ロッキング・オン・グループ代表の渋谷陽一氏が、7月14日に誤嚥性肺炎でなくなったことが明らかになりました。
音楽業界への影響は大きく、ダイアモンド☆ユカイやファンキー加藤らから追悼の声が寄せられています。
渋谷陽一氏の家族構成と、晩年の闘病生活についてまとめていきます。
渋谷陽一の妻と息子
渋谷陽一氏に関する結婚についての情報は、公にはほとんど明らかにされていません。
彼は音楽評論家、編集者、ラジオDJ、フェスプロデューサーとして活躍し、ロッキング・オン・グループの代表取締役会長を務めましたが、プライベートな生活、特に結婚や家族に関する詳細はあまり公開されませんでした。
2025年7月14日の死去に関する報道や追悼記事でも、配偶者や家族構成についての具体的な言及は見られません。
葬儀が近親者のみで行われたことや、香典・供花を辞退したことが伝えられていますが、妻や子供に関する情報は含まれていませんでした。
Yahoo!知恵袋などの一部の投稿で、音楽家の渋谷慶一郎氏が渋谷陽一の息子ではないかという質問が過去にありましたが、そのような事実はありません。
渋谷陽一の家族構成
渋谷陽一氏の父親は東京大学卒業の大和銀行員で、母親は東京都北区赤羽の大地主の娘でした。実家は東京都新宿区の目白のお屋敷街にあったとされています。
渋谷陽一氏のブログに「３人兄弟」という記述がありますが、性別や年齢は不明となっています。
現在の病状と闘病生活【死去：脳出血】
渋谷陽一氏は2023年11月に脳出血を発症し、同月17日に病気療養のため入院すると公式に発表されました。
これに伴いロッキング・オン・グループの社長職は副社長へ代行されました。
その後、2024年2月14日にNHK-FMラジオ番組『ワールドロックナウ』が渋谷氏の不在状態のまま2024年3月30日をもって終了することが明らかになります。
療養を続けながらリハビリに取り組んでいたということですが、2025年に入り誤えん性肺炎を併発。7月14日に亡くなったということです。
2023年11月 脳出血発症
渋谷陽一氏は2023年11月に脳出血を発症し、緊急入院しました。手術を受け、その後は療養を続けながらリハビリに取り組んでいました。この時期、ロッキング・オン・グループは公式サイトを通じて渋谷氏の入院を発表し、代表取締役社長の職務を副社長の海津亮氏と山崎洋一郎氏が代行することを明らかにしました。また、NHK-FMのラジオ番組「ワールドロックナウ」も渋谷氏の出演を休止し、代打DJとして伊藤政則氏が務めました。
療養とリハビリ
手術後、渋谷氏はリハビリに励みながら療養を続けていました。具体的な病状やリハビリの詳細は公開されていませんが、2024年3月には「ワールドロックナウ」が27年の歴史に幕を閉じ、渋谷氏の療養中であることが番組終了の一因として言及されました。リスナーや音楽業界関係者からは回復を願う声が多く寄せられていました。
2025年 誤嚥性肺炎併発と死去
2025年に入り、渋谷氏は誤嚥性肺炎を併発しました。脳出血後のリハビリ中に体力が低下していたことが影響した可能性が指摘されています。最終的に、2025年7月14日に誤嚥性肺炎により74歳で亡くなりました。ロッキング・オン・グループの公式発表によると、葬儀は故人の意向により近親者のみで行われ、香典や供花は辞退されました。
闘病中の活動
闘病中、渋谷氏は直接的な公の活動を控えていましたが、ロッキング・オン・グループの代表取締役会長として名を残し、2024年3月には社長職を退任し会長に就任していました。ラジオやフェスへの直接関与は難しかったものの、彼の思想や影響力はグループの活動やフェス（ROCK IN JAPAN FESTIVALなど）に引き続き反映されていました。