広島の象徴的な存在で、地元では知らない人がいない、路上生活者の「広島太郎」さんが2025年9月末に亡くなったことが報じられました。
広島太郎さんの記事を読むためだけに中国新聞を買ってきました。 pic.twitter.com/taMYXENLZ1
— hhh (@hhh_jbk) October 24, 2025
広島太郎さんは、広島市中区の本通りや紙屋町、八丁堀周辺で40年以上にわたり路上生活をしていました。
ぬいぐるみをまとい、独特のマント姿で自転車を押しながら歩く姿は、広島では有名でした。
本記事では広島太郎さんについて詳しくまとめます。
広島太郎は現在2代目?
今の広島太郎は2代目という噂がありますが、ジョーブログさんのyoutubeに出演した際に本人が否定しています。
広島太郎として知られる人物(路上生活40年以上)があまりにも長期間、変わらぬスタイルで広島の街に存在するため、「本当に同一人物なのか?」「誰かがその役割を引き継いで2代目として活動しているのではないか?」という憶測から、2代目説が浮上したとされます。
広島太郎は金持ち?
40年以上も路上生活を続けていた広島太郎さんの収入源が気になる人も多いです。
お金持ち、御曹司である、テレビ出演の際先述の高いギャラをもらっている、彼を援助する人がいるなど様々な説が出ています。
しかし、実際のところは不明となっています。
広島太郎wiki経歴
広島太郎さんは路上生活40数年で、30代以上の広島の人に知らない人はいないと言われています。
以下に彼の経歴と特徴をまとめます。
- 生い立ち: 1947年、広島市安佐南区生まれ。厳格な鉄工職人の父のもと、草野球とお絵描きが好きな普通の少年だった。
- 学歴: 広島大学政経学部経済学科に進学。学園紛争の時代だったが、勉学に励み「学者さん」と呼ばれた。
- 職歴:
- 大学卒業後、東洋工業(現マツダ)に入社。サバンナやルーチェなどの名車設計に携わるが、26歳で退社。退社理由は失恋が理由だったとされる
- その後、「無職が仕事」と自ら語る生活へ。
- 家族: 退社後、父に勘当され、天涯孤独に。
- 自転車: 2009年8月6日、競艇の配当で購入した26インチの自転車(1万800円)が愛車。時計や装飾品でデコレーション。
- ギャンブル: 競馬や競艇が趣味で、過去に競馬で4万2650円、競艇で5万370円の高額配当や、万馬券を年間14回獲得したことも。
- 酒と歌: タバコは吸わず、流川で飲み客に誘われ、フランク永井や石原裕次郎などの歌を披露。軽妙なトークと多彩なレパートリーで人気。
何の病気で入院?【死因】
2024年夏頃から、地元住民やSNSの投稿で、「去年の夏頃、体調を崩して入院していた」という情報が散見されます。
自由な暮らしのお友達広島太郎さん
入院をされてたまでの話は聞いていたけど
その後全く行方がわからず…
街に出て気にはしてましたが
もしかしたらもうダメなんじゃないか…
ハロー君と絶望してたら、なんと今日のお昼に太郎さんから電話がきましたー
つまり生きてました(よかったー😭) pic.twitter.com/n1yFIwNoYz— ゴトウイズミ (@gotoizumi) August 31, 2024
上記のポストによると、本当に入院していたみたいです。
この時は大丈夫だったみたいですが、その後、広島太郎さんの姿が見えなくります。(2024年後半~2025年初頭)
