2025年11月18日放送の【ザ!世界仰天ニュース】では、講談社元社員「朴鐘顕(パク・チョンヒョン)」が妻を殺害した事件が取り上げられます。
朴鐘顕は2016年に妻・佳菜子さん(当時38)を殺害したとして殺人の罪に問われ、2025年3月に懲役11年の判決が確定しました。
しかし、朴鐘顕は一貫して無罪を主張しており、世間では有罪判決について疑問を持つ方もいます。
本記事では朴鐘顕と妻・佳菜子さんのプロフィールと事件の真相について、詳しくまとめていきます。
朴鐘顕の顔画像とプロフィール
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項目
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詳細
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生年月日
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1975年7月22日(2025年現在、50歳)
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出身地
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大阪府堺市(在日韓国人3世)
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国籍
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韓国籍
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家族
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妻:佳菜子さん(事件当時38歳、2016年死亡)。4人の子ども(当時幼児から小学生)。両親は実業家で、母親が経営する企業の取締役を務めていた。
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学歴
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大阪府立三国丘高等学校卒業
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職業
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元講談社社員(漫画雑誌「モーニング」編集次長)。ヒット作『GTO』などの編集に携わった敏腕編集者として知られる。事件後、退職。
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朴鐘顕(パク・チョンヒョン、韓国語表記:박종현)は、在日韓国人男性で、優秀な漫画雑誌編集者として知られていました。
講談社に入社後、コミック誌「モーニング」の編集部で活躍。『GTO』をはじめとする人気作品の編集を担当し、次長にまで昇進。漫画業界で高い評価を得ていました。
妻・佳菜子の顔画像とプロフィール
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項目
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詳細
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生年月日
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1978年頃(事件当時38歳)
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出身地
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不明(関西地方出身と推測される)
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国籍
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日本国籍(朴被告との結婚前は日本人)
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家族
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夫:朴鐘顕(当時41歳)。子ども:4人(長男・長女・次男・次女、当時3歳~10歳)。実父:会社員(事件後、メディアに出演し「朴君を疑ったことは一度もない」と証言)。
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学歴
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不明
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職業
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専業主婦(出産後は育児に専念)
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朴被告と佳菜子さんは2000年代初頭に結婚しました。4人の子どもをもうけ、東京都文京区の戸建て住宅で暮らしていました。
佳菜子さんは子育てと家事に専念し、 家族や近隣住民の証言では「明るく優しい母親」「子どもたちに愛情を注ぐ人」と評されていました。
事件前には「産後うつ」の兆候があったと一部で報じらましたが、診断歴は不明。第4子出産後(2013年頃)に体調を崩し、睡眠不足や育児ストレスがあったとされています。
事件直前には「夜中に徘徊する」「奇声を発する」などの行動があったと、朴被告は供述しています。
朴鐘顕のwiki経歴
朴鐘顕は両親ともに経営者でセレブな生い立ちでした。
父親は焼き鳥店や薬局、母親もパチンコ店を手がけていました。
朴は有名進学校の大阪府立三国丘高校から京都大法学部に進み、卒業後の1999年4月に講談社へ入社します。
人気漫画雑誌「週刊少年マガジン」の担当を務め、2009年には別冊少年マガジンの創刊に携わり、「進撃の巨人」、「聲の形」、「七つの大罪」など人気漫画の連載に関わっていました。
逮捕時も「モーニング」の編集次長を務めていました。
事件概要と真相
2016年8月9日未明、東京都文京区の閑静な住宅街にある3階建て戸建て住宅で、朴佳菜子さん(当時38歳)が死亡。
夫の朴鐘顕(当時41歳、講談社「モーニング」編集次長)は、119番通報で「妻が階段から落ちた」と説明したが、救急隊が到着した際、佳菜子さんは既に死亡しており、首に明らかな圧迫痕、尿失禁の痕、血痕が確認されます。
警視庁は現場の状況から他殺を疑い、同日中に朴を逮捕。殺人罪で起訴されました。
1. 夫婦口論 → 2. 朴被告が佳菜子さんの首を両手で圧迫 → 3. 窒息死 → 4. 遺体を階段へ運び、転落を偽装 → 5. 手すりにタオルをかけ自殺を装う
朴は「妻は産後うつで精神錯乱。包丁で襲われたため押さえつけた。逃げた後、戻ると階段でタオル首吊り自殺。私は何もしていない」と主張。
裁判でも子供たちの「パパは優しかった」「ママは最近泣いてばかり」「パパを信じている」という手紙が提出され、佳菜子さんの実父は「朴さんを一度も疑ったことはない。娘の体調が悪かったのは事実。孫たちのためにも真実を」と主張しました。
また、第三者が指摘する事件の疑問点も話題になり、事件の真相について注目が集まっています。
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疑問点
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詳細
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① 動機の不在
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夫婦仲は良好と周囲証言。経済的・不倫的トラブルなし。なぜ殺す必要があったのか?
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② 現場の不自然さ
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– 遺体は階段中段に横たわり、頭部に外傷なし(転落なら不自然) – タオルは手すりに2重に巻かれ、結び目が複雑(自殺なら困難)
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③ 被告の行動
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– 119番通報は死亡から約1時間後(なぜすぐ呼ばなかった?) – 子ども4人を2階に避難させた(殺意あるなら不自然)
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④ 精神医学的検証の不足
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佳菜子さんの「産後うつ」は診断なし。事件前夜の行動(徘徊・奇声)は被告供述のみ
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⑤ 最高裁の「差し戻し」理由
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2022年、最高裁が「審理不尽」で高裁に差し戻し。これは極めて異例(過去10年で1例)。「何か見落としがあった」と示唆?
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判決
裁判では検察の主張は、夫婦は事件前夜に口論となり、朴被告は寝室で妻の首を両手で圧迫して窒息死させ、その後、遺体を階段付近に移動し、転落事故を装ったという。階段の手すりにかかっていたタオルは、自殺を偽装するための工作だとされた。
一方、朴被告は一貫して無罪を主張。「妻は産後うつで精神的に不安定になり、包丁を持って襲ってきたため押さえつけた。子どもたちと2階に逃げた後、戻ると階段の手すりでタオルを使って首を吊っていた」と供述し、自殺だと訴えます。
一審(2019年3月28日、東京地裁・裁判員裁判)
控訴審(2021年6月24日、東京高裁)
最高裁による破棄差戻し(2022年11月15日)
差戻控訴審(2024年7月18日、東京高裁)
最終判決(2025年3月12日、最高裁)
これにより、朴鐘顕被告の殺人罪(懲役11年)が法的に確定した。法廷では被告が「無実だ! 私は何もしていない!」と絶叫し、退廷する場面があった。
手紙の内容
2025年11月18日放送の仰天ニュースでは、服役中の朴鐘顕が番組宛てに手紙が紹介されます。
放送後、手紙の詳しい内容を追記します。