2025年8月10日、広陵高校（広島）の堀正和校長は、兵庫県西宮市内で記者会見を行い、第107回全国高校野球選手権大会（甲子園）への出場辞退を発表しました。
この決定は、野球部員による暴力行為や、SNS上で拡散された監督・コーチからの暴力や暴言に関する情報が背景にあります。
本記事では堀正和校長の経歴と会見内容、家族構成についてまとめていきます。
堀正和校長のwiki経歴
名前：堀正和
年齢：2025年時点で推定63歳
出身大学：城西大学理学部数学科（埼玉県の私立大学）
出身高校：非公開
主な職歴
1985年：広陵高等学校に教員として着任。以来、約40年にわたり同校に勤務し、教諭、主幹教諭、教頭を経て校長に就任（就任時期は2010年代、詳細不明）。
1995年：広島市教育委員会の派遣でアメリカ視察に参加。
1997年～2001年：広陵高校野球部の部長を5年間務める。現野球部監督の中井哲之氏とこの時期に協働。
2008年：文部科学大臣優秀教員表彰を受賞。
2013年：教頭としてICT導入や学力向上プロジェクトに携わる。
2023年頃～：広島県高等学校野球連盟（高野連）副会長に就任（正確な就任時期は不明だが、2023年以降に副会長として活動）。
その他の役職：中国高等学校・中学校ゴルフ連盟会長。
2025年8月：広陵高校野球部の暴力問題を受け、広島県高野連副会長の辞任を申し入れ。
堀校長は、理系出身の論理的思考を活かし、教育改革や学力向上に尽力。
生徒や地域からの信頼が厚く、共感力のあるリーダーとして評価される一方、2025年の野球部暴力問題への対応で「隠蔽疑惑」や「高野連副会長としての影響力による処分軽減」といった批判も受けています。
堀正和校長の会見内容まとめ！
・謝罪と辞退の理由：堀校長は、野球部員間の暴力行為（2025年1月に2年生部員4人が1年生部員1人に対して胸や頬を叩くなどの行為）や、監督・コーチに関連する新たな暴力・暴言の情報がSNSで拡散されたことを「重く受け止め」、出場辞退を決定したと述べました。ただし、「新たな事実が発覚したわけではない」と強調しました。
・指導体制の見直し：学校は指導体制の抜本的な見直しを行い、再発防止に全力を尽くすと表明。中井哲之監督については、第三者委員会の調査結果が出るまで「指導から外れる」ことが了承されています。
・広島県高野連副会長の辞任：堀校長は自身が務めていた広島県高等学校野球連盟の副会長職の辞任を申し入れたことを明らかにしました。
・謝罪の姿勢：会見では、堀校長が10秒以上頭を下げて謝罪し、高校野球ファン、日本高野連、朝日新聞社、広島県高野連など関係者に多大な迷惑をかけたことを深く詫びました。
広陵高校は1回戦で旭川志峯に勝利していましたが、SNSでの騒動の拡大や文部科学相のコメント（「大変遺憾で、決して許される行為ではない」）を受け、2回戦（津田学園戦）への出場を辞退しました。 この出場辞退は、甲子園大会開幕後の辞退としては史上初のケースとされています。
結婚や妻・子供
堀校長が結婚しているかどうか、妻や子供の有無や詳細（名前、職業など）は一切公開されていません。関係者の証言で「家族を大切にする人物」との記述はありますが、具体的な家族構成は明かされていませんでした。