江尻美保が可愛い!兄や両親と「ありえへん世界」出演画像【耳かき】

スポンサーリンク

2025年4月22日放送の【仰天ニュース】では、2009年に起きた耳かき店員殺害事件が取り上げられます。

 

 

耳かき専門店の女性従業員だった江尻美保さん(当時21)と、その祖母・鈴木芳江さん(同78)が、林貢二によって殺害された事件です。

 

 

本記事では江尻美保さんについてまとめていきます。

 

スポンサーリンク

事件概要

2009年8月3日午前8時50分頃、林貢二(当時41歳)は東京都港区西新橋の江尻さん宅に侵入し、鈴木芳江さんをハンマーで殴り、首をナイフで刺して失血死させます。

 

江尻美保さんも別のナイフで刺し、江尻さんは意識不明の重体になり、病院に搬送されますが約1カ月後に死亡しました。

 

事件当時、付近の住民から、「ナイフを持った男性が女性と喧嘩している」と通報があったため、すぐに警察が駆け付け、その場で林貢二は逮捕されました。

 

 

 

 

江尻美保さんは東京都秋葉原の耳かき専門店で、「まりな」という名で耳かき嬢として働いていました。

 

 

林貢二は2008年2月から江尻さんが働く耳かき専門店に通い、江尻美保さんを指名し続けており、少なくとも200万円以上を費やしていたと報じられています。

 

一日に6時間以上店にいる時もあったそうです。

 

林貢二は江尻さんとお店会うだけでは我慢できなくなり、江尻さんをしつこく食事に誘うなどした結果、店を出入り禁止となります。

 

2009年4月には、林は江尻さんに一方的に好意を寄せて、交際を申し込みます。江尻さんは当然交際の申し出を拒否します。

 

その後、林は客としての出入りも禁止されてしまいます。

店の出入りを禁止されて以降、林は江尻さんをストーカーするようになります。

 

江尻美保さんは周囲に林貢二からのストーカー行為を相談したり、被害届は出していませんでしたが、警察にも相談していました。被害届けを出さなかった理由は、当時美保さんの母親が具合が悪く、余計な心配をかけたくなかったからだそうです。

 

その後も、林さんは江尻さんを付きまとい、江尻さんも警察に何度か相談しますが、2009年8月3日に事件が起きてしまいました。

 

 

世間ではこの事件で「耳かき店」の存在も注目されました。

江尻さんの月収額(当時40万と報道)もクローズアップされ、『本当に耳かきだけのお店なのか』と、お店への風評被害もありました。

ネット掲示板などでは江尻さんを批判するコメントの書き込みもあったそうです。

 

江尻美保(まりな)が可愛い!

江尻美保さんは1988年7月15日生まれです。

 

江尻さんは高校のときファミリーレストランでバイトした経験から、接客業が好きになります。

高校卒業後、浅草の和菓子屋さんで働きますが、腰を痛めて退職。その後、「山本耳かき店・秋葉原総本店」で働き始めます。

 

江尻さんは、耳かき店では源氏名『まりな』の名前で勤務していました。美人でかわいい女性で、お店でも人気の耳かき嬢でした。

 

美保さんは家族のために「家を買いたい」という思いや、父親が肩を怪我をして休職していたことから、高額な報酬が得られる耳かき店で働き始めたそうです。

 

家族想いで頑張って働いていた彼女が殺害されてしまったのは許せない。当時、彼女を批判する心ないネットの書き込みがあったことも信じられない。

 

 

 

江尻美保の兄や両親の家族

江尻美保さんの家族は祖母、父親、母親、兄の5人家族でした。

 

事件当時、事現場には江尻美保さんの母親と兄もいましたが、

2人は近所の人に助けを求めており、怪我はありませんでした。

 

 

 

裁判では美保さんのお兄さんの供述調書が、検察官に読み上げられ、

「妹が何をしたというのですか。いかがわしくない普通のアルバイトをして、普通の女の子として生活していました。結婚して子供を産み、当たり前の幸せをはぐくむはずだったのに、犯人は根こそぎぶち壊したんです。妹を元に戻してください!」

「祖母を今すぐ返してください。優しい生活を返してください。2人にはなんの落ち度もないのに、私たちのそばからいなくなって、家族は崩壊寸前です」

と訴えています。

 

また、2010年10月25日の公判では、被害者参加制度に基づき江尻さんの父親が記した書面を代理人の弁護士が代読しました。

父親は「裁判員裁判でもそうでなくても、当然死刑にするべき犯人は死刑にしてほしい」と、極刑を求めました。当時、裁判員制度での死刑求刑は初めてのことでした。

 

江尻さんの家族は事件後に引っ越しており、現在どのように暮らしているかは不明となっています。

江尻美保がテレビ番組「ありえへん∞世界」に出演していた

江尻美保さんは、2009年1月28日放送のテレビ番組「ありえへん∞世界」に出演していました。

「ありえへん高額バイト」というコーナーに出演しており、当時の月収が68万円だったことを明かしています。

 

林貢二の現在と生い立ち

 

林貢二は2010年10月時点で42歳と報じられているので、1968年生まれになります。

林貢二の実家は千葉市にあり、家族は両親と兄の4人でした。

 

小中高と学生時代の成績はよくなかったそうです。

電気関係の専門学校を卒業後に設計関係の会社に就職し、事件が起きるまで働いていました。

 

26歳のころ膠原病を発症しており、再発の恐れがあるため、結婚は考えなくなります。

 

2008年2月頃から江尻さんが働いていた耳かき店に通うようになりますが、収入のほとんどを耳かき店につぎ込み、預金を切り崩す生活を送っていたそうです。

 

 

林貢二は裁判員制度導入後初の死刑が求刑されましたが、無期懲役で刑が確定し、現在は服役しています。

 

林貢二は自分勝手な犯行で2人の命を奪いましたが、死刑にはなりませんでした。

若園敦雄裁判長は「死刑選択の余地がないか徹底的に議論したが、極刑がやむを得ないとの結論には至らなかった」と述べ、死刑適用を回避しています。

 

林被告は起訴内容を認めていた。判決理由で若園裁判長は、裁判員6人と裁判官3人の評議では、死刑適用について最高裁が1983年に示した「永山基準」に沿って死刑の適否を検討したと説明、犯行態様の残虐性や、被害者2人という結果の重大性は「言うまでもない」と述べた。

ただ「動機は身勝手で短絡的だが一方的に思い悩んだ末に愛情が憎しみに変わった。極刑に値するほど悪質とまではいえない」と指摘。鈴木さん殺害も偶発的で被告には想定外だったとした。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG01050_R01C10A1000000/

 

 

弁護側は「犯行時は美保さんだけにとらわれて物事をきちんと考えられない状態で、行動をコントロールする力が相当低下していた」などと主張。

「毎日遺族に手紙を書き、被害弁償も申し出ている」と反省していることなどを理由に情状酌量を求めていました。

 

人の命を奪ったのに、遺族に手紙を書くことが反省になるとは思えないですね。

 

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました