2022年12月25日朝、埼玉県飯能市美杉台の森田さん夫婦とその娘の人が殺害される事件が起きました。
同日夜、3人に対する殺人未遂の疑いで斎藤淳容疑者(40)が逮捕されました。
今回は逮捕された斎藤淳について詳しくまとめていきます。
斎藤淳に映画監督の経歴が?
逮捕されたのは事件現場近くに住む無職、斎藤淳容疑者(40)です。
斎藤淳は現在無職で、一人暮らし。
学生時代は真面目で優等生だったそうですが、現在はほとんど周囲の人の目に触れることもなく、引きこもりがちだったそうです。
斎藤淳の詳しい経歴は現時点では不明ですが、ネット上に彼が映画監督の経歴があったという情報が拡散されていました。
2007年、彼は若き映画監督で、編集中に突然、周りと連絡を絶った。2回、この白い家まで説得に行ったのが最後やけど、顔も全然変わってない。あの作品でつまずいてから、あのまま15年も引きこもってたんやろか。未完の映画『ギフト』はまだパソコンに残ってるんやろか。なんか分かるし、つらいな。
— 西尾孔志 (@nishiohiroshi) December 26, 2022
さらには彼の作品に出たこともあるとツイートする方もいました。
ただ、その作品名を検索しても何も出てこなかったため、デマの可能性もあります。
家族構成(父 母 姉)と生い立ち
斎藤淳は両親と姉の4人家族。
事件が起きた住宅団地に家族で平成元年頃に引っ越してきたそうです。
斎藤淳の両親は10年前に離婚し、現在の自宅には斎藤淳一人で暮らしていたということです。
斎藤容疑者は、この数年はほとんど周囲の人の目に触れることもなく、引きこもりがちだったそうです。
なぜ斎藤が今回の凶行に及んだのかは判明していませんが、被害者宅では所有する乗用車が数年前から激しく傷つけられる事件が複数回発生していました。
県警が斎藤容疑者を器物損壊容疑で2022年初頭に逮捕したものの、起訴には至らなかったそうです。
最初に器物損壊事件が起きたのは3、4年前だ。近くの住人男性が語る。
「警察が現場検証をしているところに偶然立ち合ったので、明確に覚えています。被害に遭った車は赤色の高級外車だったと記憶していて、ハンパない傷でした。ボンネットから両サイド、トランクなど車の全周囲にわたって深い傷がつけられていて、一目見て、愉快犯とかいたずらだとわかるものでした。ドライバーや硬い棒状のもので力を込めてやった感じ。
そこに強い悪意や恨みを感じて、立ち合っていた泉さんに『ひどいね、これは』と声をかけるととても不安そうな顔をしていたので心配していました」また、昨年8月中旬にもほぼ同じ手口で森田さん方の車が傷つけられる事件があり、この際はニュータウンの自治会が「車両傷つけられ事件発生」として注意文書を作成、住民に回覧した。
以前の事件を教訓に設置された防犯カメラ映像に犯人らしき人物が映っていたという。前回同様、修理費用に約100万円を要したことも記載されていた。「当時、警察から犯人とされる人物の動画を見せられたが、男というだけで年齢や身長も推察できなかったし、顔からも誰かは判別できなかった。その後は警察から何も言ってこなかったので、駅前の交番まで行って確認したが犯人はまだ捕まっていないと言うし、その後も捜査に進展があったとは聞いていません」(自治会役員の男性)
更に、今年1月に再び車が傷つけられる事件が起き、器物損壊容疑で斎藤容疑者は現行犯逮捕されたのが、結局不起訴処分となった。
そして11か月後のクリスマスに起きた惨劇で、同じ男は逮捕された。被害者3人の氏名の公表が、発生から丸一日半後と遅れたのは、鈍器でめった打ちされた顔が本人と判別できないほどぐちゃぐちゃだったからだという。
なぜ一家はここまでの仕打ちを受けなければならなかったのか。