2025年7月1日に着任したばかりの仙台国税局長が、わずか3週間あまりで離任していたことが、話題になっています。
離任したのは馬場健氏で、事実上の更迭とみられています。
馬場氏にいったい何があったのでしょうか?
馬場健に何があった?
2025年7月1日付で財務省(国税庁)より仙台国税局長に就任した馬場氏。
しかし、着任からわずか1か月余りの 7月28日付で、「国税庁長官官房付」への異動となりました。
7月1日に着任し、28日に異動というのは、通常の人事サイクルから逸脱しており、当局も「詳細は答えられない」としています。
公的には「詳細不明」とされていますが、一般的報道および人事の慣行から考えて、「実質的な更迭」と見るのが妥当です。
背景・理由は?
現在のところ、以下のような憶測や可能性が議論されています。
・任期の短さから、財務省内部で何らかの問題(方針違いや行政上の齟齬)があった可能性。
・健康やプライベートな事情の可能性もありますが、現時点では公式に報じられておらず、不明です。
・政治的配慮や圧力の影響が背景にあるのではないかとの見方もありますが、具体的な証拠や報道は確認されていません。
・馬場氏個人の不祥事の可能性や、上役の指示に楯突いての報復の可能性
馬場健のwiki経歴
馬場健氏は奈良県出身の58歳です。
1990年に大蔵省に入省後、 東日本大震災の復興予算調整など重要業務に携わってきました。
2010年に財務省理財局国有財産企画課政府出資室長、2022年に総務省官房審議官(公営企業担当)を務め、2023年7月に財務省の大臣官房付(兼 内閣官房内閣参事官、新しい資本主義実現本部事務局次長)に就任。財務省内で政策調整・官邸との連携を担う立場にありました。
2025年7月1日に仙台国税局長に着任。
着任会見では「東北を元気にしたい」「税金への理解を深めたい」「申告・納税環境の整備を進めたい」と抱負を述べていましたが、同月28日付で 国税庁長官官房付 に再配置され、事実上の更迭・降格とされる異例の異動となりました。
大学・高校の学歴は?
馬場健氏の学歴については、一切公表がされていませんでした。
財務省のキャリア官僚は一般的に東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの一流大学出身者が多いでので、馬場氏も同様だと考えられます。
高校については、出身の奈良県の進学校に通っていた可能性が高いと考えられます。