2023年11月22日放送の【世界の何だコレ!?ミステリー】では2018年に話題になって「鬼こけし」が取り上げられます。
そこで本記事では鬼こけしを作成したとされる物部天獄と両面宿儺の都市伝説についてまとめていきます。
物部天獄(鬼こけし)は実在する?wiki経歴
2018年、オークションサイトに謎の鬼こけしが、「こけし 物部天獄 鬼こけし」というタイトルで出品されました。
出品者 説明文
明治期の蔵に保存されていたものです。
物部天獄と銘が書かれています。
年代物ですので傷や汚れなど画像で確認してからご入札ください。
高さ 約23cm
幅 約10cm
物部天獄というのは、実在したか分からない都市伝説上の人物です。
物部天獄の逸話
・大正時代~明治時代の人間で、宗教団体の教祖だった
・奇形児の遺体をリョウメンスクナと称し本尊としていた
・リョウメンスクナを用いて、日本そのものに呪いをかけていた
明治時代から大正時代のあるカルト教団の教祖ではないかと、ネット上でまことしやかに言われていますが、本当に実在した人物かどうかは不明となっています。
そんな都市伝説上の人物である物部天獄が作ったとされる鬼こけしが、オークション出品されて話題になったのですが、偽物の可能性も指摘されています。
こけしのこわい話書きたくて調べてたら物部天獄作、鬼こけしがヤフオクに出てたって話が。しゃれきいてて笑った。贋作だけど(笑)もっとこわい見た目の鬼こけしを小説に出してみようっと(笑)
— 前世は特攻隊の生き残り。戦争に人生を狂わ (@Richard0812) March 12, 2019
鳴子こけしの伝統的な柄が達筆に描かれてるのに、サインだけこんな汚いなんて、無い無い。物部天獄とやらの布教用だとしてこんな粗悪な改造品にサインする程度の人なら阿保だし、呪いの為だとしたら自分の名前入れたら自分に降り掛かる訳でやっぱり阿保。贋物でも本物でも阿保。早く届かないかな。
— 由乃 夢朗 (@yumerou_cos) January 18, 2022
リョウメンスクナ とか 物部某氏は知らないけど、鬼こけしとして紹介されてたこけしは、宮城県の鳴子こけしじゃない?首を回してみたらキュッキュッて鳴るかもよ。 滋賀県で手にいれた話は分からないけど。#何だコレミステリー
— 小林ゆうこ (@divinejuice) November 17, 2021
両面宿儺の都市伝説
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テレビ見てたら
リョウメンスクナ出てきて
テンションぶち上がりました#何だコレミステリー #両面宿儺 #呪術廻戦 pic.twitter.com/soWjAntiFq— 希てぃ (@pinkitty109MFS) November 17, 2021
2018年に話題になった物部天獄の鬼こけしですが、実は2005年に2ちゃんねるに投稿された都市伝説「リョウメンスクナ」との関連性が指摘されていました。
2005年の2チャンネルに物部天獄を教祖とするカルト教団が、リョウメンスクナを作ろうとしていた書き込まれます。
さらに2015年9月21日にはネット掲示板に建築現場である寺から
「リョウメンスクナを封ず」と書かれた黒ずんだ長い木箱が置いてあったと投稿されます。
中には両手をボクサーのように構えた、ミイラらしきものが入っていたとか。
このミイラを作ったのが「物部天獄(もののべてんごく)」ではないかと話題になりました。
#両面宿儺 の歴史
720年 日本書紀に初めて両面宿儺という鬼神が記される
2005年 ネット上の都市伝説としてリョウメンスクナが登場
2019年 #呪術廻戦 で両面宿儺が登場呪術廻戦における両面宿儺は、ネット上の都市伝説に登場するリョウメンスクナが元ネタであり、日本書紀の両面宿儺とは別物。 pic.twitter.com/wGmBZ8qR7Z
— S君。ああああ (@gifu_hida) November 23, 2021
2005年と2015年に物部天獄が両面宿儺を作ったという書き込みと、2018年の鬼こけしにの底に書かれた物部天獄が一致したことから、大きな話題になったということのようですね。