2022年7月31日放送の【ザ・ノンフィクション】では千葉県にある「いしいさん家」という認知症や統合失調症などの患者を預かる介護施設が取り上げられます。
「いしいさん家」を運営しているのは石井英寿(ひでかず)さん(47)です。
【宅老所を知ってますか?】
一軒家を使い、高齢者達が住んだり、通ったり皆で生活しています。
介護士や看護師だけでなく、利用者家族や、子ども、ボランティアなど沢山の人が集まります。ぜひ多くの方々に宅老所を知ってほしいです。
お気軽に見学にお越しください😊https://t.co/unYsKR6zEN— 石井英寿@宅老所いしいさん家 (@manahanasou) March 27, 2019
そこで今回は石井英寿さんについてまとめていきます。
ノンフィクション・石井英寿の経歴
“ありのまま”を受け入れるという方針で、施設を運営する石井英寿さん(47)は、“介護業界の異端児”と呼ばれているそうです。
石井英寿さんは1975年3月19日生まれの埼玉県川口市出身です。
高校時代に所属していたラグビー部の監督の紹介で、介護施設のボランティアをすることに。
そこで、目の見えないおばあちゃんが笑ってくれたことがきっかけで介護職の道を志すようになります。
淑徳大学社会学部社会福祉学科卒業後に介護老人保健施設で相談員・介護職として8年間勤務。
施設の画一的な介護の在り方に疑問を抱くようになり、2005年に退職。
同年10月に有限会社オールフォアワンを設立。
2006年1月1日に千葉県千葉市花見川区の住宅街の民家で、縦割りの社会ではなく、赤ちゃんからお年寄りまでの居場所作りを目指し、『宅老所いしいさん家』を開所。
同年5月に居宅介護支援事業所『いしいさん家の介護相談室』開所。
同年9月にお泊りの家開始。
2008年2月に自宅を開放して、『宅幼老所みもみのいしいさん家』開所。
2011年1月に国分塗装店に、『お泊りの家』『みもみのいしいさん家』を引っ越します。
同年5月に日中一時支援事業『みんなのいしいさん家』開所。
2014年7月に託児所開所。
2017年12月には訪問看護事業もスタート。
石井英寿さんは「いしいさん家」の運営だけではなく、様々な分野で活動されています。
僕が年老いて、介護される側になったときのことをいつも考えてる。
介護保険制度内だからとか、集団生活だからとかとを言い訳にして、
思考停止にならないで、均衡点を探してね。
と、スタッフには伝え続けている。 pic.twitter.com/2jRPnDDJN4
— 石井英寿@宅老所いしいさん家 (@manahanasou) July 3, 2022
石井英寿妻や家族
石井英寿さんは、結婚しており、4人のお子さんもいます。
結婚した妻は、大学卒業後に勤務していた介護老人保健施設で同僚だった「香子」さんです。
御家族で協力して施設の運営にあたっているようです。
いつも誰が主の調理当番だか、分からなくなる。
ボラ、家族、日中一時や介護保険の利用者…
スタッフいらないのが究極の地域ケア。ケアじゃないか、暮らし。
いつかそうしたい。僕らは少しだけ支えればいい。 pic.twitter.com/v29LnngGuo
— 石井英寿@宅老所いしいさん家 (@manahanasou) June 21, 2022