2021年に発生した廣瀬爽彩さん（当時14歳）のいじめ自殺事件。
廣瀬さんが通っていた中学の元校長である金子圭一氏が、校長在任中にいじめ問題への対応が不適切だったとして批判を受けました。
しかし、2025年に入ってから金子氏が沈黙破り、「いじめ認定は違う」「適切な対応した」と反論し、注目を集めています。
本記事では金子圭一元校長についてまとめていきます。
金子圭一元校長の現在
金子圭一氏は2020年3月に北星中学校を定年退職後、剣淵町教育委員会の学校教育指導員として勤務していたことが確認されています（2021年12月時点）。
その後の経歴は不明ですが、2025年3月に公の場に出て、「適切な対応した」と反論しました。
さらに8月24日に北海道旭川市で開かれた集会で再調査委員会のいじめと自殺の因果関係認定に「事実誤認がある」と主張しました。
この発言に対し、X上では「腐った元校長」「真面目な教育関係者は呆れている」といった批判的な声が上がっています。
金子圭一元校長のwiki経歴
金子圭一氏の経歴は以下の通りです。
2006年：旭川中学校教頭
2011年：旭川市教育委員会教育指導課主幹
2018年まで：永山中学校校長
2018年4月～2020年3月：北星中学校校長
廣瀬爽彩さんは2019年年当時、中学１年生の１学期の３カ月間にいじめを受けていたとされ、この期間に金子圭一氏は校長を務めていました。
金子圭一元校長の自宅
金子圭一元校長の自宅は、北海道旭川市永山地区にあると一部ウェブ情報やX投稿で拡散されています。
金子氏の自宅が特定されたとして、過去にレンガ投げ込みや嫌がらせなどの被害があったという噂もありますが、具体的な証拠や公式報道はありません。
廣瀬爽彩の加害者の現在【旭川市】
報道によれば、廣瀬さんに対するいじめに関与した加害者は10人以上とされていますが、明確な「主犯格」として名前が挙がるのは特に2人（A子とC男）が中心的な役割を果たしたとされています。
文春オンラインなどの報道では、A子とC男が特にいじめのきっかけやエスカレートに関与したと指摘されています。
また、他の加害者（B男、D子、E子など）も関与しており、主犯格は5人いるとされています。
・A子：廣瀬さんと同じ北星中学校の生徒で、いじめのきっかけとなった人物。2学年上で、最初は友人だったが、2人の男子生徒との関わりからいじめが始まったとされる。
・C男：別の中学校の生徒で、廣瀬さんに性的な行為の強要や画像の拡散を行ったとされる。文春の報道では、C男が特に悪質な行為に関与したと記載されている。
・その他：B男、D子、E子など複数の生徒が関与したが、これらは主犯格というよりグループの一員として扱われることが多い。
この5人は名前や顔写真も特定されており、検索すればすぐに出てきます。本記事では名前と顔写真の掲載は控えます。
5人の現在について調査したところ、以下のことが判明しました。
・A子：現在：中学卒業後、地元の理容室に就職したが、クレーム電話が殺到し退職。その後、ガールズバーや飲食店で働いているとの情報がある。2023年8月の文春オンラインの取材では、16歳で「茶髪にピアス」の外見で、反省や謝罪の言葉はなく、いじめの原因を他者に押し付けている態度が報じられている。また、主犯の男子生徒（B男）と現在も交流がある可能性が指摘されている。
・B男：現在：中学卒業後、旭川の工業高校に進学したが、不登校になり自主退学したとされる。現在は人とあまり関わらず生活している可能性が高い。文春の取材では、いじめを「悪ふざけ」と表現し、反省の姿勢が見られないと報じられている。父親も被害者家族を非難する発言をしており、家庭全体で反省の色が薄いとされる。
・C男：中学卒業後、旭川の高校（旭川◯谷高校）に進学したとされるが、詳細な近況は不明。母親が「きなこもち」というSNSアカウントで被害者家族を非難していたが、そのアカウントは削除済み。文春の取材に対し、母親はC男の行為を「興味本位」と弁護し、反省していない可能性が高いとされている。
・D子：現在：中学卒業後、旭川の高校（旭川◯業高校）に進学したが、2023年2月時点で退学し、引きこもり状態とされる。親は文春の取材に対し「いじめだったと今は思う。娘も反省している」と述べ、加害者の中で唯一いじめを認める発言がある。ただし、D子自身の近況は不明。
・E子：現在：D子と同じく旭川の高校（旭川◯業高校）に進学したが、退学し引きこもり状態。SNSの裏垢で「ちくったやつ潰すぞ」と書き込むなど、反省の姿勢が見られないとされる。詳細な近況は確認できない。
