2025年11月16日(日)午前10時頃、東京都港区赤坂3丁目の雑居ビル地下にあるライブハウス「カーサ・クラシカ」の入口前で、47歳のアマチュア女性歌手が、男に刃物で複数回刺される事件が発生しました。
事件後、犯人とみられる男は逃走していましたが、11月22日に殺人未遂の疑いで、陸上自衛官の大津陽一郎(43)が逮捕されました。
大津陽一郎とはどのような人物で、被害者との間に何があったのでしょうか?
詳しくまとめていきます。
大津陽一郎の階級
氏名:大津陽一郎(43歳)
住所:東京都練馬区土支田4丁目
職業:陸上自衛隊朝霞駐屯地に所属する現職自衛官(2等陸曹)
被害者との関係:知人関係(詳細なトラブル歴は現時点で報じられていない)
容疑:殺人未遂
供述:「私はやっていません」「職場にいました」などと容否認
大津陽一郎は、2000年3月に陸上自衛隊に入隊した20年以上のキャリアを持つ中堅自衛官です。現在の階級は2等陸曹です。
入隊してからほとんどが朝霞駐屯地での勤務で、災害現場で重機を使った道路修繕などを担う施設大隊に配属されてきました。
青森県八戸市で6年間働いた後、24年3月からは再び第1施設大隊に所属。
現在はブルドーザーやクレーンなどの装備資機材の管理を担当していました。
知人によると、大津は休日にも職場に出かけるほど仕事熱心で、仕事の前日には酒を飲まないなど真面目な人物でした。
事件があった16日は休日で、翌日以降は通常通り出勤していたそうです。
嫁(妻)・子供の家族
大津陽一郎は職場から2キロ離れた一軒家(東京都練馬区土支田4丁目)で妻子とともに暮らしていました。
小さな子供が複数人おり、近所の住民からは「大家族として有名なお宅」と認知されていました。
近所付き合いも良く、笑いが絶えない幸せな家庭だったそうです。
大津陽一郎の親族は、マスコミの取材に対し、以下のようにコメントを出しています。
結婚して、妻と小さな子供がいる幸せな家庭を築いていた大津陽一郎はなぜ、このような凶行に及んだのでしょうか?
大津陽一郎の自宅住所
大津陽一郎の自宅は東京都練馬区土支田4丁目にあります。
自宅の外観が公開されていますが、住所までは特定されていません。
女性歌手は誰?
被害者の女性歌手(47歳)は、事件当日、ライブハウス「Casa Classica(カーサ・クラシカ)」にライブに出演するため訪れていました。
出演予定だったのはクラシック/ポップス系の女性ボーカルユニット**MUSE(ミューズ)**のメンバー2名+ゲスト1名の計3名でした。
MUSE:Yumi(ボーカル&フルート)
MUSE:miyu(ボーカル&ピアノ)
ゲスト:Wendy Saeko(ボーカル)
被害者はこの3人のうちの1人とみられていますが、警察はプライバシー保護のため氏名・詳細を公表してません。
MUSEのYumiについて
Yumiさんボーカル&フルート担当。
東京音楽大学声楽科卒のOGで、クラシックベースの演奏が特徴です。
年齢・本名は非公表となっています。
Yumiさんは、Youtubeチャンネルを開設しており、概要欄には「音楽療法士&社会福祉士&精神保健福祉士のYumiです。」と自己紹介が記載されていました。
MUSEのmiyuについて
miyuさんは、ボーカル&ピアノを担当しています。
Yumiさんと同じく東京音楽大学声楽科卒のOGです。
年齢や本名は非公開となっています。
miyuさん個人のSNSアカウントは確認できませんでした。
wendy saekoについて
Wendy Saeko氏に関する詳しい情報は、バークリー音楽大学オンラインコース修了ということしか判明していません。
名前を検索しましたが、経歴や活動歴、本名・年齢の情報は出てきませんでした。
大津陽一郎と被害者の関係
逮捕された大津陽一郎は、被害者の女性歌手について「9年ほど前に知り合った」と供述しています。
しかし、詳しい関係性は明らかになっておらず、動機も不明となっています。