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ココ山岡ダイヤ事件の社長の現在とデート商法まとめ【顔画像】

2022年10月4日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で、ココ山岡のダイヤ買取事件が取り上げられます。

 

 

ココ山岡ダイヤ事件とは、株式会社ココ山岡宝飾店がデート商法を用いてダイヤ買取の詐欺を行った事件です。

いったいどのような事件だったのか?詳しくまとめていきたいと思います。

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ココ山岡ダイヤ事件とは?

ココ山岡が設立されたのは1967年。

普通の宝飾店でしたが、1981年から宝石店のココ山岡は買取商法を実施。

 

販売促進のために、CMを盛んに放送し、テレビ番組で商品を提供するなど積極的な販売手法を取っていきます。

 

その知名度は大きく上がり、事業は全国に展開するようになります。

しかし、5年後買い戻し商法という売り出し方法が詐欺にあたり、事件になってしまいました。

 

※5年後買い戻し商法とは、購入すれば5年後に不要になれば購入金額をそのまま返金するという商法

 

 

ココ山岡は価値の低いダイヤを、高価格で販売。

鑑定書もココ山岡でしか通用しないものを渡していました。

初めのうちは買い戻すという契約も問題なく行われていたのですが、バブルが弾けて以降、売りたいという人が急増。

 

売り上げよりも買い戻し額の方が高くなり、ココ山岡は買い戻すことができなくなり破産しました。

 

鑑定書がココ山岡でしか通用しないということで、ダイヤの価値がとても低くなり、売っても大したお金にならないという状況が発生してしまいます。

売上額から10万人以上の方が被害に遭ったとされています。

 

また、ココ山岡は独身男性をターゲットに絞ったデート商法を行っていました。

 

ココ山岡のデート商法では女性店員3人が1組となって行われることが多かったそうです。

 

店のカウンターの前などを男性が通ると、美人女性店員が用事があるように呼びかけ、どの宝石のデザインがいいかアンケートを取ります。

 

別の女性店員がアンケートの情報を利用し、男性客に支払い能力があるかを確認

支払い能力があった場合、弁がたつ女性店員がダイヤの購入を迫る
 

 

ココ山岡ダイヤ事件の社長の現在

ココ山岡は債務超過に陥り、1997年1月9日に自己破産を申し立て、翌日に破産宣告が下りました。

 

全店舗が閉鎖され、負債総額は約526億円でした。

 

消費者の手元には、価値の低いダイヤモンドしか残らず、人によっては多額のローンも残るという事態を引き起こしてしまいました。

 

そして、ココ山岡は経営難であることを認識しながら、買い戻し特約付でダイヤモンド販売を行なっていたことが詐欺罪にあたるとして、3人が重い罰を受けました。

 

・本間夏樹元副会長:懲役5年6ヶ月(控訴せず判決確定)
・森下展男元社長:懲役2年実刑(控訴)
・原義邦(関連会社社長):懲役3年実刑(控訴)

 

森下展男社長ら3人の現在については、詳しいことは不明・

顔画像も明らかになっていませんでした。

 

森下展男社長は2000年に47歳だったので、2022年現在は69歳となります。

 

2007年にはココ山岡の破産手続きが完了しており、現在、ココ山岡は存在していません。

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