山田真前社長の死因・遺書|学歴・経歴と年齢【大丸別荘会見内容】

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大浴場の衛生管理を怠っていた福岡県筑紫野市の老舗温泉旅館「大丸別荘」の前社長・山田真さんが亡くなったことが報じられました。

死因や遺体の状況などは不明ですが、

遺体の近くにあった山田前社長の車の車内からは「申し訳ない」「すべては自らの不徳のいたすところ」「あとは頼む」などと書かれた遺書のようなものが見つかったということです。

山田社長とはどのような人物だったのでしょうか?

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山田真前社長の死因・遺書

福岡県警の発表によると、2023年3月12日朝、福岡県筑紫野市の山道の近くで、車の中に横たわっている男性を通行人がみつけ警察に通報しました。

駆けつけた警察と消防がその場で男性の死亡を確認。

身元を調べたところ老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」の元社長・山田真さん70歳であることが判明しました。

遺体の近くには遺書のようなメモがあり「申し訳ない すべては自らの不徳の致すところ あとは頼む」という内容が手書きで残されていたということです。

同旅館を巡っては、大浴場の湯を年2回しか入れ替えず、基準値を大幅に超えるレジオネラ属菌が検出された問題が発覚。

県警は適切に対応していたとする虚偽の報告書を旅館側が県へ提出したとして、同法違反(虚偽報告)容疑で同旅館と山田前社長宅を10日、家宅捜索していました。

一連の事件について責任を取る形で自殺したと考えられます。

山田真前社長の学歴・経歴と年齢

山田真前社長は150年の歴史がある「大丸別荘」の5代目社長でした。

詳しい学歴や経歴は不明ですが、山田真さんは、総支配人・料理長を兼任していたという口コミが確認されています。

また、2010年の記事では山田真社長が「大丸別荘」の日本庭園や大浴場の設計をしたと記載されていました。

大丸別荘会見内容

「大丸別荘」では大浴場のお湯を年2回しか入れ替えられておらず、基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出されていました。

この件について、2023年2月28日(火)午前10時から大丸別荘の山田眞社長の記者会見が行われました。

 

山田眞社長の謝罪

令和5年2月24日の朝日新聞朝刊において、大丸別荘の大浴場の衛生管理問題については事実経緯は新聞報道の通りです。

このような事態に至ったことは福岡県民のみなさまに対してはもとより、全国の大丸別荘のご利用者のみなさまに心よりお詫び申し上げます。

私は公衆浴場法に基づいて県が定める条例において、連日使用型の循環型浴槽は全ての湯を取り替えるのを1週間に1回以上行うよう指導していたにもかかわらず、2019年12月ごろよりこれを行わず、かつ浴場内の温水の、
えー・・残留塩素濃度1Lあたり0.4mg以上にする必要があったのをこれを怠ってまいりました。

このような事態に至ったのは、代表者としての私自身の法律に、えー・・対する認識が甘く、かつレジオネラ菌はどこにでもある一般細菌のような安易な考えで、また大浴場は温泉掛け流しなのでかなりお湯が入れ替わってるから大丈夫と考えておりました。

また塩素を注入しなかったのは、塩素の匂いが自分の体質に合わず嫌いだったという身勝手な理由でございました。

 

このような状況は条例が制定された昭和63年ごろからしばらく守っておりませんでしたが(?)、今の大浴場が完成しました平成4年以降は2019年までは正確に確認できませんが実施していたと思います。

しかし2019年12月以降は温泉掛け流しであるという現状を踏まえ、ついつい管理が不十分になり、今日に至った次第です。

その後、コロナ渦中にあって宿泊客も激減したことから一層ルーズになってきた中、今後、今度、福岡保健所から令和4年8月の調査によりレジオネラ属菌が基準値の2倍検出されましたが、その際当方は虚偽の書類を提出し、換水や塩素の注入が適正であったと説明してきました。

しかしこれらは新聞報道にもありますように・・・虚偽の資料による不適切な対応でありました。

その後福岡県保健所による抜き打ち検査による基準値の3700倍のレジオネラ属菌が検出されました。

今回の福岡県の調査において、当社の不正行為が明らかとなり、福岡県保健所の関係者の皆様、そして福岡県民の皆様、ひいては大丸別荘をご利用してくださった多数の皆様を裏切るような行為をしたことは、本当に申し訳ありませんでした。

深く深くお詫び申し上げます。

私は今回の福岡県保健所の抜き打ち検査によって、当社のずさんな対応が明らかとなり、これらの行為がいかに県民の皆様へ当社の温泉を利用してくださった皆様の健康を全く顧みない悪行であったという事をつくづく知らされ、かつ反省させられました。

幸いに生命の危機にさらされた方がいらっしゃらなかったことは不幸中の幸いでした。

当社開業の年1965年から数え160年とならんとしている中で、こんな恥ずべき行為をしたことをご先祖様に申し訳なく思い、当社を支えてくれた従業員の皆様に対しても申し訳なく思う次第です。

今後許されるなら法律を順守し、浴槽を整備し、換水を適正に実施し、塩素濃度を適正に守っていく所存であることを心から誓約いたします。

そして関係者の皆様に深く謝罪申し上げる次第です。
以上でございます。」

 

 

謝罪以外の山田眞社長の主な発言は以下の通りです。

 

「レジオネラ菌は水たまりとか、その辺によくある菌だと思っていた」

「レジオネラ属菌が大した菌ではないという認識がひとつと、ろ過循環装置があったので、水質はいいだろうと。」

 

「コロナじゃないけど、基礎疾患がある人とかが、たまたま、きっかけになるという認識だった」

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