2021年10月31日、東京・調布市を走る京王線の電車内で服部恭太(当時24歳)が、乗客を刃物で刺したうえ、液体を撒いて火をつける事件を起こしました。
服部恭太は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、「殺人未遂」「銃刀法違反」「現住建造物等放火」の罪で起訴されました。
そこで本記事では服部恭太についてまとめていきます。
服部恭太が起こしたジョーカー事件の概要
2021年10月31日のハロウィーン当日、映画「バットマン」シリーズの悪役ジョーカーに扮した服部恭太は東京都調布市を走行中の京王線特急電車内で、乗客1人を刺して車両に火を付けました。
現行犯で逮捕された服部は「殺人未遂」「銃刀法違反」「現住建造物等放火」の罪で起訴。
裁判では、服部が2020年11月の自身の誕生日に、9年間交際していた女性から婚約を破棄されたこと、勤務先の会社で2021年6月に顧客対応のトラブルが原因で部署異動を指示されたことが明らかになりました。
彼女との破局と、仕事関係のトラブルにより人生に絶望した服部は、「死刑になりたいと考え、人を殺さなくてはいけないと思うようになった」と話します。
服部には2023年7月に懲役23年の判決が下され、検察側、弁護側双方が控訴しなかったため、刑が確定しています。
服部恭太の彼女は「かなちゃん」?【顔画像】
服部恭太には中学から9年間交際していた彼女がいました。
服部恭太は中学時代に陸上部に所属しており、彼女は同じ陸上部に所属していた後輩でした。
服部恭太の彼女については、特定された服部恭太のfacebookアカウントから彼女らしき女性の画像が確認できました。
モザイクで加工してありますが、こちらの女性が服部の元カノだった可能性が高いです。
ネット上にはモザイク無しの画像も出回っており、清楚で可愛い見た目でした。
元カノの名前は服部恭太のfacebookの投稿から「かな」さんではないかと言われています。※名前が「かな」と確定しているわけではない
服部恭太と彼女が破局したのは事件が起きる1年前で、どうやら服部恭太の誕生日に彼女の方から別れを切り出されたそうです。
破局当時、服部と「かな」さんは同棲しており、両家の顔合わせもしていました。
入籍の時期なども概ね決まっていたのですが、「かな」さんは、『金銭的に余裕のある人がいい』と別れを切り出したそうです。
破局してから半年後、「かな」さんは別の男性と結婚したということです。
服部恭太の生い立ち
服部恭太は福岡市出身で、福岡市博多区の団地で暮らしていました。
生年月日は1996年11月8日生まれといわれています。※真偽不明
両親が離婚しており、母親と妹の3人で生活していました。
服部恭太は中学時代は陸上部に所属し、砲丸投げの選手でした。
高校時代は空手部に所属し、空手部主将を務めていました。
高校を卒業後は大学へは進学せずに専門学校へと進みます。
専門学校卒業後は介護ヘルパーの仕事に就いていたという事です。
介護ヘルパーとし働いていましたが、何らかの理由で退職してしまいます。
退職後はネットカフェの店員や派遣での携帯電話関連会社のコールセンターなど勤務先を転々とします。
服部はネットカフェで働いていたときに、シャワールームにカメラを仕掛けて女性客を盗撮する事件を起こし、2017年12月に摘発されています。
摘発される半年ほど前にも盗撮をしてトラブルを起こしていたという事なので、盗撮を何度も繰り返していたみたいです。
ネットカフェ退職後はコールセンターで働くようになりますが、2021年6月に客からのクレームを受けたことがきっかけで退職。
7月中旬頃に福岡市の実家を出て、神戸市と名古屋市のビジネスホテルでそれぞれ1ヶ月ほどを過ごします。
その後東京都八王子市へと移動し、1ヶ月ほどホテルで過ごした後の10月31日に京王線無差別刺傷事件を起こしました。
事件を起こす1年前には、上記で触れた通り9年間交際していた彼女(かなちゃん?)と破局しています。