2025年7月17日、取引先の男性を約3カ月にわたり監禁し、繰り返し暴行を加えて全身に大けがをさせたとして、建設業の大城優斗容疑者(24)ら男7人が逮捕された事件。
この事件で逮捕された男の1人が、FPSで世界2位にもなった有名選手だったことが明らかになりました。
【CAG OSAKA R6S部門選手逮捕】
・BlackRay選手が監禁暴行で逮捕
・本名: 長谷川翔(24歳)
・1月~4月に30代男性を監禁
・熱したフライパン押し当てる
・ドライバーで突き刺す等の暴行
・全治6ヶ月の重傷を負わせる
・約200万円を奪う
・先日の世界大会は準優勝
・大会準備期間中も監禁か pic.twitter.com/KQjWS9KK2y
— FPS G33KS@FPS最新ニュース (@FPS_G33KS) July 18, 2025
男の名前は、BlackRayこと、長谷川翔(24)です。
長谷川はどのような人物なのでしょうか?
詳しくまとめていきます。
BlackRay(本名・長谷川翔)のwiki経歴
活動名:BlackRay(ブラックレイ)
本名:長谷川 翔(はせがわ しょう)
生年月日:2001年2月1日(現在24歳)
出身地:東京都北区
所属チーム:元 CAG Osaka(CYCLOPS athlete gaming 大阪支部)
プレイタイトル:Rainbow Six Siege(通称R6S)
BlackRayこと長谷川翔は2019年からCAG大阪に所属し、2025年のRE:L0:AD世界選手権で準優勝、Six Invitational 2025で12位以内に入るなど、日本のesports界で活躍しています。
卓越したメカニカルスキル(エイムや反応速度)と大胆なプレイスタイルで知られており、特に攻撃的な役割(エントリーフラッガー)で試合の流れを切り開くことが多く、チームの火力の中心として活躍していました。
RE:L0:ADでは1.09のSiegeGGレーティングで18位にランクインする実力者です。
ファンやチームメイトからは「メカニカルモンスター」と称されるほどの実力者。X上では、彼のハイライトプレイ動画や大会での活躍が頻繁に話題になっていました。
しかし、逮捕前には高級品や現金をSNSで誇示する投稿が目立ち、一部のファンが「変わったな」と感じていたとの声も出ていました。
鮨食べて選挙行ってきた pic.twitter.com/Yztz7bqXG1
— BlackRay / CAG (@_BlackRay_) July 15, 2025
CAG Osakaは現在、日本と韓国のプロ8チームからなるリーグ戦「Asia Pacific League 2025 Stage 1:APAC North」に出場していました。
長谷川の逮捕を受け、CAG大阪は7月18日に長谷川との契約を解除し、公式サイトからプロフィールを削除。7月20日のアジア太平洋リーグ2025 – ステージ1プレイオフも棄権となっています。
【大会出場辞退のお知らせ】
今週末7月20日(日)に予定されておりました
「Asia Pacific League 2025 – Stage 1: APAC North – Playoffs」
への出場を辞退することになりましたので、お知らせいたします。— CAG OSAKA (@CYCLOPS_OSAKA) July 18, 2025
BlackRay(本名・長谷川翔)の高校
長谷川翔は高校を卒業後すぐにプロゲーマーとして活動を始めています。
ただ、学生時代の詳しい経歴は出身校については不明となっています。
R6Sは競技性の高いゲームで、プロになるには相当な練習時間が必要なため、学生時代からゲームに時間を割いていたと推測されます。
高校在学中はゲームに没頭していた可能性は高いですが、具体的なエピソード(例:部活動、esports大会出場、学業成績など)は公表されていませんでした。
逮捕された事件について
逮捕日: 2025年7月17日
容疑: 逮捕監禁致傷罪(拉致・監禁および暴行による傷害)
容疑者: 長谷川翔(24歳、元プロゲーマー、BlackRay)を含む7人。主犯格は建設業の大城優斗(24歳)、他に大城海人(25歳)、本谷拓磨(24歳)、豊友大(24歳)、柏原拓実(24歳)、鈴木斗樹也(25歳)(いずれも職業不詳)。
被害者: 30代男性(内装工事の元請け業者)
期間: 2025年1月29日~4月30日(約3か月間)
場所: 東京都内および近郊のホテル、トランクルーム、民泊など計十数か所
事件の詳細: 被害者を豊島区内の路上で乗用車に押し込み、手錠をかけて監禁。3か月にわたり、熱したフライパンやハンマー、ドライバー、ライターなどを使用して暴行を繰り返し、肋骨や腰の骨折、全身の火傷など全治6か月の重傷を負わせた。
動機: 大城優斗と被害者の間で、内装工事のクレーム(壁紙の浮きなど)による支払いトラブルが発端。やり直し費用を巡る対立がエスカレートし、拉致・恐喝に至った。
長谷川翔は暴行や見張り、監禁場所の提供などに加担したとみられていますが、長谷川自身は容疑を否認しています。
長谷川は容疑を否認していますが、彼のプロゲーマーとしてのキャリアは事実上終了ということになるでしょう。