リニア建設を静岡が反対する理由を分かりやすく解説【大井川の水問題】

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2027年に東京ー大阪間の開業を目指し、建設が進むリニア建設が進むリニア中央新幹線。

総事業費9兆円のJR東海の巨大プロジェクトです。

しかし、2027年に開業するのが難しくなっています。

静岡県内の南アルプスのトンネルを掘る工事に川勝平太・静岡県知事が同意しないためです。

同意しない理由は工事による大井川の水量が減ることを問題視しています。

今回は大井川の水問題について分かりやすく解説します。

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リニア中央新幹線の概要

リニア中央新幹線とは、時速500kmで走行する 超電導リニアモーターカーにより、東京・名古屋・大阪を結ぶ新幹線のことです。

東京から大阪までが約1時間で移動できます。

東京・名古屋・大阪の三大都市圏が1時間圏内になります。

つまり、東京圏・名古屋圏・大阪圏が1つの巨大都市のように機能させようというものです。

各都市圏間の経済、産業、文化が交流して発展していくことが期待されています。

リニア中央新幹線は静岡も通るのですが、その工事を知事が反対しています。

大井川の水問題とは?

静岡県知事が反対理由は大井川の水問題のためです。

大井川は静岡県を流れる河川です。

静岡県内の南アルプストンネル工事について問題点が2つあります。
1.トンネルの湧水によって大井川の水量は減るのではないか。

2.トンネル工事によって大井川や周辺地域の環境は悪化するのではないか。

大井川の水量が減る

リニアを通過させるために、南アルプス山中にトンネルを掘る必要があります。

しかし南アルプスは大井川の水源となっています。トンネルが通ることで地下水脈が断たれ、大井川の水量が減少することを静岡県が危惧しています。

静岡県民の6分の1にあたる62万人が大井川流域に住み、水道水、工業用水、農業用水も大井川の水が利用されています。

大井川の水が減ると静岡県民にとっては死活問題となります。

過去に静岡ではトンネル工事により水が枯れてしまったこともあります。

「丹那トンネル工事」の影響で水が枯れてしまい、農業ができなくなった過去があります。

専門家によっては、トンネル工事をしても大井川の水量に変化はない、水が減少しても戻すことが出来る唱える方もいます。

しかし、過去の経験からトンネル工事に慎重にならざる得ないのです。

大井川や周辺地域の環境の悪化

南アルプスには氷河期由来の動植物が生息、生育しており、手付かずの豊かな自然環境が残っています。

トンネル工事の開発により生態系に影響が出るのではないかと問題視されています。

南アルプスは、厳しい気象条件とアプローチの不便さなどから開発も進んでおらず、それが固有の生態系の保全に寄与してきたとも言われている。その裏返しとして、小規模の開発でも生態系のバランスを壊しやすく、一度失った生態系のバランスは回復が極めて難しいという脆弱性を有している。

一度生態系が崩れると、生態系のバランスは回復が難しいそうです。

2つの問題点から静岡はリニア開設のの工事に慎重になっています。

さらに静岡ではリニアの停車駅がありません。

リニアが通る東京、神奈川、長野、岐阜、山梨、愛知には駅ができますが、静岡にはありません。

リニア開通のメリットがなく、リスクの方が大きいのです。

静岡県が叩かれている?

リニア建設が遅れているために誹謗中傷がSNSに書き込まれたそうです。

4月下旬に開かれた専門家会議の初会合の後、会員制交流サイト(SNS)やニュースサイトのコメント欄に誤った情報や誹謗中傷の書き込みがあるとの連絡が複数寄せられた。「(大井川流域の)酒造や製茶業者は勝手に困って野たれ死ねばいい」「県民も早く死んだ方が社会のため」などのコメントもあった。鉄道関係の専門知識を持つと思われる人が「リニア建設を邪魔されている」と思い込んで書き込んだとみられる事例もある。

           引用元:https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/767720.html

静岡県民にとっては死活問題です。誹謗中傷は止めましょう。

静岡県知事にも非がある?

リニアの問題は冷静な話し合いが必要なのですが、静岡県知事が感情的に話してしまっています。

開業の延期が避けられない情勢の中、事態の打開を目指して10日、国交省の藤田耕三事務次官が川勝知事を訪問し、水資源や自然への影響が軽微と認められる範囲で速やかに工事を認めるよう提案しました。 しかし知事は…

川勝知事「坑口は本体工事と一体とみなすという共通理解があります」

藤田事務次官「これでは足りないとか、具体的にこういう心配があるとか、追加的にどういう条件が必要なのかといろいろな話ができる。ただダメだと言われても先に進めない」

川勝知事「工事をすると言っても出来る状態ではない。本末転倒というか現場を全然踏まえてない議論だと思う」

藤田事務次官「今できることを進めておく…」

川勝知事「今できることは作業員の安全を確保することでしょ」

藤田事務次官「そのことと(工事に必要な)条例の手続きとはどう関係するのか」

結局議論は平行線となり、国交省が大井川の流域の市町と直接対話を求めて終わりました。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7f9abe15759c035deec6bccbe30bf6a26646f3e4

水問題は実際にあります。そこが重要な論点です。

しかし途中から工事の安全について発言して、論点がずれてしまいました。

これでは駄々を捏ねているように見えてしまいます。

静岡県民からも批判が出ています。

冷静に話し合う必要があります。

リニアに関する世間の反応

まとめ

今回リニアの問題点についてまとめました。

この問題は各々が自分の考えがあると思いますが、冷静に話し合い、何が問題のなのか見極める必要があると思います。

閲覧ありがとうございました。

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