2025年11月13日発売の「週刊新潮」（デイリー新潮配信）で、小島浩資氏（東海テレビ放送会長、66歳）が、複数の女性社員に対するセクハラ行為が報じられました。
この報道は、フジテレビの性加害問題の余波として、フジ系列準キー局である東海テレビの内部文化を指摘するものです。
本記事では小島浩資氏の経歴と、セクハラ騒動について詳しくまとめていきます。
小島浩資のwiki経歴
小島浩資（こじま ひろし、1958年12月16日生まれ）は、愛知県出身の実業家で、主に放送業界で活躍しています。
- 学歴: 1981年、名古屋工業大学工学部卒業。
- 1981年: 東海テレビ放送（THK）に入社。主に営業部門を担当し、局内の基盤を築く。
- 2011年: 取締役東京支社長に昇格。東京支社の責任者として、首都圏事業を統括。
- 2015年: 常務取締役経営企画局長に就任。経営戦略の立案・実行を担う。
- 2016年: 常務取締役秘書室長兼経営企画局長。秘書業務を追加で兼務。
- 2017年: 専務取締役総括兼東京担当。局全体の総括役を務め、東京事業を強化。
- 2019年6月: 代表取締役社長に就任（前任: 内田優氏）。社長在任中は、地元東海地方を舞台としたテレビドラマ（例: 「オトナの土ドラ」シリーズ）の推進に注力。フジテレビジョン取締役、中日新聞社非常勤取締役、共同テレビジョン非常勤取締役なども兼任。
- 2023年頃: ビデオリサーチ取締役に就任。
- 2024年6月: 代表権のある会長に昇格（社長: 林泰敬氏）。東海テレビの代表メッセージでは、地域密着型のコンテンツ制作（ドラマ、スポーツ、ドキュメンタリー）とCSR活動を強調し、「地域でいちばん愛され、信頼されるテレビ局」を目指す姿勢を示しています。
- 2023年7月: 放送協議会（放協）会長に就任（前任: 武田信二・TBSテレビ会長）。
小島浩資氏は現在も東海テレビの会長として、フジテレビ系列の準キー局（東海3県対象）を統括。
社会福祉法人東海テレビ福祉文化事業団理事長、一般財団法人東海テレビ国際基金代表理事も務めています。
入社以来、営業畑でキャリアを積み、局の成長に貢献した人物です。
セクハラ疑惑の報道
- 女子アナの接待動員: 2022年春頃、スポンサー企業（自動車関連A社）のトップが東海テレビの看板女子アナ（報道では「B」と匿名）のファンだったため、小島氏（当時社長）が主催した会食にBアナを「接待要員」として強引に参加させた。会食では、年配のスポンサーらにBアナが囲まれ、キスやハグの強要などの過度な接触が発生したと、関係者の証言。
- 20代既婚女性へのキス強要: 局内の飲み会で、20代の既婚女性社員に無理やりキスをせがむ行為。証拠写真があり、小島氏本人は取材に対し「これは俺だね」と行為を認めつつ、「当時はセクハラの認識がなかった」と釈明。
- 妊娠中女性への不適切発言・行為: 妊娠中の女性社員のお腹に頬を寄せ、「俺の子か？」と発言。証拠写真付きで、局内の「セクハラ飲み会」文化の一例として指摘。
- その他の行為: 複数の女性社員（アナウンサー含む）への身体接触や不適切な発言が複数回。東海テレビOBや関係者によると、小島氏の在任中、局内でこうした「飲み会」が常態化していた可能性が高い。
これらの行為は、フジテレビの類似問題（中居正広氏関連の性加害疑惑）と連動して報じられ、放送業界のコンプライアンス不備を象徴する事例として注目を集めています。X（旧Twitter）上でも、即日拡散され、「フジ系列の伝統か」「辞任を」との批判が相次いでいます。
小島氏の反応と局の対応
- 小島氏: 取材に対し、一部行為を認め「認識がなかった」と述べる一方、詳細な謝罪は避けています。過去の経歴（東海テレビ入社以来の営業畑）から、局の成長に貢献した人物ですが、今回の報道でイメージ悪化が懸念されます。
- 東海テレビ: 公式コメントとして「事実関係を確認していない」とし、具体的な調査や処分は発表されていません。
女子アナBは誰で名前は？
小島浩資氏に関する報道（特に2025年11月の週刊新潮記事）で言及される「女子アナB」は、東海テレビ放送の看板アナウンサーを指すと思われますが、記事では具体的な実名（本名）は明かされていません。
- 背景: 2022年春頃、スポンサー企業（自動車関連のA社）のトップがこの女子アナBのファンだったため、小島会長（当時社長）が主催した会食にBアナを「接待要員」として強引に動員。会食では、年配のスポンサーらにBアナが囲まれ、過度な接触（例: キスやハグの強要）が発生したと報じられています。このエピソードは、フジテレビの性加害問題と連動して、東海テレビのコンプライアンス問題として注目を集めました。
- Bアナの特徴:
- 東海テレビ所属の人気女子アナウンサー。
- 年配視聴者を中心に根強いファン層を持ち、局の「看板」的存在。
- 報道では「B」と匿名表記されており、プライバシー保護のため実名非公表。
自動車関連のA社にも注目が集まっていますが、会社名は特定されていませんでした。