2024年6月18日放送の【仰天ニュース】では、23億円を横領した男が取り上げられます。
男の名前は長野県建設業厚生年金基金の元事務長である坂本芳信です。
坂本芳信とはいったいどのような人物なのでしょうか?
坂本芳信の現在とwiki経歴
坂本芳信は地元の高校卒業後、1995年から長野県建設業厚生年金基金に勤務。
2003年から事務長として200億円近い基金の管理に一人で携わっていました。
真面目で仕事一筋でしたが、2005年6月〜2010年9月の間に44回にわたって計約23億8300万円を横領。
坂本は真面目でしたが、融通がきかない性格だったため、職場で冷遇されていたそうです。
さらに私生活では家庭内で不和があったことなどから、横領に手を出してしまったとされています。
横領した金は、ホステスなどの若い女性に貢いだり、クラブ経営につぎ込みます。
東京の六本木や銀座、ハワイなどで豪遊。
タイにも頻繁に行き、現地では複数のタイ女性と付き合っていました。
横領した金で奢侈を尽くしていたところ、ついに加盟社が積み立てていた厚生年金基金の掛け金約23億8700万円の行方が分からないことが判明します。
坂本は自分の関与が発覚する前に基金から6000万円を引き出して2010年9月にタイに逃亡します。
タイでは付き合っていた女性の元に身を寄せますが、坂本は逃亡後も豪遊を続けたため、わずか3年でお金がすっからかんになります。
金が亡くなった坂本に愛想を尽かしたタイ人女性が警察に通報して逮捕に至りました。
逮捕された坂本は業務上横領罪などで起訴され、2014年に懲役15年の判決が言い渡されています。
現在も服役中で、2024年現在の年齢は66歳くらいになります。
横領された24億円のほとんどは回収不能となっているそうです。
坂本芳信の嫁と息子の家族
坂本芳信は結婚しており、嫁と2人の息子がいます。
家族4人で暮らしていたのですが、金を横領するようになってからは、愛人を作って遊んでいたことになります。
坂本がタイに逃亡する前の時点でたは、息子は2人とも大学に通っていたそうなので、現在は30歳を超えています。
嫁と息子が現在どのように暮らしているかは不明ですが、坂本芳信とは縁を切っている可能性が高いと思われます。