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【吉松弥里さん】犯人(少年)の顔や現在と生い立ち|インスタ・facebook

2020年8月、福岡市の大型商業施設で買い物客の吉松弥里(みさと)さん(当時21歳)が刺殺された事件。

この事件の犯人は当時15歳の少年でした。

少年は現在17歳となり、殺人罪などで起訴され、2022年7月6日に初公判を迎えます。

そこで今回は吉松弥里さんを殺害した少年についてまとめていきます。

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福岡商業施設女性刺殺事件の概要

2020年8月28日夜、福岡県福岡市中央区地行浜2丁目にある大型商業施設「マークイズ福岡ももち」で、当時15歳だった無職少年が、当時21歳の事務アルバイトの女性・吉松弥里さんを包丁で刺殺。

 

少年は、吉松弥里さんを襲った後に付近にいた6歳女児を襲って馬乗りになり包丁を突きつけますが、客として訪れていた非番の消防士が少年を止め、駆けつけた警備員らと共に取り押さえます。

 

逮捕された少年は事件の直前まで九州地方の少年院に入所していたことが報じられています。

 

デイリー新潮によると、知的、情緒障害のある少年を見る施設だったそうです。

「彼は中学3年生で、直前まで、九州地方にある少年院に入所していました」

と述べるのは、別の全国紙の社会部デスク。

「この少年院は、知的、情緒障害のある少年を見る施設。そこから出所が認められ、8月26日に福岡県内の更生保護施設に入ります。この施設も、少年の保護実績で名が知られ、また、知的障害などを持つ出所者への知見も深かった」

 

福岡通り魔殺人「15歳少年」出所2日後の凶行 責任の所在は | デイリー新潮
少年院を出た2日後の凶行である。なぜ無差別殺人者を野に放ってしまったか。…

犯人(少年)の顔

逮捕された少年は15歳だったということで、名前や顔画像は公表されていません。

事件当時の画像や動画がツイッターに投稿され拡散されたので、犯人の後ろ姿などは確認されています。

 

実は事件当時爆サイには犯人とされる少年の名前と顔画像が書きこまれました。

しかし、犯人だと”断定”できる証拠や根拠は何ひとつなく、デマだとされています。

爆サイに投稿され顔画像は男子中学生らしき学生の卒アル写真でした。

 

しかし、逮捕された少年は当時中学3年生だったと報じられています。

2021年8月には、そもそも少年が中学校に通っていなかったと毎日新聞が報じています。

 

そのため爆サイに書き込まれた情報は完全にデマです。

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犯人(少年)の現在

福岡県警は2020年9月11日に犯人の15歳の少年を殺人容疑で送検。

取り調べで少年は支離滅裂な供述をしていたことから警察は慎重に捜査をしました。

性的目的で犯行に及んだと報道されていましたが、実際はどうだったのかは不明。

 

少年は約3カ月間の鑑定留置を受け、2020年12月24日に検察は少年を殺人などの非行事実で家庭裁判所に送致。

 

2021年1月18日、鹿児島家庭裁判所は「少年院などで資質上の問題性を改善するのは著しく困難」であるとして少年の逆送致を決定。

少年は起訴後、成人と同様に拘置所に勾留され、2021年8月には情状鑑定が行われていました。

この頃には落ち着きを取り戻し、弁護人が差し入れた小説や辞書などを読むようになっていたそうです。

 

そして、2022年7月6日に初公判が開かれます。

成人と同様の裁判員裁判で審理されるということで注目が集まっています。

裁判の争点になるのは、刑罰を受けさせるか、保護処分にするか。

 

検察側は、遺族が厳しい刑罰を望んでいることもあり、刑事罰を求めると見られています。

一方、弁護側は、公訴事実に争いはなく、少年院での治療が必要だとして保護処分を求めると見られています。

 

判決で懲役刑が言い渡されれば、少年は少年刑務所に入ることになり、保護処分が相当となれば、家庭裁判所に移送され再び少年審判が開かれる可能性があるそうです。

追記:7月6日に初公判が開かれ、動機も判明

7月6日に初公判が開かれました。

初公判前の予想通り、弁護側は更生のため少年院への収容を求め、検察側は少年刑務所で刑罰を受けることを求めました。

犯行の動機についても裁判でハッキリと判明しました。

当初報道されていた通り、「性的目的」だったみたいです。

 

◆8月27日
・福岡県田川市の更生施設を抜け出す。
・このとき持っていたのは財布やマスクだけ、所持金はゼロ。
・コンビニで男性に「お金に困っている」と話しかけ、男性に「泊めてほしい」とお願いするが断られ、男性から現金3千円をもらう。
・もらったお金でコンビニで避妊具などを購入。

◆8月28日
・午前7時すぎ、バスで福岡市・天神に到着。
・犯行現場の商業施設に着く前に、別のスーパーで包丁を物色。
・「性行為がしたい」と考え、商業施設に向かう。
・午後6時半すぎ、商業施設に到着し、施設内で包丁を万引き。
・午後7時半前、被害者の女性を見つけてトイレについて行き、事件が発生。

Yahooニュース

 

判決は7月25日に言い渡される予定です。

2022年7月25日追記:少年に懲役10~15年の不定期刑判決が下る

25日午後3時から行われた判決公判で、福岡地裁は懲役10年以上15年以下の不定期刑判決を言い渡しました。

犯人(少年)の生い立ち

逮捕された少年は3人兄弟の末っ子で、兄と姉がいます。

 

詳しい地名は不明ですが、九州南部の自然に囲まれた小さな集落で生まれ育ちます。

 

 

祖父によると、少年はこの地で小学校高学年まで暮らします。

少年は幼い頃から他者との意思疎通が苦手な一面があり、発達障害と診断されています。

感情をコントロールすること難しく、強い口調で叱られた時などは頭に血が上ってしまうことがあったそうです。

当時の学校関係者によると、小学校で包丁を振り回す騒ぎを起こしていたそうです。

さらに両親が離婚しており、小学校高学年からは家族の元を離れ、児童養護施設などを転々。この間にも暴力が問題になることがあったそうです。

 

そして、2019年に施設の職員に暴力を振るったとして少年院に入ります。

 

少年は2020年8月26日に少年院を仮退院し、福岡県内の更生保護施設に預けられます。 
しかし、翌27日に無断で保護施設を抜け出します。翌28日に「マークイズ福岡ももち」で事件が起きました。少年の仮退院を巡っては、当初実母が暮らす少年の出身地で受け入れる方向で調整が進んでいました。しかし、教育委員会が「再び人を傷つける恐れが高い」と強い懸念を示し、2020年4月に実母と暮らすことを断念した経緯がありました。その後、少年院側は福岡県内の更生保護施設を受け入れ先として仮退院を申請し、認められたそうです。少年が事件直前までにいた更生保護施設がどこなのかは判明していません。

 

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追記:犯人(少年)の家族

裁判では少年の家庭環境に問題があったことが、少年の元担任の供述調書で明らかになりました。

父親と祖父がクレーマー気質。

父親は少年の兄に暴力を振るうこともあったそうです。

母親は理由は不明ですが、自分で家事ができない状態だったそうです。

家庭内のストレスから少年も暴力的な子供になってしまったとのこと。

吉松弥里さんのインスタ・facebook

亡くなった吉松弥里さんの顔画像は公表されています。

 

 

彼女のインスタやfacebookも特定されているようです。

インスタ・facebook共に2017年を最後に更新が止まっていました。

 

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