辺見マリさんが過去の「洗脳詐欺騒動」についてテレビで洗いざらい喋ったことが話題になっています。
そこで本記事では辺見マリさんの洗脳騒動についてまとめていきます。
辺見マリの洗脳騒動まとめ
1969年に歌手としてデビューした辺見マリさんは、1972年に西郷輝彦さんと結婚します。
2人の間には、長男と長女の「えみり」さんが生まれますが、1981年に離婚します。
辺見マリさんは、離婚の慰謝料を貰うこともなく、仕事が激減し、精神的な不安が長く続きます。
そんななか、辺見さんのマネージャーSが「ぼくの知り合いで神様と話せる人がいるんですけど、会ってみませんか」と、辺見さんに持ち掛けます。
辺見さんが紹介されたのは、祈祷や霊視などで人の悩みを解決する「拝み屋」のKという女性でした。
Kは九州在住の当時40代女性。
夫と子供がいる。
辺見さんは、1988年6月22日に指定された都内ホテルで、Kと出会います。
Kは祈祷や霊視などの怪しげな話を一切せずに、辺見さんの悩みや不安に黙って耳を傾けます。
安心した辺見さんはKに頻繁に相談するようになります。
辺見さんは感謝の気持ちとしてお金を渡そうとしても、Kは拒否。
辺見さんのKに対する信頼は深まっていきます。
しかし、これらはすべて相手の信頼を勝ち取るためのKのテクニックででした。
ある日、いつものように相談に訪れた辺見にKは「神様の声が聞こえました。娘さん(えみり)の目が見えなくなりますよ」と言います。
帰宅後、辺見さんがえみりの視力を測ると1.5から0.1に低下していました。
他にも家族しか知らない話を次々と言いあてられた辺見は、徐々に「本当に神様の声が聞こえているのかもしれない」と、Kの話すことを全て事実と思い込むようになります。
辺見さんが自身に全幅の信頼を寄せていることを感じたKは、辺見さんに金銭を要求するようになります。
Kは辺見さんに何度も金銭を貢がせます。
その後、kは突如姿をくらませますが、新たに拝み屋Aが辺見さんの前に現れます。
辺見さんは、Aにも金銭を貢ぎます。
この時、辺見さんは何度も金銭を貢いでいたことから、感覚がマヒしてしまい、Aにも貢いでしまったそうです。
辺見さんはおよそ13年間で、KとAに5億円もの大金を貢ぐことになります。
辺見マリが洗脳から解放された経緯
辺見マリさんが洗脳から解放されたのは、拝み屋Aと一緒に始めたダイエット教室がきっかけでした。
ダイエット教室の入会金はAが100万円に設定します。
かなり高額ですが、予想以上に生徒が集まります。
入会した生徒はちゃんと痩せたためダイエット教室自体は成功するのですが、拝み屋Aはこれ以上辺見からお金を搾り取れないと思ったのか、生徒から集めた入会金2000万円を持ち逃げしてしまいます。
これまで拝み屋Aに何億円と搾り取られても従ってきた辺見さんでしたが、生徒のお金が盗まれてしまったことから、初めて拝み屋に怒りがわきます。
この怒りがきっかけで洗脳から解放されます。
その後、辺見さんは警察に捜査を依頼しますが、拝み屋は見つかっておらず、お金も戻ってきていないそうです。
辺見マリを洗脳した拝み屋Kは誰?
辺見マリさんの洗脳に関わった主要人物は3名します。
拝み屋KとA、そして拝み屋Kを紹介したマネージャーSです。
3人のイニシャルは明かされていますが、実名は公表されていません。
3人の実名について調査したところ、ネット上では拝み屋Kが神田、拝み屋Aが安藤だと言われています。
ただ、本名ではなく犯罪用の偽名の可能性が高く、実名は明らかになっていません。
拝み屋と白装束集団との関係
辺見マリさんは拝み屋に洗脳されていた頃、白装束姿で集団生活をしていた時期がありました。
拝み屋Kが九州在住だったこともあり、世間を騒がせた『パナウェーブ研究所』との関連性も疑われています。
少ししつこいようだが、事実はともかく電磁波ガー!ってのに強烈な違和感があったけど、昔「パナウェーブ研究所」ってカルト集団が「スカラー電磁波ガー!」とか言って世間を風靡した事があったんだよな💧
それが未だに脳裏に焼き付いている私😓 pic.twitter.com/SG2yaQe3Kj— atsushi@🇧🇷SP州西 (@TOsOw06XfkwCWaL) July 29, 2024
しかし、拝み屋Kと白装束集団の関連性は何も見つかっていません。