2024年5月21日放送の【仰天ニュース】では「セウォル号沈没事故」が取り上げられます。
乗員乗客476名のうち299名が死亡、5名が行方不明という韓国史上最悪の海難事故です。
セウォル号の運航会社の杜撰な体制や、船長やクルー達が真っ先に逃げて適切な避難誘導を行わなかった事が被害を大きく拡大させたとして逮捕されたことは、世界から大きく注目を集めました。
本記事ではセウォル号の船長だったイ・ジュンソクについてまとめていきます。
セウォル号イ・ジュンソク船長の現在
2014年4月16日の事故当時、セウォル号に搭乗していた乗務員は合計33人で、そのうち19人は非正規職でした。
船長の肩書だったイ・ジュンソク(事故当時68歳)も代替人員として投入される1年契約の契約職でした。
船長は直接の指揮の権限がなかったとも報道されているので、どうやら名ばかり船長だったみたいです。※実際の指揮権限は正規職の一等航海士だった?
そのため、被害が拡大した原因の一つにクルーの経験不足だったことが挙げられています。
主な事故原因
過積載とバラスト水の操作
運航会社の問題
船長の離席と三等航海士の経験不足
不適切な船体改造
船体検査制度の不備
船体の故障
事故当時、イ船長は操舵室を留守にしており、事故が発生した後も乗客の避難誘導をしませんでした。
避難誘導をするどころか、真っ先に脱出をはかり、海洋警察の船で最初に保護されています。
船長に死刑求刑!!
死者・行方不明者304名の大惨事となった客船「セウォル号」沈没事故で、乗客らを救助せずに先に逃げた、船長イ・ジュンソク被告に死刑を、1等航海士ら3人に無期懲役を、残りの11人に対しては、懲役15~30年を求刑した。 pic.twitter.com/gjsHhFbz13— びぃぜっとぉ (@bz1988921lmlove) October 27, 2014
一部の報道では、イ船長は船長室でゲームをしていたという証言も出ています。※イ船長は携帯電話のメッセージを見ていただけと否定
その後、イ船長は乗客を救助せず船から逃げたとして殺人罪などで起訴されます。
裁判の結果、無期懲役が確定して服役中となっています。
亡くなったという報道はないので、現在の年齢は80歳近くになっています。
セウォル号イ・ジュンソク船長の家族(娘)
イ・ジュンソク船長の家族に関する報道は日本には伝わっていません。
ネット上では娘がいるという情報がありましたが、事実かどうかは不明となっています。
仮に家族がいたとしても、現在は世間から身を隠すように生活していると考えられます。