7月30日に、ミャンマーで日本人の久保田徹(26)さんが拘束されたと報じられました。
久保田徹さんはドキュメンタリー映像作家で、抗議デモの様子を近くで撮影していたところ、ミャンマー人2人とともに拘束されます。
久保田徹さんとはどのような人物なのでしょうか?
久保田徹の出身大学やプロフィール
久保田徹さんは1996年生まれの神奈川県横浜市出身です。
2011年~2013年:Westside Christian High School
2014年:学習院高等科卒業
2019年:慶應義塾大学卒業
2018~2020年4月:University of the Arts London(MA Documentary Film)
学生時代よりロヒンギャ難民問題などのドキュメンタリーを制作。
取材相手からの信頼も厚く、国内外から高く評価されてきた映像作家です。
ミャンマーへの渡航目的は、長年撮影を続けてきたドキュメンタリーの取材とのこと。
7月14日にミャンマー・ヤンゴン入りし、撮影を行っていたそうです。
久保田徹の経歴と作品まとめ
久保田さんは慶應大法学部在学中の2014年よりロヒンギャ難民の取材を開始し、ドキュメンタリー制作を始めます。
2019年からはロンドンの大学院でドキュメンタリーを学んでいましたが、中退。
2020年3月にコロナ禍の影響でロンドンから帰国した久保田さんは活動の拠点を日本へ戻すことを決意。
以降国内外でディレクターやカメラを担当し、札幌国際短編映画祭ほか、国内外の映画祭にて出展多数しています。
《新作ドキュメンタリーが放送されます》
初の長編『東京リトルネロ』をDocuMemeで共同制作しました。コロナ禍の地上を這い続けることで、初めて自分の国と向き合えた気がした。
NHK #BS1スペシャル にて10月11日(日)20時~20時49分の放送です。 https://t.co/inYw5ypJLN— 久保田徹 Toru Kubota (@torukubota23) October 8, 2020
2019年にはEmpathy Trip(2019)に最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
昨日、コロナ禍で延期されていた「アジア国際青少年映画祭(AIYFF)」の授賞式に参加しました。青少年というには際どいですが、Empathy Trip(2019)に最優秀ドキュメンタリー賞をいただきました。#aiyff pic.twitter.com/yTUePhF30X
— 久保田徹 Toru Kubota (@torukubota23) June 7, 2021
2020年には熊本の豪雨災害ボランティアに参加。
2022年7月13日に成田空港からヤンゴンへ渡航。
7月14日にミャンマーのヤンゴンに到着し、撮影を始めていました。