ウィシュマ・サンダマリの死因や収容理由は彼氏のDV?死亡までの経緯

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名古屋出入国在留管理局の施設にれていたウィシュマ・サンダマリさん(33)が3月に死亡した経緯をまとめた調査報告書が公表されました。

しかし、そこにはウィシュマさんの死因の記載がなく、

遺族の代理人弁護士は「名古屋入管は収容者の健康を守れる体制を有していない。収容する資格はない」と批判。

さらに、ウィシュマさんの妹は「死因が明らかにされていないのに調査報告書と言えるのか」と疑問を呈しています。

そこで今回は『ウィシュマ・サンダマリの死因や収容理由は彼氏のDV?死亡までの経緯』についてまとめていきます。

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ウィシュマ・サンダマリの死因

ウィシュマ・サンダマリさん(享年33歳)は2020年8月に名古屋入管の収容施設に収容。

2021年1月以降に健康状態が悪化し3月6日に亡くなりました。

死因は明らかになっていません。

公開された報告書では死因について甲状腺炎のほか、脱水や抗精神病薬の影響などが外部の専門医から指摘されたとありますが、結論は、

「病死と考えられるが、複数の要因が影響した可能性があり、具体的な経過の特定は困難」と記されています。

ウィシュマ・サンダマリの収容理由は彼氏のDV?

ウィシュマさんは「日本の子どもに英語を教えたい」という夢のために2017年に留学生として来日。

しかし、その後学費を払えなくなり、通っていた日本語学校の学籍を失います。

在留資格を失い2019年1月から不法残留となり、昨年8月に名古屋入管の収容施設に収容されました。

ウィシュマさんは収容中に2度にわたり仮放免を申請していますが、認められませんでした。

仮放免申請の理由として仮放免申請の理由として書いた手紙で元彼氏からのDV被害を告発していました。

ウィシュマさんは日本語学校で知り合った元彼氏に貯金を奪われ、殴られるなどのDV被害に遭っていたそうです。

手紙には2018年8月に交番に助けを求めるまでの経緯もつづられていました。

要領に基づくと、ウィシュマさんがDV被害者だと認知できた場合、ウィシュマさんは入管でなく、DVシェルターで心身のケアを受けられただけでなく、日本語学校退学で紛失した在留資格の交付を受けられた可能性もあった。

警察に出頭した際、ウィシュマさんは「彼氏に追い出された」と語り、所持金が1350円しかなかったことなどから、警察も入管局もDV被害者だと認識していたが、彼女を保護し、ケアする対応は全くとらず、逆に帰国を促していた。入管庁は、収容者のうちのDV被害者数を把握していたが、彼女はカウントされていなかった。

さらに元交際相手から、収容後の20年10月に、2度にわたり、ウィシュマさんに脅迫めいた手紙まで届く。

「入管まで私に手紙きました。彼氏すごい怒るとき厳しいになります。私がスリランカで探して罰やることと、あと、スリランカにいる彼氏のファミリーのみんな、私帰るまでリベンジ(復讐)やるために待っていること書いてあった」

仮放免の申請理由を書いた紙には元交際相手から寄せられた手紙の内容がこう記されていた。彼女は、その後、「屋上に彼がいるかも」という不安にかられて屋上にも出られず、出た場合も声さえ出せなくなっていたという。入管庁は、被収容者に来る手紙は「内容をチェックしてから渡す」としており、当時の対応に問題がなかったか調査を進めている。

社会新報

ウィシュマさんの元彼はスリランカ人だったみたいです。

ウィシュマさんに脅迫めいた手紙まで送られていたみたいです。

この件について報告書では、結論として次のように記されています。

A 氏(ウィシュマさん)が D V 被 害 者 で あ る か 否 か の 検 討 を 行 わ な か っ た こ と に つ い て は ,反 省 す べ き 点 で あ る が , 仮 に , 同 手 続 を 履 践 し て い た と し て も , 必ず し も A 氏 に 対 す る 退 去 強 制 処 分 を 見 直 し た り , A 氏 に つ き D V 被害 者 と し て 退 去 強 制 手 続 上 特 別 の 取 扱 い を す る べ き 事 案 と ま で は 言え な い と 考 え ら れ る 。

 

