死後の母親の主張

母親はク・ハラさんの葬儀に押しかけ、喪主を務めることを主張。

さらに弁護士を引き連れて、遺産の半分(50%)を請求します。

 

韓国では遺留分制度により、親が子の遺産の一部を請求する権利が認められていましたが、ハラさんの兄のク・ホイン氏は「母親がハラの人生に関与せず、育児放棄したにもかかわらず財産を求めるのは不公平」と感じ、訴訟を起こします。

 

裁判と法改正の経緯

兄・ホイン氏は、育児放棄した母親が遺産の半分を請求することに反発し、2020年3月に光州家庭裁判所に相続財産分割審判を提起します。

裁判では母親の相続分が40%に減額されましたが、ホイン氏はこれを不服とし、「ク・ハラ法」の制定を求める請願を始めました。

 

ホイン氏は、育児放棄した親の相続権を制限する「ク・ハラ法」の制定を求め、10万人以上の賛同を得ました。

 

2024年8月28日、韓国国会で「ク・ハラ法」が賛成284、反対0、棄権2で可決。

2026年1月施行予定で、養育義務を怠った親や虐待行為があった親の相続権を家庭裁判所の判断で剥奪可能となりました。

 

まとめ

ク・ハラさんの遺産をめぐる「骨肉の争い」は、約20年間育児放棄した母親がハラさんの死後に遺産の半分を請求したことで始まりました。実兄ク・ホイン氏の訴訟と立法請願により、韓国社会の相続制度の不公平さが注目され、「ク・ハラ法」の成立に至りました。

 

ク・ハラの母親の現在

ク・ハラさんの母親、ソン氏の現在については、2020年のインタビュー以降、具体的な情報が公に報じられておらず、居場所や生活状況は不明です。

 

亡くなったとは報じられてはいないので、今も健在であると考えられます。

 

結局、ソン氏はク・ハラさんの遺産を40%(約6億円)を相続しています。

ソン氏は相続した遺産を寄付する意向を示していましたが、実際に寄付したかどうかは不明となっています。

 

ク・ハラの自殺について

 

元KARAメンバーのク・ハラさんは、2019年11月24日に韓国・ソウル市内の自宅で死亡しているのが発見されました。

享年28歳でした。(1991年1月3日 – 2019年11月24日)

 

現場に残されていた手書きのメモに自身の境遇を悲観する内容が含まれていたことから、自殺と断定されました。

 

メモには「自分を愛せなくて、ごめんなさい」といった趣旨の文が含まれ、事実上の遺書とされています。

 

ク・ハラの死因

遺族が司法解剖を拒否したため、ク・ハラさんの具体的な死因(例:薬物過量、窒息など)は公表されていません。

 

死因が公表されていないことから、ウェブ上で他殺説や陰謀論が一部で議論されていますが、これらは検証可能な証拠に欠けており、公式見解では自殺が結論となっており、事件性は認められていません。

 

 

ク・ハラの自殺の原因

ク・ハラの自殺の原因として、明確な単一の原因は特定されていませんが、以下の複合的な要因が影響したと考えられています。

 

元恋人によるリベンジポルノ・暴行脅迫事件

ク・ハラさんは、2018年に元恋人チェ・ジョンボムによるリベンジポルノや暴行脅迫事件に巻き込まれ、訴訟沙汰になっていました。

 

この事件は韓国で性犯罪や「隠し撮り」問題に対する厳罰化の議論を呼び起こし、大きなメディア注目を集めました。

裁判ではチェに懲役1年の判決(2020年)が下されたが、事件の影響は続き、ハラに精神的な負担を強いてしまいました。

ネット上の誹謗中傷

リベンジポルノ事件後、SNSやオンライン上で激しい中傷や悪質なコメントが、ハラさんに殺到。アイドルとしてのイメージやプライバシーの侵害が、彼女の精神状態を悪化させます。

韓国芸能界特有の過激なネット文化が、彼女の心に深刻なダメージを与えたとされています。

ハラさんは2019年5月に自殺未遂を起こしており、その後もSNS上での誹謗中傷や精神的な圧力に苦しんでいたと報じられています。

 

親友ソルリの自殺

2019年10月に親友で元f(x)メンバーのソルリが自殺したことも、ハラさんに大きな影響を与えたと考えられています。

 

ソルリの死後、ハラはインスタライブで「あなたの分まで頑張って生きる」と語っていましたが、その後わずか1か月余りで自ら命を絶ちました。

総括

ク・ハラさんの自殺は、個人的なトラウマ(リベンジポルノ事件)、社会的な圧力(ネット中傷、芸能界の環境)、親友の死による悲しみ、精神的な健康問題が絡み合った結果と考えられます。彼女の死は、韓国社会における性被害、ネットいじめ、メンタルヘルスの問題に対する議論を加速させ、関連法の改正(「ク・ハラ法」など)や意識改革のきっかけとなりました。

 

 

 

 

ク・ハラ法の内容と成立の背景まとめ

ク・ハラさんが2019年に亡くなった後、約20年間育児放棄していた母親が遺産の50%を請求したことがきっかけで制定される。

 

2026年1月1日から施行予定となっており、この法律は、養育義務を果たさなかった親や重大な不法行為を犯した親の遺産相続権を制限することを目的としています。

 

・相続権喪失の対象:養育義務の不履行: 親が子に対して養育義務を著しく怠った場合(例: 育児放棄、長期の音信不通)。

・重大な不法行為: 親が子に対して虐待、重大な犯罪行為(暴行、監禁、詐欺など)、または子の尊厳を著しく侵害する行為を行った場合。相続権喪失のプロセス:家庭裁判所の判断により、相続権を剥奪する決定が下されます。
相続人が「相続欠格」を申し立て、裁判所が事実関係を審理し、相続権の喪失を認めるかどうかを決定します。

・遡及適用:2024年4月25日以降に開始した相続事件に適用可能。これは、2024年4月の憲法裁判所の「遺留分制度違憲」判決を受けた措置で、過去の不公平な相続ケースにも部分的に対応可能です。

・対象となる相続:主に、子が亡くなり、配偶者や子がいない場合に親が相続人となるケースを対象とします(韓国民法では、親は子の遺産の法定相続人)。
従来の遺留分制度(親が子の遺産の一定割合を必ず相続できる権利)を見直し、不当な相続を防ぐ。

 

 

 

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