漫画家・笠井スイ先生が2025年9月12日に亡くなったことが明らかになりました。
お知らせ
笠井スイは9月12日に永眠いたしました。
ご報告が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
葬儀は近しい者にて執り行いました。生前、笠井スイを支えてくださいましたファンの皆様、関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。
親族一同
— sui kasai * 笠井スイ (@kasai_sui) September 28, 2025
本記事では『笠井スイの病気と死因|顔画像と性別は女性|wikiプロフィールと経歴』と題して、笠井スイ先生について詳しくまとめていきます。
笠井スイの病気
笠井スイ先生は、長年、精神的な疾患に苦しんでおり、主な病気は双極性障害Ⅱ型(躁うつ病のひとつで、軽躁状態と抑うつ状態が交互に現れる)です。
2010年代初頭に発症が明らかになり、これが連載休載の主因となりました。
自身でnoteに綴ったところによると、休載から約8年(2020年頃)の時点で「山積みの問題の前に力尽き」ており、精神科の閉鎖病棟に半月ほど入院。
入院目的は「双極性障害の診断確認、発達障害や他の併発疾患の有無を徹底的に調べる」ということでした。
FANBOXでは「漫画描きと病人の二足のわらじ」として、リハビリテーションの過程を公開し、ファンに生存戦略を共有していました。
noteに入院の時のことを投稿しました。
長文な上にごちゃついていて読みにくいかもしれませんが…自分のための忘備録としても書いておきたかったので。お暇なときにでもよろしければ。閉鎖病棟のベッドで、白い深淵と会った|笠井スイ @kasai_sui #note https://t.co/2YPj0VO6Uf
— sui kasai * 笠井スイ (@kasai_sui) June 26, 2022
笠井スイの死因
死因については、公式発表(親族のX投稿)で具体的に明かされていません。
笠井先生が亡くなった原因に双極性障害が関係しているかは不明となっています。
笠井スイの顔画像と性別は女性
笠井スイ本人の顔画像は公開されておらず、公式プロフィールに写真は掲載されていません。
笠井スイ先生の性別は女性です。
笠井スイ先生には妻がいる
笠井スイ先生は、私生活ではパートナー(妻)と一緒に暮らしていたみたいです。
「だから〇〇ちゃんも、一緒に暮らしたいなって人と暮らしていいんだよ、男の人でも女の人でも大丈夫なんだよ」
などといきなりすっ飛ばした性教育(?)をぶちかましたりしてました。その後幼女は私の上着をひん剥いて出てきた腕の傷をしげしげとなぞり、どうしたのと聞くので「熊と戦ったんだよ」→— sui kasai * 笠井スイ (@kasai_sui) July 25, 2024
妻の名前は「沖乃青」さんです。
笠井スイのwikiプロフィールと経歴
名前:笠井 スイ(かさい スイ)
性別:女性
生年:1984年(詳細な月日は不明)
出身:長野県(実家は標高900m以上の山奥の限界集落に近い地域で、バスが週1本の辺鄙な場所)
職業:漫画家(主にファンタジーや日常を描いた作品で知られる)
デビュー:2008年10月、『Fellows!』(エンターブレイン)創刊号の読切「花の森の魔女さん」
笠井スイ先生は、長野県の山奥で育ち、中学時代からコマ割りなどの漫画制作に没頭するなど、幼少期から創作意欲が強い少女でした。
高校・大学時代の詳細は公表されていないが、同人誌活動を2007年頃から開始し、商業デビューへつなげます。
- 2007-2008年:同人活動期
同人誌で『Story Teller』シリーズや『猫とパンケーキ』などを発表。猫をモチーフにした繊細な物語が特徴で、後の作風の基盤を築く。 - 2008年:デビュー
エンターブレインの『Fellows!』創刊号で読切「花の森の魔女さん」を発表し、プロデビュー。デビュー作には猫が2匹登場し、作者の嗜好が表れる。以降、『月夜のとらつぐみ』などの短編を同誌に寄稿。 - 2009-2012年頃:連載本格化
『Fellows!』で初連載『ジゼル・アラン』をスタート(全5巻)。20世紀初頭のヨーロッパ風ファンタジーで、上流階級のヒロインが下層社会の仕事をこなすユニークな内容が人気を博す。新人離れした精緻な作画で注目を集め、コミックナタリーで原画展も開催された。 - 2010年代中盤以降:休載と闘病・復帰の試み
2012年頃、病気療養のため『ジゼル・アラン』が休載(約8年続く)。療養中もnoteやFANBOXで精神的な苦闘を綴り、2018年頃に短編集『名もなき羊たちの町』『マリア様のいない町』を発表。リハビリとして展示会や物販(アリスブックス経由)を行い、ファン支援を募る。 - 2025年:逝去
9月12日に永眠。親族が公式Xで報告し、葬儀は近親者のみで執り行われた。ファンからは「ジゼル・アラン大好きだった」「優しい作品に救われた」などの追悼の声が相次いだ。