作家の西村賢太さんが5日、都内の病院で亡くなったことが判明しました。
2007年「暗渠（あんきょ）の宿」で野間文芸新人賞、11年に「苦役列車」で芥川賞。
まだ54歳と若いですが、急死ということになりました。
西村賢太の現在や病気(死因)は？
西村賢太さんは現在も作家として活動。
名前:西村賢太
生年月日:1967年7月12日
出身地:東京都江戸川区春江町
最終学歴:町田市立中学校
マネジメント事務所:ワタナベエンターテインメント
石原慎太郎氏の訃報について、2月2日に追悼文を掲載していました。
読売新聞掲載
西村賢太による石原慎太郎への追悼文
さすが「作家」という弔い方 pic.twitter.com/9VWNlKQc3O— 丸米 (@playballmrkm) February 1, 2022
詳しい死因は報じられていませんが、4日夜にタクシー乗車中に意識を失い病院に搬送されていたそうです。
急に体調が悪くなり、病院に運ばれたときには心臓が止まっていたそうです。
医師が蘇生を試みましたが、再度の心臓停止となり、亡くなってしまいました。
おそらく、心筋梗塞や脳血管疾患などの急病で亡くなったと思われます。
ネット上では以前から西村氏が病気だったという情報がちらほらツイートされていました。
西村氏が痛風を患っていた、肝臓が悪かったなどというツイートがありましたが、実際に持病があったのかは不明。
西村賢太さん、糖尿か痛風っぽい感じがあったけれど、おそらく亡くなったのは急性の心疾患だろう。
もちろん持病があっての発作なのかもしれないけど、何となく「綺麗な」亡くなり方だと思ってしまった。— Yuta Komura (@Yutakom) February 5, 2022
具体的な病名は挙げられていないので、デマの可能性もあります。
西村氏が肥満体型であるため、病気の噂が広がったのかもしれません。
『苦役列車』で第144回芥川賞を受賞した際の会見での西村賢太 pic.twitter.com/PlsAZPtv4j
— 風化させないbot (@bot05179422) November 18, 2018
現在はあまりメディア出演していない印象でしたが、現在もお元気で過ごしていると思われていましたが・・・残念です。
近年は売上低迷を嘆く発言もあったみたいです。
大竹「売れる（部数が）？」
西村「いや発行部数が」
西村賢太の結婚や彼女
西村賢太氏は結婚しておらず、独身です。
結婚しない理由について「嫁が老けていくだけだから、結婚するのは損」と発言していましたが、実際の理由は不明となっています。
結婚はしないと発言していましたが、彼女が居た時期はあり、同棲もしていたそうです。
西村賢太氏の「秋恵もの」と呼ばれる一連の作品に登場するヒロインの秋恵は、実際に1年間同棲した彼女がモデルとなっています。
彼女のお母さんの方からは、受賞直後すぐに電話がきました。何を言われるのかと思ったら、「おめでとう」って。「少なくとも三十万円は賞金で返しますから」と言ったら、「いいのよ。本当におめでとうね」と言ってくだすって。（坪内祐三×西村賢太「“芥川賞の面汚し”とも言われてますけどね」）
— 西村賢太bot (@nkenta_bot) November 27, 2020
芥川賞を受賞する前はカツカツの生活を送り、受賞直前の月収は17～18万円だったそうです。
彼女の実家に借金をしていたみたいですが、芥川賞の選考前の通帳には20万円が入っていたそうですが、受賞してから半年後には5500万円を越えたと話していました。
同棲した彼女とは結婚には至らず、35歳の時に別れます。
その後、西村氏は地方局の女子アナと女性読者にアタックしますが、フラれてしまい、9年間は彼女を作らなかったそうです。
2016年2月に放送された『ナカイの窓』では、
「(彼女が)今4人ぐらいいます。」と発言。
同時に4人の彼女と交際しており、浮気ということではなく、堂々と彼女達に宣言していたと周囲を驚かせました。
ただ、西村氏は冗談を言う事が多いので、どこまで本当のことを喋っているのかは分かりません。
新作『芝公園六角堂跡』の西村賢太さん「取材で本音はしゃべりません」。冗談を飛ばし、人の気をそらさない。露悪的な発言で時に物議を醸した人とは思えない朗らかな笑顔だ。「僕は私小説だけでやり続けた人間がどういう末路をたどるかを試したい」https://t.co/8f6jYtCZno pic.twitter.com/t1gildzW8U
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) April 4, 2017
西村賢太の父親
実は西村氏に逮捕歴があります。
西村氏は25歳の頃、アルバイト先で同僚と揉めたところ、駆けつけた警官を誤って殴ったため逮捕されています。
また、29歳の時には飲食店で酔って他の客に絡んで暴力をふるい、再び逮捕されています。
彼女の件も踏まえると西村氏の私生活は破天荒なものでした。
実は西村氏の父も、強姦強盗事件で逮捕されています。
父親の事件は西村賢太氏が11歳前後のときに起き、その後両親は離婚し、姉と共に母親に引き取られます。
西村氏は父親の事件については強盗事件ということは知っていましたが、強盗だけでなく強姦もあったということは中学3年生のときに知ります。
事実を知ったときはショックが大きく、不登校になったそうです。
