2025年11月18日午前10時40分頃、福岡県八女市星野村吉城付近の山中で、小型機が墜落し、3人が死亡する事故が発生しました。
11月23日に亡くなった3人の身元が判明し、「にしんそば」で知られる京都市の「松葉」の経営に携わっていた松野泰治さん(74)が亡くなったことが明らかになりました。
辻泰三さん(64) 会社役員
岡本光さん(76) アルバイト
本記事では松野泰治さんについて、詳しくまとめていきます。
松野泰治さんのwiki経歴
松野泰治さんは、4代目として「松葉」の経営を引き継ぎ、代表取締役を務めていました。
松野さんは伝統を守りつつ、現代の観光客や地元民に対応した運営を進め、にしんそばの普及に尽力。インタビューなどでは、にしんそばの起源や京都の食文化について語り、「今では全国で食べられるが、京都が発祥地」との自負を述べていました。
公式サイトによると、松野さんは1984年に4代目に就任。
2022年に代表取締役を退任し、会長職に就いていました。
いつ会長職から退いたかは不明ですが、現在は無職と報じられています。
にしんそば・松葉について
松野家のそば屋「松葉」は、文久元年(1861年)に初代・松野与衛門が南座の西隣に開業したのが始まりです。当初は一般的な蕎麦屋でしたが、明治15年(1882年)に2代目・松野与三吉が「にしんそば」を考案・発表。
これが京都の名物として全国に広がるきっかけとなりました。
にしんそばは、内陸部の京都で貴重なタンパク源として、北前船で運ばれたニシンの棒煮をそばの下に敷く独自のスタイルで、素朴ながら歴史的な深みのある一品です。
松野泰治さんのプロフィール
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項目
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詳細
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本名
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松野 泰治(まつの たいじ)
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生年月日
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1951年(詳細な月日は非公表)
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享年
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74歳
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出身地
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京都府(松野家は京都の商家)
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居住地
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京都市西京区(事故前)
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職業
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元代表取締役(そば店経営)、引退後無職
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家族
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非公表(後継者への引き継ぎありと推測)
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趣味・特技
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非公表(そば文化の普及活動が主)
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- 生い立ち: 1951年に京都の松野家に生まれ、家業のそば屋「松葉」に早くから関与。松野家は江戸時代末期(文久元年、1861年)から続く商家で、初代・松野与衛門が南座近くに開業したのが起源です。明治時代に2代目が「にしんそば」を考案し、京都の名物として定着させました。泰治さんはこの伝統を4代目として継承。
- キャリア: 長年「総本家にしんそば・松葉」(京都市東山区四条大橋東入ル川端町192)の代表取締役を務め、150年以上の歴史を守りました。にしんそば(ニシンの棒煮をそばの下に敷く独自スタイル)の普及に尽力し、観光客向けの運営やギフト商品の展開を推進。京都国際観光レストラン協会会員として、食文化の遺産を現代に繋げました。
嫁子供の家族
松野泰治さんは京都の老舗商家「松野家」の4代目として生まれ育ち、家業のそば店「総本家にしんそば・松葉」を継承しました。
家族構成の詳細は非公表ですが、後継者への引き継ぎが進んでいたことから、子供や親族が事業に関与している可能性が高いです。
5代目の松野博さん、現在の代表取締役である松野和代さんとは血縁関係である可能性が高いですが、関係性(親子 兄弟など)は不明となっています。
事故概要
- 事故発生日時: 2025年11月18日
- 場所: 福岡県八女市星野村の山中
- 被害者: 松野泰治さん(京都市西京区、無職、74歳)をはじめ、神戸市北区の岡本光さん(76歳)、京都市下京区の辻泰三さん(64歳、食品加工会社役員)の計3名。3人は知人関係にあり、操縦者は捜査中です。
- 経緯: 小型機が墜落し、機体が炎上。福岡県警と運輸安全委員会が原因捜査を進めています。