2025年8月3日頃から、広陵高校野球部でいじめ・暴力事案が起きていたとい噂がネット上で広がりました。
8月5日に広陵高校が産経新聞の取材に暴力事案があったことを認めました。
本記事では暴力事案の内容を詳しくまとめていきます。
広陵高校野球部いじめ・暴力事案の内容
・時期: 2025年1月20日~22日
・場所: 広陵高校野球部の男子寮内
・内容:上級生11名が1年生2名に対し集団暴力を加えたとされる。暴力行為には殴る・蹴るなどの直接的暴力、及び「便器や性器を舐めろ」といった屈辱的・侮辱的な要求が含まれていた。金銭要求(例:衣類購入の口止め料として1,000円など)もあったと報告されている。
・発覚経緯:1月23日、寮の点呼で一部部員の不在が発覚し、寮監や保護者から学校および高野連に報告された。被害者やその保護者がSNSやオンライン署名サイト(Change.org)を通じて事件を公表し、問題が表面化した。
・学校・高野連の対応:学校側は公式HPでの詳細説明や謝罪会見を行わず、SNSコメント欄を制限するなど、隠蔽体質との批判を受けている。加害者部員は通常通り活動を継続し、2025年夏の甲子園出場を目指している。
・転校の事実: 被害者のうち少なくとも1名が、2025年5月に別の学校に転校したとされています。
被害者の1年生が寮でカップラーメンを食べるという禁止行為をしたことがきっかけで、暴力事案が起きてしまったみたいです。
被害者の1年生が禁止事項を守らなかったのは、よくありません。
しかし、その罪に対する罰があまりにも大きすぎますね。集団リンチなどもってのほかです。
8月上旬にXで暴力事案の噂が拡散される
7月末頃から、被害者の親と思われるインスタや、あるXアカウントが、広陵高校野球部のいじめ問題に関する投稿をしました。
重要資料・情報を拡散しているアカウント
Instagram:被害生徒親 ※加害者が特定されるような投稿はしていない
X(1):関係者からの聞き取りと報告書類
X(2):報告書類
現在、警察が捜査中であるという情報も出ています。
警察も捜査中とのこと😅🦁
甲子園から少年院行きかな?pic.twitter.com/fo28lESrT2— Masa (@masanews3) August 4, 2025
加害者の名前と顔画像が拡散【誰?】
2025年8月3日頃から、XやThreadsなどのSNSプラットフォームで、広陵高校野球部のいじめ事件に関与したとされる上級生11名の名前や顔写真が一部のアカウントによって拡散されています。
被害者の親と思われるアカウント(例:Threads「whatisjustice0122」)は加害者の詳細を明かしていません。
しかし、上記で触れた二つのXアカウントが、関係者からの聞き取りと報告書類などを投稿してしまい、加害者の名前や顔画像が特定されてしまっています。
広陵高校の野球部でいじめ隠蔽があったとSNSで拡散されて加害者だと名前や顔写真を晒されています。が、事実でもデマでも名誉毀損罪なる危険があります。最初の投稿を借金に例えるとリポストは連帯保証人になりますというボタンです。追い詰めるのは正義ではなく制裁。制裁を加える権利はありません。
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) August 4, 2025
被害者保護やプライバシー保護の観点から、加害者の実名を公開することは慎重であるべきです。また、事件の詳細や加害者の特定については、学校や高野連が公式な声明を出していないため、現在の情報は主にSNS上の告発や署名活動に基づいています。これらの情報は真偽が不明な場合も多く、誤った情報が拡散する可能性もあるため、注意が必要です。
被害者の親の願い
被害者の親と思われるインスタアカウントは「whatisjustice0122」です。
こちらのインスタアカウントでは、日記の形で不祥事に関する切実な想いが綴られています。
インスタ投稿内容まとめ
・事件の詳細と被害の深刻さ:被害者は10人以上の上級生に囲まれ、手を後ろにさせられ、100発以上の暴行を受けた。被害者は厚着をして腹筋に力を入れることで耐えたが、不意の攻撃だった場合「救急搬送や死に至っていた可能性」を警察から指摘され、親は恐怖と後悔を感じたと記述。暴行は「ただのドツキ合い」ではなく、命に関わる重大なものだったと強調。
・学校側の対応への不満:転校後、広陵高校や加害者の保護者からの謝罪や連絡は一切なし。学校は事件を報告したが、高野連に提出した報告書と被害者側に提供した報告書の内容(例:関与人数)が異なり、隠蔽疑惑を指摘。保護者会での報告義務があったが実施されず、「口外しないよう警告」だけがあったと主張。
・高野連の対応への失望:高野連は事件を把握し、厳重注意処分を下したが、活動停止などの実質的な処罰はなし。暴行に関与した上級生の半数以上がベンチ入りし、春季大会や夏の甲子園予選に出場していることに怒りと悲しみを表明。
「自県を守るための忖度があるのでは」と疑問を呈し、誰も被害者を守ってくれない状況に憤り。
・法的対応と家族の決断:被害者家族は法律相談を行い、被害届を提出する方向で家族会議を実施。警察は「県を代表する強豪校の事件は社会的にも大きな扱いになる」とし、所轄署から本部を巻き込んだ捜査を行うと約束。ただし、大会期間中のため加害者の調書が任意で、警察の動きが遅れていると報告。被害者本人は「道端で殴られたら被害届を出すのが普通」と考え、被害届提出を選択。
・親の心情:「息子は学校に行けなくなり転校したが、加害者は大会に出場している」ことへの怒りと悲しみ。「ルールを破ったことは反省しているが、集団暴行は別問題」と主張し、黙って我慢すべきではないとの思いを表明。「今更掘り返すのは大人げないのか」と自問しつつ、正義を求める決意を綴る。
被害者の親は加害者が特定されるような状況を望んでいません。