2023年12月6日、米西部ネバダ州ラスベガスの大学で銃撃事件があり、死亡した3人のうち1人が60代の日本人女性だったことが明らかになりました。
なんてこと。ラスベガス大学銃撃事件、3人目の犠牲者に、日本語・日本文化を教えていた日本人女性、ナオコ・タケマル准教授だと。
他2人も教師、なぜ先生ばかりが狙われたのかと思ったら、死亡した容疑者は、同大に就職失敗した他大の元准教授だとか。… https://t.co/Cwbl3TlLfI— 三浦真弓 / Mayumi MIURA (@mayumiura) December 8, 2023
亡くなった日本人女性の名前は同大学准教授のタケマル・ナオコ(69)さんです。
いったいどのような人物だったのでしょうか？
タケマル・ナオコの経歴
タケマル・ナオコさんは、ラスベガスにあるネバダ大学ラスベガス校(UNLV)で約20年間、日本語や日本文化を教えていました。
タケマルさんは、日本研究分野の准教授（Associate Professor）で、日本研究プログラム全体を監督し、日本語、日本文化、ビジネスに関する高等科のコースを教えていたそうです。
UNLVのリベラルアーツ・カレッジからウィリアム・モリス賞（the William Morris Award for Excellence in Teaching）を受賞。
2010年には著書『Women in the Language and Society of Japan(日本の言語と社会における女性たち — 偏見の言語的根源)』を出版されています。
タケマル・ナオコさんのfacebookアカウントなどは特定するこはできず、本名(漢字名)や出身については不明でした。
犯人の名前はアンソニー・ポリト
銃撃事件を起こした犯人の名前はアンソニー・ポリト(67)です。
ポリト容疑者は事件現場に駆け付けた警察官により射殺されています。
あなたの知らない🇺🇸アメリカnews🚨速報：昨日朝、ネバダ州ラスベガスの大学で起こった銃乱射事件速報💥UNLV銃乱射事件容疑者、学校での職に就けなかった教授アンソニー・ポリト（67歳）と判明した。#ベガスの銃乱射事件の犯人 pic.twitter.com/esByFZGivk
— あなたの知らないアメリカニュース🇺🇸公式 (@JackWorldNews) December 7, 2023
ポリト容疑者は米国内の複数大学で教べんを執った元教員で、
事件前には全米の大学の人事部宛てに20通以上の手紙を投函していました。
しかし、いずれも不採用となっていたみたいです。
銃撃事件を起こした大学の採用試験も受けていたそうですが、事件との関連は不明となっています。
現時点でアンソニー・ポリトの顔写真は公開されておらず、本人のSNSの特定には至りませんでした。