梯沙希(かけはしさき)の生い立ちや現在|母親と元夫やインスタ裏アカ

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2020年6月に3歳の長女を自宅アパートに9日間置き去りにして衰弱死させた保護責任者遺棄致死の罪に問われている梯沙希(かけはし さき)被告(26)。

2022年2月9日に判決が言い渡されることもあり、1月末頃からネットニュースなどで梯沙希被告の名前を目にする機会が増えましたね。

そこで今回は梯沙希被告の生い立ちや事件が起こった経緯などをまとめていきます。

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梯沙希が3歳の長女・稀華(のあ)ちゃんを9日間放置

事件が起きたのは2020年6月5日~13日の間です。

この9日間の間、梯沙希被告は自分の長女・稀華ちゃんを東京・大田区の自宅アパートに放置し、脱水症と飢餓で死亡させた、保護責任者遺棄致死の罪に問われています。

梯沙希は稀華ちゃんを放置したまま鹿児島に9日間旅行に行きます。

旅行の目的は交際相手の男性に会う為でした。

梯被告に子供がいることはごく限られた人物しか知らず、当時交際していた男性は梯被告に子供がいることは知らなかったようです。

 

旅行から 帰宅した梯被告は、心肺停止の稀華ちゃんを見つけ、自ら通報して事件が発覚しました。

 


死因は高度脱水症状と飢餓で、胃の中は、ほとんど空で、脱水症状を起こしていたとみられ、おむつのかぶれがひどかったそうです。

また、当時の自宅アパートはゴミ屋敷状態で酷い環境だったことが明らかになっています。

梯沙希(かけはしさき)の生い立ち


梯沙希は宮崎県出身。

幼少期に宮崎県の高岡町に住んでいました。

家族構成は実母と継父と弟の4人暮らし。

沙希は母親から虐待を受けており、小学2年生のときに両親は沙希への傷害容疑で逮捕されています。

この逮捕により、両親は離婚。

沙希は児童相談所に保護された後、県内の児童養護施設で高校まで過ごします。

高校卒業後に上京して就職し、親族との繋がりはほとんどなくなります。

梯沙希は2016年に当時交際していた自動車関係で働く男性との間にできた稀華ちゃんを出産します。

稀華ちゃんを出産した後に交際していた男性と籍を入れますが、すぐに離婚します。

離婚後、梯沙希は居酒屋で働きながらシングルマザーとして稀華ちゃんを育てていました。

梯沙希が稀華ちゃんを虐待していたかは不明ですが、放置することが多くなったようです。

親族との縁は切れているため、頼る人おらず、次第にネグレクトの傾向を強めていきます。

稀華ちゃんに2歳児健診を受けさせず2019年3月に保育園も退所させています。

新型コロナウイルスの感染拡大で当時勤めていた居酒屋での勤務が減って生活が苦しくなり、

お金を増やそうとスロットに出かけるなど長女を部屋に残して外出する回数が増えていたそうです。

そして、2020年6月に事件が起きてしまいます。

沙希被告が前述の鹿児島旅行から帰宅した後、稀華ちゃんが亡くなっているのを発見。

沙希被告は子供を放置していたことがバレないように証拠隠滅や嘘の供述をしていたとも週刊誌が報じています。

「沙希容疑者が自宅に戻ったのは6月13日の午後3時ごろですが、通報までに50分ほどようしています。その間に鹿児島の男性との携帯履歴を削除。稀華ちゃんのお尻は汚れたオムツのつけっ放しが原因でタダれていましたが、新しいモノに交換しました。

当初、任意の聴取に対し『娘は数日前から体調を崩し、おかゆを一口ぐらいしか食べられなかった。咳を何度もしていた。病院に行くおカネがないので家で面倒をみていた』と説明していました。しかし偽装工作が発覚すると供述は一変。『死ぬとは思わなかった。留守にしても大丈夫だと思った』と話しています」(前出・記者)

中略

警察の取り調べに対し、沙希容疑者は反省した様子をみせていないという。供述もウソばかりだとか。

「職業も当初『無職』と話していました。勤務先の居酒屋にバレ、仕事を失うのがイヤだったのでしょう。鹿児島に8日間もいて娘を放置したことに関しては、こう供述しています。『満席で飛行機のチケットが取れず帰れなかった』と。新型コロナの影響で、どの飛行機も空席だらけで満席のはずがない。自分の罪を隠そうと、ウソの証言ばかりを重ねているんです」(前出・記者)

FRIDAY

梯沙希の現在と母親と元夫

梯沙希は2022年1月27日に初公判が東京地裁で開かれています。

起訴状などによると令和2年6月5日ごろ、長女の稀華(のあ)ちゃんを置き去りにして出かけ、同12~13日に脱水症状や飢餓により死亡させたなどとしている。

梯沙希被告は起訴内容を認めています。

 

