2025年11月9日、立花孝志氏(58)が兵庫県警により名誉毀損容疑で逮捕されました。
逮捕の背景は、2025年1月に死去した竹内英明元兵庫県議に対する虚偽の発言・投稿が問題視されたものです。
立花氏は斎藤知事の支持者として、選挙戦で竹内氏を「黒幕」「印象操作の主犯」と攻撃したことにより、竹内氏は誹謗中傷の被害に遭い、自ら命を絶ちました。
本記事では竹内英明氏の死因と妻、立花孝志氏が具体的に何をしたのか、詳しくまとめていきます。
竹内英明の死因
竹内英明氏(当時50歳、元兵庫県議会議員)は、2025年1月18日午前、自宅で自死(自殺)しました。
遺書は見つかっていませんが、警察は現場と遺体の状態から自殺と判断しています。
竹内氏は自宅の書斎で無意識状態で発見され、病院に搬送されますが死亡が確認されました。具体的な死因や、竹内氏が発見された時の詳しい状況は公表されていません。
ネット上では首つり自殺だったという噂がありますが、真偽不明となっています。
亡くなるまでの経緯
竹内英明氏は立花孝志氏の攻撃を受け、2024年11月〜2025年1月18日までの約2ヶ月間、精神的追い詰められました。
竹内英明氏が自死に至る過程で、精神的苦痛によるうつ症状が悪化し、病院通いが始まったことが、遺族証言や報道から明らかになっています。
これは立花孝志氏の誹謗中傷・デマ拡散(「警察取り調べ中」「逮捕目前」などの発言)による深刻な精神的ストレスが原因です。
2024年11月
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日付
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出来事
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11月17日
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兵庫県知事選で斎藤元彦氏再選。立花孝志氏(NHK党党首)は斎藤陣営の応援に参戦。
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11月18日
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立花氏、YouTube生配信で竹内氏を名指し攻撃開始。 「百条委員会の黒幕は竹内英明」「印象操作の主犯」「警察に取り調べを受けている」と発言。
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11月18日午後
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竹内氏、県議会に「一身上の都合」で辞職届提出。 同僚議員に「家族を守るため」「立花の攻撃が怖い」と相談。
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11月19日
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立花氏、X(旧Twitter)で竹内氏の自宅住所を公開(モザイクなし)。 「明日、竹内議員の家に行く」と予告。
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11月20日
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竹内氏、兵庫県警に脅迫・名誉毀損で相談。警察は「立花氏に警告」するも、投稿は削除されず。
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11月下旬
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竹内氏、外出自粛。自宅のカーテンを閉め切り、妻が買い物に行くのみ。 友人:「もう家から出られないと言っていた」
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2024年12月
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日付
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出来事
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12月13日
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立花氏、大阪・泉大津市長選の街頭演説で: 「竹内英明は警察に取り調べ中」「めっちゃやばい」「逮捕目前」と繰り返し発言。
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12月14日
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立花氏、YouTubeで**「維新の会議員からリークされた文書」を公開。 内容:竹内氏が百条委で「斎藤知事を陥れる工作」をしたという捏造文書**。
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12月15日
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竹内氏、兵庫県警に再び相談。警察:「文書は偽造の可能性が高い」と判断。
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12月20日
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竹内氏、睡眠薬を服用開始。妻:「夜中も立花の配信を見ていて、震えていた」
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12月25日
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立花氏、Xで「竹内は逃げられない」「正月も追及する」と投稿。
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2025年1月
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日付
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出来事
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1月1日
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立花氏、年明け一発目の配信で「竹内英明は犯罪者」と中傷継続。
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1月5日
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竹内氏、友人に電話:「もう限界だ」「死にたい」と漏らす(文春報道)。
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1月10日
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竹内氏、食事がほとんど取れなくなる。体重が5kg減少。
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1月15日
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立花氏、Xで「竹内は明日逮捕される」と投稿(完全なデマ)。
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1月16日
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竹内氏、妻に「もうダメだ」と告げる。妻が精神科受診を勧めるが拒否。
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1月17日
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竹内氏、最後に同僚議員にLINE: 「立花のせいで家族が壊れる。ごめん」
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1月18日 午前8時頃
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妻が買い物に出かける。竹内氏が自宅の書斎で亡くなる
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1月18日 午前10時
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妻が帰宅し、竹内氏を発見。救急搬送されるが死亡確認(享年50)。
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竹内英明の妻の顔画像と名前
竹内英明氏と妻の名前は令子さんです。
令子さんの年齢は2025年11月9日時点で50歳です。
令子さんの顔画像は公表されていませんでした。


竹内英明氏と令子さんはともに早稲田大学の政治サークル「鵬志会」のメンバーでした。
令子さんは、早稲田大学時代からの古くからのパートナーとして、夫の政治人生を支えていました。
立花孝志は何をしたのか?
