2022年5月26日放送の『アンビリバボー』では全日空機高知空港胴体着陸事故が取り上げられます。
2007年3月13日に高知空港で発生したこの事故の内容は、
全日本空輸(ANA)の1603便の前輪故障で前輪が下りないまま着陸に成功したといったものです。
そこで今回はその時の機長・今里仁(いまざと ひとし)さんについてまとめていきます。
今里仁機長の現在
事故当時、今里仁機長は36歳でした。
生年月日:1971年生まれ?
出身:熊本県芦北郡芦北町出身
学歴:熊本県立八代高校、航空大学校
今里機長は三人兄弟の末っ子で、実家はクリーニング店だそうです。
父親の名前は新一さん(当時70歳)、母親はトシエさん(当時66歳)
1995年にエアーセントラル(全日空の関連会社)入社し、パイロットとして勤務。
1996年にエアーセントラルの前身の中日本エアラインサービスで
フォッカー50の副操縦士、
2003年にDHC8の機長になっています。
今里仁機長の現在については不明でした。
現在もパイロットとして勤務しているのか?
facebookも確認しましたが、本人と思われるアカウントは見つかりませんでした。
今里仁機長の画像と全日空機高知空港胴体着陸事故の動画
後輪が接地したあと、できるだけ機首を上げたままにして、減速するまで、胴体を下ろさなかったのが凄いですね。
今里機長はギリギリのバランスで操縦されていたのだと思います。
当時36歳という年齢でのこのテクニックはとても素晴らしいと賞賛されました。
今里機長の顔画像が気になりますが、どうやら公開されていないみたいです。
事故直後は機長の名前は明かされていなかったそうなので、マスコミの前に機長が出ることもなかったみたいです。
後に事故の原因は車輪を格納する扉にボルトがついていないことによるものと判明。
機種はカナダ製のボンバルディアDHC8-Q400型機で過去の事故率が高い機種でした。
今里仁機長はアナウンスで乗客に燃料が残り10分程度になったことを伝え、落ち着いた声で段取りと注意事項と、胴体着陸を成功させる自信を伝え、乗客を安心させます。
胴体着陸に成功した後、今里仁機長は「決められた通りにやりました」と、会社に対しこう冷静に報告したそうです。
使用機材:ボンバルディア DHC8-Q400
機体記号:JA849A
製造年:2005年
フライトプラン:大阪国際空港午前8時10分発・高知空港午前8時55分着
運行担当:エアーセントラル(現在のANAウイングス)
コールサイン:ALL NIPPON 1603
乗員:4名
乗客:56名