1月28日の第2回公判では稀華ちゃんの父親で梯被告の元夫であるAさんの証人尋問が行われました。

元夫の名前などは明らかになっていませんが、

付き合ったのは「俺は基本、着けないから」と避妊具を着けない男だった。避妊してと言えなかった。

16年11月、長女の稀華(のあ)ちゃんが誕生し、入籍したが、「おまえ、邪魔なんだよ。消えろ」「俺は仕方なく結婚したんだよ」と言われた。たたかれたり、首を絞められたりした。「やっぱりうちはずっとこうなんだな。うちが我慢していればいいんだなと思いました」。

 

元夫も碌な男ではなかったことが裁判で明らかになりました。

Aさんは証人尋問で「自分に原因があった」と涙ながらに離婚の理由を「暴力や暴言」と認めたそうです。

名前や顔画像は不明ですが、タレントのように整った見た目で、沙希被告とラーメン屋で知り合い交際に発展しました。

 

28日の公判には梯沙希の母親も証人として出廷する予定でしたが、「やむを得ない事情」で出廷しませんでした。

代わりに、梯被告の逮捕後に作成されたという実母の供述調書と、尋問に備え準備されていた報告書などが読み上げられました。

その内容が、あまりにも酷いものだったことが文春オンラインで報じられています。

「沙希は私が高校のころにできた子。1人で産んでどうしようと不安や孤独を覚えた。17歳で出産したが、経済的にも力がなく、宮崎の施設に入れた。平成14(2002)年、沙希が小学校に入学するとき、当時の夫とともに沙希を引き取った。小学校2年生になると、沙希は人の家に勝手に上がり込んで『お父さんとお母さんはいない』、『ご飯を食べさせてもらってない』と嘘を言い、ご飯を食べさせてもらっていたことがわかった。しっかり食べさせていたのでショックを受けた。私も当時は若く未熟だったこともあり、急に育児に戸惑いが生まれた。どう育てていいか分からず、沙希に対して感情的になり、腹を立てるように。積もり積もって、言うことを聞かない沙希に、手で顔を殴るなど暴力を振るうようになった。一度や二度ではない……」(梯被告の実母の調書より)

文春オンライン

 

 

 

裁判で梯沙希被告が元夫からの暴力と母親からの虐待があったことを明らかにするために元夫と母親の証人尋問が行われたようですね。

母親は出廷しませんでしたが。

検察側は「酌むべき事情だが、刑事責任を低下させるものではない」として懲役11年を求刑。

一方、弁護側は「虐待などで形成された心理状態が影響していて、それほど強く非難できない。懲役5年が相当」と主張しています。

判決は前述の通り、2月9日に言い渡されます。

梯沙希(かけはしさき)の母親

梯沙希被告がしたことは許されませんが、被告の母親もそうとうですね。

母親の名前などは明らかになっていませんが、母親が高校生のときに生まれたのが沙希被告です。

沙希被告はすぐに施設に預けられ、小1のとき、母親の元に戻りますが、虐待が始まります。

 

沙希被告が反抗的な態度をとると、

・口を針で刺される

・包丁で刺される

・風呂に沈められる

・階段から落とされる

 

小学2年の夏休みに母親は同居していた男に「言うことを聞かんのやったら、縛れ」と言われ、梯被告を正座させ、後ろ手にして手や膝をガムテープで縛ります。

さらに、「おしっこやうんちをされたら困る」とごみ袋に入れて風呂場に放置されます。

食事も何日間も与えず、沙希被告は痩せ細り、同居の男からは「難民みたいや」と言われる。

以上のように沙希被告も壮絶な虐待を受けていたことが判明しました。

 

弁護側は最終弁論で、虐待や施設での生活により被告には愛されて育った経験がなかったと主張しましたが、実際その通りだったかもしれません。

 

もしかしたら、沙希被告の母親も虐待された経験があったかもしれないですね・・・

 

母親を庇護するわけではないけれど。
育て方が分からないから同じことをしてしまうんでしょうね。
このお母さんが子ども時代にフォローや心のケアがあれば違う未来もあったのかも、しれないと思う。

 

こういう人って愛に飢えてるから愛を求めて次々と男を探して子供が出来てしまうループだと思う。こういう人間に育てた親も裁く制度を作ってほしい。

 

沙希被告に同情する声もありますが、沙希被告は事件後に証拠隠滅を図った痕跡や嘘の供述もあります。

裁判所はどのような判決を言い渡すのでしょうか?

梯沙希(かけはしさき)のインスタ裏アカ

事件後に梯沙希被告のインスタが特定されましたが、現在は削除されてしまったようです。

インスタの裏アカも特定されたようですが、こちらも現在は削除済みでした。

 

二つのインスタには沙希被告や娘の画像が投稿されていましたが、表のアカウントは娘の投稿はなく、沙希被告が1人で遊びに出かけた投稿が多かったという当時の書き込みがありました。

裏アカの方は親子の写真が投稿されていました。

子供いることを周りに知られないように、使い分けていたかもしれません。

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