立花孝志氏は、2024年の兵庫県知事選挙で斎藤元彦知事の支持者として活動する中で、兵庫県議会百条委員会の委員だった竹内英明氏(当時50歳、2025年1月自死)を名指しで激しく中傷しました。
これらの行為は根拠のない虚偽情報の発信が中心で、竹内氏の精神的苦痛を増大させ、辞職・自死の要因の一つとされています。
立花氏はYouTube生配信、X(旧Twitter)投稿、街頭演説を通じて竹内氏を「黒幕」「犯罪者」と攻撃。維新の会議員から入手したとされる「リーク文書」(後で偽造と判明)を基にデマを拡散し、SNS上で中傷の連鎖を引き起こしました。
具体例
- 警察取り調べ: 「竹内議員は警察の取り調べを受けている。多分間違いない」「めっちゃやばい」。
- 逮捕目前: 「明日逮捕される予定だった」「逮捕が間近」。
- その他: 竹内氏の自宅住所を公開し、「訪問する」と脅迫めいた予告。死後にも中傷を継続。
これらは兵庫県警により「全くの事実無根」と認定されましたが、竹内氏の社会的評価を著しく低下させました。
竹内英明のwiki経歴
竹内英明氏は、兵庫県姫路市出身の元兵庫県議会議員です。
早稲田大学卒業後、民間企業を経て政界入りし、地域活性化や行政改革に注力しました。
しかし、2024年に起きた兵庫県庁の内部告発文書問題(いわゆる「斎藤知事疑惑」)への関与がきっかけで誹謗中傷を受け、2025年1月18日に50歳で死去しています。
以下に、学歴・職歴・政治活動を中心に経歴をまとめます。
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項目
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詳細
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生年月日
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1974年4月6日(兵庫県姫路市生まれ)
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没年月日
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2025年1月18日(50歳没、自宅にて自殺とみられる)
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学歴
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早稲田大学経済学部政治学科卒業
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家族
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妻と子供が2人いる
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所属政党
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ひょうご県民連合(元自民党系)
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- 幼少期・学生時代(1974年~1990年代)
兵庫県姫路市で生まれ育つ。小学生時代(4年生~6年生)に、ドラマ「スクールウォーズ」の影響で姫路ラグビースクールに所属し、ラグビーを経験。早稲田大学在学中には、奥田敬和衆議院議員の学生秘書を務め、政治への興味を深めます。また、大学内で新進党学生部を結成し、初代代表幹事を務めるなど、学生政治活動に積極的でした。 - 社会人初期(1990年代後半~2000年代初頭)
大学卒業後、セブン-イレブン・ジャパン(現セブン&アイ・ホールディングス)に入社し、民間企業でビジネス経験を積みます。この時期に政治への転身を決意し、地元姫路市に戻ります。 - 政界入り(2003年~)
- 2003年:姫路市議会議員選挙に立候補し、当選(1期)。地元行政の基盤を築きます。
- 2007年:兵庫県議会議員選挙(姫路市選挙区)に立候補し、当選。以降、5期連続で務め、エリート議員として活躍。総務常任委員会などに所属し、地域活性化、高齢者福祉、教育改革に尽力しました。
自民党系議員として知られ、ひょうご県民連合議員団の一員。地元姫路の経済振興や災害対策にも取り組んでいました。
- 晩年の活動と出来事(2024年~2025年)
2024年春、兵庫県元西播磨県民局長の内部告発文書問題(斎藤元彦知事のパワーハラスメント疑惑など)で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)の委員を務め、調査に深く関与。これが知事側からの反発を招き、SNSを中心に激しい誹謗中傷を受けました。2024年11月に議員辞職を表明し、家族への影響をブログで綴っていました。辞職後、精神的苦痛が深刻化し、2025年1月18日に姫路市の自宅で亡くなりました。死因は自殺とみられ、誹謗中傷の影響が指摘されています。