令和3年3月6日の名古屋出入国在留管理局被収容者死亡事案に関する調査報告書の詳細はこちらから

死亡までの経緯

ウィシュマ・サンダマリさんは昨年8月に名古屋入管の収容施設に収容。

コロナ禍でスリランカへの定期便がなくなったことなどにより、収容が長引きます。

そして、2021年1月頃から体調を崩します。

ウィシュマさんと面会をしていた支援団体の「START(外国人労働者・難民と共に歩む会)」によると、ウィシュマさんは連日37度を超える発熱に苦しんでいたそうです。

STARTの面会記録では、ウィシュマさんは2月7~10日、2月12~19日、3月2日の夜に37度超の発熱があったあそうです。

 また、STARTのメンバーと面会した時のウィシュマさんの様子については、こう記録されている。

「バケツを持って、車いすに乗って面会室に来る。面会中に何度も嘔吐。目がうつろで話しているときも焦点が定まらない。『水も飲めない、ご飯も食べられない』『37.5℃以上の熱がある。体が石みたい』と話す」(2月16日)

「『呼吸ができない、胸が苦しい』と話す」(2月17日)

「面会した時の状態として、今回はマスクをしていなかった(マスクをしていると、呼吸が苦しいからではないかと推測)。口元に唾液がたまっていて、話すと泡になる。車いすに寄りかかっていて、上体を動かせない。腕を伸ばすことができず、指も伸ばせない状態」(3月3日)

上記のように、明らかに異常なものだった。STARTのメンバーは再三、「自分たちが病院につれていくから」とウィシュマさんの仮放免(一定の条件のもと、一時的に入管の収容施設から解放されること)を名古屋入管に求めた。しかし結局、それが実現しないままウィシュマさんは亡くなった。

Yahooニュース

入管職員はウィシュマさんに適切な治療を受けさせませんでした。

衰弱したウィシュマさんの訴えを、職員が「仮放免に向けた誇張やアピール」と受け止めたそうです。

誇張を疑ったため、医療的対応が必要な状況を見落したとされています。

また、衰弱するウィシュマさんを職員が嘲笑していたことも判明しました。

ウィシュマさんが点滴治療や外部病院での受診を繰り返し求めた際に、名古屋入管の職員が内規に反して上司に報告せず、現場レベルで判断していたことも判明。カフェオレをうまく飲み込めず鼻から噴き出したウィシュマさんに、職員が「鼻から牛乳や」とからかったことを「明らかに人権意識に欠ける不適切な発言」として、職員の意識改革の徹底を求めた。

東京新聞

 

これは酷いですね。

 

ウィシュマ・サンダマリさん死亡問題の経緯

【2017年】

・6月 「留学」の在留資格で入国。期間は1年3カ月

【18年】

・9月 難民認定申請。翌月、「特定活動」で2カ月の在留許可

・12月 在留期間更新の許可申請。翌月、不許可となり、在留資格を失う。所在不明に

【20年】

・8月 静岡県内の交番に出頭。名古屋出入国在留管理局の施設に収容される。強制退去処分に

【21年】

・1月4日 仮放免の許可申請

・1月22~26日 施設診療室の医師の指示により検査を受ける

・1月28日、2月4日 診療室を受診

・2月5日 外部病院の消化器内科を受診

・2月15日 仮放免申請を不許可と判断、翌日告知

・2月16~22日 診療室を3度受診

・2月22日 仮放免許可を再度申請

・3月4日 外部病院の精神科を受診

・3月6日 搬送先の病院で死亡確認

・4月9日 出入国在留管理庁が死亡問題の中間報告を公表

・4月16日 出入国管理法改正案が衆院で審議入り

・5月14日 入管法改正案について、与野党が修正協議

・5月18日 政府・与党が入管法改正案の会期中の成立を断念

世間の反応

目の前で苦しんでいる時に「軽口をたたいた」あとその人が亡くなって、この職員は今、どんな気持ちなのだろう?
罪の意識?それともどうってことない?
どっちにしても正常ではない。

 

入管の職員は人の尊厳を踏みにじるのが仕事なのでしょうか…
ひどい。許せないです。

 

問題起こす不法滞在者が多いから、どうしても入管の対応も厳しくなるんだろうね。
DV交際相手が一番悪いんだから、まずはそいつを厳しく罰するべきだよな。

 

当日医療従事者はいなかった。非常勤だからと言うならその前もずっといなかったのでしょう。彼女は当日発病したわけではない。ずっと医療を求めていた。せめて経過報告なら誰もが納得できる説明をしてほしい。

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