2025年12月3日、インドネシア・バリ島ウブドのカジェン通りにある土産物店で、日本人団体客による万引き事件が発生しました。
大谷高校… https://t.co/QQ2S7Qhmma pic.twitter.com/xkrvplrtwA
— たかぴ@真実を追う者 (@108takapi_new) December 6, 2025
防犯カメラ(CCTV)の映像によると、黄色いタグを付けた若い男性3人組が、Tシャツなどの衣類をバッグに詰め込んで持ち去る様子が映っており、盗まれた品物は10点以上とされています。
この動画は現地SNS(InstagramやThreads)で急速に拡散され、日本国内でもX(旧Twitter)やニュースサイトで大炎上。バリ島在住の日本人からも「日本人の信頼を損なう行為」として強い非難が集まっています。
バリ島窃盗(万引き)の犯人が大谷高校と言われる理由は何?
犯人グループが京都府立大谷高校の修学旅行生ではないかと噂になっている背景には、以下の具体的な一致点があります。
- 旅行日程の一致: 大谷高校の修学旅行が2025年12月上旬にバリ島で実施されており、保護者向け資料や過去の学校スケジュールから確認可能。事件発生日が旅行期間とぴったり重なる。
- 黄色いタグの一致: 映像に映る犯人たちの黄色いタグが、大谷高校の修学旅行で使用される識別札(団体行動用の名札)と形状・色が酷似。現地目撃情報でも、黄色いタグを付けた日本人高校生の団体が観光バスで移動していたと複数報告されています。
- SNS投稿の類似: 生徒たちのInstagram投稿や学校公式ブログに映る背景(ウブドの風景)、服装、グループの様子がCCTV映像と一致。事件直後、これらの投稿が学校側によって削除された点も、逆に疑念を強めました。
これらの情報は、Xの投稿やまとめサイトで瞬時に共有され、動画の顔認識による個別特定(名前が出回るレベル)まで進んでいます。
学校側は公式コメントを出していませんが、Instagramアカウントの全削除、HPの修学旅行ブログ記事の消去などの対応が「認めたも同然」と見なされています。
バリ島で窃盗を働いた京都の大谷高校のインスタ垢削除、公式HPのブログから修学旅行の記事の全消しと仕事が早い
— 浦 島 太 郎 (@chiaki1017) December 6, 2025
犯人の名前
犯人グループの個人名(生徒のフルネーム)は、特定されていません。
Xの投稿では「犯人特定されてる」「○○部員かも」との声が多数ですが、証拠付きの個人名の投稿はありませんでした。
デマの可能性も
大谷高校の生徒が犯人という情報の多くが、「SNSの噂」や「ネット記事」であり、地元バリ島や日本の主要メディアによる正式な報道ではないようです。
実際、報道ベースで「大谷高校の生徒が逮捕された/確認された」という確定情報は確認されていません。
つまり、「黄色いタグ」「団体」「高校」という“手がかり”はあるものの、それだけで「大谷高校の生徒」と特定するには情報が不足しており、単なる「噂」または「未確認の推測」にとどまる、というのが現状です。
