北海道・知床半島沖で行方不明になった観光船「KAZUⅠ(カズワン)」。
現在、乗客11人の死亡が確認されていますが、死亡した1人が会津若松市の28歳の男性だったことが明らかになりました。
死亡が確認されたのはリオン・ドールコーポレーションの取締役小池駿介さん(28)です。
小池駿介さんは「リオン・ドールコーポレーション」社長の息子
リオンドールは、会津若松市を本拠地とするスーパーマーケットで福島県や新潟県などで店舗を展開しています。
亡くなった小池駿介さんは同社社長の長男で、2019年からリオン・ドールコーポレーションの取締役を務めていました。
リオン・ドールによると小池さんは当時、仕事で北海道に出張中。
仕事の息抜きに知床まで足をのばし今回の事故に遭遇したということです。
小池駿介(リオンドール)の経歴と大学高校
小池駿介さんは1993年生まれで、県立会津高校出身。
高校時代の同級生によると、小池さんはサッカー部に所属しムードメーカーだったそうです。
同級生は「交友関係が広く、皆から好かれる存在だった」と話しています。
高校卒業後は慶応大学に進学。
大学卒業後は東京の総合人材サービス会社に勤務し、転職希望者のカウンセリングを担当。
真面目な性格で誠実な対応が顧客から信頼され、優秀人物だったそうです。
小池さんは数年前に家業を継ぐため退社。
自分が好きなウイスキーを学ぶために本場のスコットランドに行くと話し、「自社ブランドを出したい」と夢を語っていたそうです。
小池駿介さんには結婚を約束した彼女がいた
朝日新聞によると、小池さんには結婚を約束していた彼女がいたそうです。
男性は「家業を継ぎ、色々やりたいことがあると話していた。いまだに信じられない……」と言葉を失った。女性は「二度と会えないなんて思わなかった。もっと連絡を取り合っていたら」と後悔を口にした。「結婚を約束した女性もいた。将来ある人の命が奪われ、本当に残念です」と言葉を絞り出した
リオンドールについて
リオン・ドールコーポレーションの歴史は、初代社長・小池嘉吉が明治25年(1892年)に喜多方菅原町にて興した小池漆器店が始まりでした。
四代目となる現社長は小池信介氏です。
小池駿介さんは小池信介氏の長男ということになるようです。
【政経東北最新号より】年商539億円の食品スーパー「リオン・ドール」(会津若松市)。だが、小池信介社長はメディア対応に消極的で、その内情はベールに包まれている。決算情報や業界関係者のコメントなどを基に、今後の展望を探った。#政経東北#リオン・ドール#栄川酒造#ライオンドー pic.twitter.com/pmrUehWG7b
— 月刊政経東北(株式会社東邦出版) (@seikeitohoku) February 7, 2022
小池信介社長らはあまりメディアに露出するようなことはなく、詳しいプロフィールは不明でした。
小池社長の年齢は2021年6月時点では63歳だったことが明らかになっています。
スーパーを展開するリオン・ドールコーポレーション(会津若松市)は14日、榮川酒造(磐梯町)の株式約80%を取得し、親会社となった。榮川は同日、株主総会と取締役会を開き、代表権のある会長に小池信介リオン・ドールコーポレーション社長(63)が就いた。 https://t.co/qEvkXepeUl
— 田舎の空 (@inakanosora) June 15, 2021
小池駿介さんの顔画像
小池駿介さんの顔画像は公表されていません。
facebookを確認したところ、同姓同名のアカウントは複数ヒットしましたが、本人と断定できるアカウントは見つかりませんでした。