小泉進次郎農相が衆議院農林水産委員会で、コメの流通に関連し「社名は言いませんが、コメの卸売りの大手の売上高や営業利益を見ますと、営業利益はなんと前年比で500%くらいです」と発言したことが話題になっています。
「500%増」という数字の大きさから、どこの卸売業者なのかと気になる声が続出しています。
営業利益500%発言の真相【小泉進次郎】
小泉進次郎大臣は、村岡敏英議員からの米の流通に関する質問に対し、「この上がり方は異常。4200円の平均価格がおかしいのではなくて、上がり方がおかしい」と強い懸念を示しました。
続けて、米の流通システムについて「小売からも、米の流通はほかの食品と比べても極めて複雑怪奇だと、そしてブラックボックスがある、こういった指摘が多々寄せられています」と、その不透明性を指摘。
「一体、米の流通はどういった状況なのか可視化をさせたい」と改革への意欲を示し、具体的な数字を挙げて大手卸売業者の利益構造に言及しました。
営業利益500%の米の大手卸売業者はどこ?
小泉進次郎大臣が国会で「営業利益500%」という衝撃的な数字を口にしたものの、具体的な社名については明言を避けています。
ネット上では神明ホールディングス、木徳神糧株式会社、ヤマタネ株式会社の3社の名前が候補としてあがっています。
・株式会社ヤマタネ:2025年3月期 食品部門営業利益23.51億円(前年比269.2%増)
・株式会社神明ホールディングス:2024年3月期営業利益152.55億円(前年比1024.2%増)
特に木徳神糧の第1四半期の数字は、大臣が言及した「500%」に近い「約348%(ほぼ4.5倍)」という大幅な伸びを示しています。
神明ホールディングスも前年比で営業利益が約10倍となっているのもすごいですね。
やばい米の卸売業者がここ!
まず小泉氏の発言により注目されたのは、「米の卸売業者」という業界区分。
社名を名指ししなかったことでネットでは“犯人探し”が始まり、候補として挙げられたのが以下の企業です。
神明ホールディングス
木徳神糧株式会社
ヤマタネ株式会社
その他、ホクレンや全農関— hisato.ing (@hisato_ing) June 6, 2025