産業医事務所を経営する鈴木瑞穂医師(39)が放火容疑で逮捕されました。
自身が所有する栃木県のリフォーム中の住宅に放火しました。
警察の調べに対し鈴木容疑者は「ガソリンをまいて火をつけた」などと供述し、容疑を認めており、自身も足や右手にやけどを負いました。
鈴木瑞穂医師の経歴を調べたところ、かなり優秀な経歴をお持ちで、このような事件を起こすとは思えませんでした。
一体動機はなんだったのでしょうか?調査した結果をまとめていきます。
事件概要
警察の調べに対し、鈴木容疑者は「ガソリンをまいて火をつけた」などと供述し、容疑をおおむね認めているという。
警察によると、火災の起きた3日は鈴木容疑者と連絡がつかなかったものの、翌日になって話を聞いたところ、自分で火をつけたことを認めたという。
警察は放火のくわしい動機について調べている。
鈴木瑞穂医師wiki経歴(大学・高校)
東京都出身で現在は栃木県在住のようです。
立教女学院高等学校を経て2004年に東京農業大学短期大学部栄養学科を卒業。
卒業後は4年制のバイオサイエンス学科に編入学。この頃から医師を目指したいと考えるようになります。
医学部編入の学費を貯めるため不動産会社を起業。この経験が後に経営する自身の産業医事務所の原点になります。
仕事と勉強を両立させながらアメリカ小児病院でボランティア活動を行います。このボランティアで患者と触れ合い医者をめざすというモチベーション保つことができたそうです。
帰国後、滋賀医科大学医学部へ学士編入学し、医師の道へ進まれます。
卒業後は自治医科大学付属病院に勤務。その後、宇都宮内科病院非常勤医師を経て2016年6月1日に株式会社みずほ産業医事務所設立します。
かなり異色の経歴をお持ちの医師ですね。
産業医に興味を持つようになったのは自治医大で産業医資格を取得できる講習があり、興味本位で受講したことがきっかけだそうです。
「当時は産業医の仕事が何なのかも、よくわかっていませんでした。企業で働く人には興味がありましたから、資格取得後は夫が勤務する会社に、非常勤産業医として顔を出しに行ってみようかな(笑)、くらいの軽い気持ちで始めたんです。
ところが、実際に仕事をしてみると、社員のメンタル不調の多さにまず驚きました。そこでは大学病院での精神科研修、心療内科での外来の経験が生きました。加えてメタボリックシンドロームや生活習慣病を抱える方には、栄養士の資格をもつ私だからこそ、生活習慣や栄養指導などに深くかかわることができました。つまり、これまで遠回りだと思っていた私のキャリアや経験、知識をマルチプルに応用することができると気づいたんです。
医師になるまでの遠回りした自身の経験が活かせると考え、産業医こそが自分の生きる道だと思ったそうです。

鈴木瑞穂医師のfacebookもありましたが、投稿は2018年で止まっているので、現在の詳しい情報はありませんでした。
みずほ産業医事務所代表
鈴木瑞穂医師はみずほ産業医事務所を経営しています。
こちらに詳しい業務内容が書かれています。鈴木瑞穂医師自ら会社従業員らの健康管理などにあたる産業医として働いています。
自身のこれまでの医者としての経験と経営者の目線で、企業が注意しなければいけない法律を確認し、産業医の目線で労働者の健康管理を行っています。
担当企業からの評判の高く、現在は特に企業の働き方改革への取り組みについて産業医として力を注いていたみたいです。
なせ放火を?
調査した結果、鈴木瑞穂医師は優秀な経歴で人格者でした。今回の犯行をするような人物には見えませんでした。
私の推察になりますが、仕事のし過ぎで精神のキャパを超えてしまったのでは。コロナ禍で一人の医師が出来る事を遥かに超えた相談内容がたくさんあったと思います。

企業の従業員を相手にする産業医の先生はかなりストレス溜まると聞きます。
従業員から会社の人間関係に対する苦情を延々と訴えられたり、コロナによるメンタル不良を相談されたり・・・親身に聞いてたら、ご自身のメンタルもあちら側に持って行かれる可能性は高いと思います。
コメントにはそもそも産業医はストレスがたまりやすい傾向にあるとか。
さらに鈴木瑞穂医師ですが過去のインタビューで介護の問題が発生したと話しています。
帰国後、滋賀医科大学医学部へ学士編入学し、念願の医師への道を歩き始めた。学生時代の研究成果を生かすべく、卒業後は血液内科医をめざして、自治医科大学附属病院の内科へ。
しかし、3年間しっかり臨床を学んだ頃、家族の介護の問題が突如浮上。鈴木先生が後見人となって、家族を支えなければならなくなったという。
鈴木医師が介護をしていたみたいです。現在介護問題がどうなったかは分かりませんが、精神的にも辛いことがたくさんあったみたいです。
経営者に医師に介護と1人で抱え込み過ぎて疲れてしまったかもしれませんね。
世間の反応

仕事が多忙過ぎてどうかしちゃったのかな。流石に自己のメンタルケア迄は出来ないのでしょうかね。

コロナで鬱気味の従業員のカウンセリングをしなくてはならないし、やっぱりメンタル系のお仕事はキツいですよね。

罪を償ってまた沢山の人を救ってほしい・・・。

カウンセラー(この女は医者だけど)は、精神的にダメージを負った相手にドップリ入り込んで対応するから、かなりキツいらしく、自分もおかしくなりやすい、と聞いた事が有るけど、そのパターンか?
相手の患者の分を、そのまま貰ってしまうような感じらしい
鈴木医師に同情する声が多いですね。
放火は重罪で自身の家に火をつけたとはいえ住宅街なので他の家に延焼する恐れもあるので許されいない行為ではあります。
結果的に関係ない人が怪我を負うなどはなかったので、罪を償ってゆっくり休んで欲しいですね。優秀な女性なので産業医を辞めるのもありだと思います。