2025年9月27日、北海道後志管内・積丹町で、体重284kgの巨大ヒグマが町議の自宅裏に出没。
地元猟友会が駆除作業中、安全のため町議に「離れろ」と注意したところ、町議が激高し、「やめさせてやる」(猟友会メンバーを辞めさせる意)と発言。
これを脅迫と受け止めた猟友会は翌日、町に対し出動拒否を通告。
以降1ヶ月以上、クマ出没が相次ぐ中、ハンターの出動が停止してしまうトラブルが発生しています。
北海道の積丹町で、町議会議員の自宅近くにクマ出没
↓
出動した猟師が議員に対して「危ない!離れろ!」と発言
↓
議員「は?猟師ごときが口の利き方に気をつけろ!辞めさせてやるぞ」
↓
猟師「ほな辞めますわ」
↓
議員「え?」
↓
翌日、猟友会が町に対し出動拒否を表明
↓
町議「ちょ…」(今ここ) pic.twitter.com/qV5sMSDUdV— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) October 26, 2025
「辞めさせてやる」と発言した町議については名前が報じられていませんでしたが、10月30日の報道で海田一時副議長と明らかになりました。
本記事では海田一時氏について、詳しくまとめていきます。
10月30日の報道前から海田一時副議長と噂に
報道では町議の名前は匿名扱いですが、積丹町議会は9名のみで、報道内容(農業従事者、クマ出没時の自宅裏 副議長)が一致するのは海田一時氏のみです。

さらに、X(旧Twitter)で「海田一時の娘」を名乗るアカウントが謝罪投稿したことから、海田氏の可能性が高まっています。
現時点では
Googleのキャッシュが残ってるな
海田一時
というお名前の方のようだな https://t.co/XK3EXYN4Nh— パパパさん (@ppp_activity) October 28, 2025
海田一時副議長と確定
積丹町議会・海田一時副議長の自宅近くで体重248kgのクマを捕獲
↓
ハンター「誰ですか」
副議長「誰にものを言っているのか」
↓
副議長「そんな態度なら駆除もさせないし予算も減らすからな」
↓
猟友会、出動拒否
↓
副議長「僕は悪くない」じゃあお前がクマを駆除しろ pic.twitter.com/loRIu1DSBX
— あーぁ (@sxzBST) October 30, 2025
10月30日の報道で、ネットで噂になっていた 海田一時副議長と確定しました。
海田氏は、「猟友会に謝罪しない」「僕は悪くない」と10月30日の取材で答えています。
海田一時副議長の発言内容がヤバい!
積丹町 クマ駆除めぐり町議とのトラブルで猟友会出動拒否から1カ月 町民・議会への情報共有不足明らかに pic.twitter.com/hLqgGwY8xP
— エコ日本 (@Eco9Japan) October 28, 2025
北海道積丹町副議長の自宅付近に設置された箱罠にかかったクマの駆除をめぐり、副議長の言動に対して地元の猟友会が反発。発生から1か月が経った現在も猟友会は町からの出動要請を拒否する事態が続いており、町民は不安な日々を過ごしている。 pic.twitter.com/3s1sUTJo7i
— あいひん (@BABYLONBU5TER) October 28, 2025
- クマ出没と駆除開始: 海田町議の自宅裏にヒグマが出没。地元猟友会が緊急出動し、箱罠にかかったクマの駆除作業を開始。
- 猟友会の注意: 作業中、海田町議が現場近くにいたため、猟友会メンバーが安全確保を優先し、「離れろ」「危ないから下がってくれ」と注意(命がけの作業中、誤射やクマの暴れを防ぐため)。
- 海田町議の発言内容:「こんなに人数が必要なのか。金貰えるからだろ。俺にそんなことするなら駆除もさせないようにするし、議会で予算も減らすからな。辞めさせてやる」
海田氏はHTB取材に対し、「『やめさせてやる』とは言っていない。一町議がそんな力を持っているわけがない」と否定しています。
海田一時副議長のwiki経歴
海田一時氏は積丹町の地域振興に長年貢献する政治家・農家です。
- 町議会議員: 積丹町議会議員として5期目の当選(2025年9月14日町議選)。2025年9月30日の定例町議会で副議長に選出。
- 農業: 酪農および肉用牛飼育に従事。地元で畜産業を営み、肉用牛の品評会で優勝経験を持つなど、地域の農業振興に貢献。
|
項目
|
詳細
|
|---|---|
|
生年月日・年齢
|
1951年生まれ(2025年現在、74歳)。積丹町出身。
|
|
職業・経歴
|
– 農業従事(主に酪農・肉用牛飼育)。地元営農団体で活躍。 – 過去、町の品評会で「肉用牛の部」優勝経験あり。 – 1980年代初頭から政治活動開始、1990年代に初当選。以降5期連続(最新任期:令和7年4月~令和11年3月)。
|
|
主な活動・政策
|
– 地域の農水産業振興、観光促進(積丹の海産物・自然資源活用)。 – 畜産支援、クマ被害対策(皮肉にも事件で注目)を含む地域安全施策。 – 町議会広報誌で活動報告。SNSアカウントなし(直接対話型スタイル)。
|
|
所属・役職履歴
|
– 積丹町議会議員(5期)。 – 副議長(2025年9月就任)。 – 北海道町村議会議長会メンバー。
|
積丹町の基幹産業である農業、漁業、観光の振興を支援。特に畜産分野での実績が顕著。
町議会では、議事運営や地域住民の声を取り入れた政策提案に注力。副議長として議会内の調整役を担っています。
地域の営農団体や畜産関連組織にも関与し、農家支援や地域経済の活性化に尽力しています。
海田一時の家族
海田一時氏の家族に関する情報は公開されていません。
Xの投稿で「海田一時の娘」を名乗るアカウントが謝罪(「父の行動を謝罪します」)しましたが、本当に娘さんかどうかは不明となっています。
